2017年12月28日木曜日

2017年の損益


今年の確定利益して増加した資産は、現金も含めた全体でみれば、+3%未満でした。損切りはありませんでした。
利益の3分の2程度が鎌倉新書のNISA枠での売却益ですが、それも今も持っていれば、倍の利益になっていたと思うので、反省点です。
その教訓を活かして、VIXインバースETN(2049)は、まだ保有しています。

現在の含み損益でみると、(主にVIXインバース(2049)とオリジナル設計(4642)の含み益が)100万円程度ありますが、それをいれてもインデックスには倍以上の成績で負けました。
もし、年初に全財産でS&P500指数か日経平均のETFでも買っていれば、約20%の利益を得られたはずなので、やっぱりインデックス最強なのかもしれません。

さて、クラウドクレジットで円建てで9.5%の案件がでました。しかし、いつもの「東欧金融事業者支援ファンド」で、期間が19ヶ月もあります。今出資している同じ東欧~ファンドよりも利回りが高いので、少し迷いましたが、コンタンゴ状態の2049なら、1月程度で10%程度上昇するので、わざわざ19ヶ月もここで眠らせるのはもったいないと思って、買いませんでした。はやく新種の円建てファンドを出してもらえないですかね。

分散投資しないで、2049一辺倒にしていると、コツコツドカンとやられそうですが、しばらく動かず持っておこうと思います。

2017年12月22日金曜日

NISA残枠で60万円分の2049を購入


37000円台後半で15口のVIXインバースETNをほぼ上場来高値で購入しました。
今年のNISA枠でオリジナル設計(4642)を一時は2度に分けて購入予定でしたが、約60万円分を購入した直後に値上がりしたり、この会社の労働問題があったりして、結局買っていませんでした。

現在の保有株の損益は、

VIXベアETN(2049)特定口座 +70%
VIXベアETN(2049)積み立て +22%
VIXベアETN(2049)NISA    ±0%
メタウォーター(9551) -2%
オリジナル設計(4642) +43%
アルファベット(GOOGL) +13%

という感じです。

メタウォーターは2700円台前半で100株、2600円台前半と後半でそれぞれ100株という風に買い増ししたいと思っています。
オリジナル設計と2049の特定口座分・積立分は、一部を逆指値しているので、下がったら含み損になる前に、利益確定することになっています。

今年はビットコインとVIXショートをしていれば大勝できた1年だったと思いますが、仮想通貨には手を出さず、VIXショートも少額しかしていなかったので、チャンスをものにできませんでした。
来年以降も長期VIXショートという手法が有効か分かりませんが、とりあえず、ガチホでいこうと思っています。

ちなみに2049の今年の年初来安値は1月4日の14,720円で、今は37,900円なので、2.5倍以上に資金を増やすチャンスでした。年によっては、1年ホールドしてマイナスになる年も理論的にはあったのですが、来年も今年のようであって欲しいです。なので
トランプとキムさんには正気でいて欲しいです。

背景の画像を職場では開けない感じに変えてみました。




















2017年12月9日土曜日

クラウドクレジットから初償還


今、ソーシャルレンディングはクラウドクレジットで東欧金融事業者支援ファンド3本に投資していますが、その最初の1本が償還されました。

償還されたのは、【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド20号(期限7ヶ月、期待利回り8.5%)でした。実現利回り(年利)は8.8%でした。為替予約コストが想定より低減したことで、利回りがあがったそうです。実際の償還額から逆算したところ、実質的な利回り(年利ではない)は、約3.5%でした。2割くらい源泉徴収されても、4.1%くらいあるはずなんですが、なぜ低いのかよくわかりません。
円安が進んだので、為替ヘッジなしを選んでいたら、実現利回り(年利)は23.1%になっていました。なんだかなあ。
ソーシャルレンディングの感想としては、退屈で大して儲からないという印象です。

次の償還は来年7月なので、それまでに新しいファンドでいい利回りの円建て商品がでたら出資したいです。

その他
・VIXベアETN(2049)の積み立て投資は行いませんでした。やろうかとも思ったんですが、忘れました。
・VIXベアETN(2049)の非積み立て分の含み益が+51%になりました。積み立て分の含み益は+8.5%です。
・他の銘柄はぼちぼちです。







東欧~の持分が減ったことで、ずいぶん偏ったポートフォリオになってきた気がします。
NISAの60万円分の残枠で2049を今月中に買おうと思っているので、さらに悪化しそうです。

2017年12月2日土曜日

VIX インバースETN(2049)を積立投資中


今週2口追加投資しました。これで積立投資分で10口になりました。
なんとなく怖くなってきたので、積立投資はしばらく止めようと思います。

現在のポートフォリオはこんな感じです。



メタウォーター(9551)が-2%くらいの含み損ですが、他の株式は2桁のプラスを保っています。

とうとう2049の時価評価額が、クラウドクレジットの東欧金融事業者支援ファンドの持分を上回りました。
今月中に、クラウドクレジット投資分の半分以上が償還になる予定なので、ますます偏ったPFになります。

GMOクリック証券に口座開設して、米国VIのCFDのショートをするか迷っていましたが、room5110というブログの筆者の方は、VXXやXIVのオプションを取引しているようです。たぶんこれが最適解な気がしますが、インタラクティブ・ブローカーズ証券は一般口座のみなので、いくらオプションの取り扱い銘柄が日本一豊富で、手数料が安くても、納税のめんどくささが先立ってしまい、中々行動に起せません。
まだしばらく迷っていようと思います。


2017年11月26日日曜日

さらばナガオカ(6239)


ポートフォリオの重しとなっていたナガオカ(6239)がとうとう売れました。
長い間含み損で塩漬けしていて、-30%だった時もあった銘柄ですが、予想外の黒字決算を出して上がってきたところで売却しました。
たった2%くらいの薄利で売りましたが、気持ちがスッキリしたのでよかったです。
私のような凍死家/漬物屋が売った辺りで、上値が軽くなって更に上がるかもしれませんが、この会社が出す業績予想は信用できないので、上がってもたぶん後悔しません。
けれど、鎌倉新書(6184)が値を回復してきて、1900円台になったのはちょっと悔しいです。


今の含み損益はだいたいこんな感じです。(積み立て投資分は除く)

VIXベアETN(2049) +45%
メタウォーター(9551) ±0%
オリジナル設計(4642) +30%
アルファベット(GOOGL) +13%

厳選投資好きとしては、PFがずいぶんシンプルでいい感じになってきました。
買ってから気づきましたが、GOOGLの値動きが全然なくて驚いています。

それから、1口だけVIXベアETN(2049)を積み立て投資しました。積み立て分は現在約5%の含み益になっています。まだ現金余力が50%以上あるので、PFで25%を超えていても、資産全体から見れば、全然大丈夫なので、VIXのショートポジションは今後更に追加していこうと思っています。

VIX指数への少額、高利回り長期投資方法(検証データ公開)

上のブログを読んで、CFDで取引するために、今までめんどくさがってやらなかったGMOクリック証券の口座開設をやろうか迷ってきました。もう銀行口座などいっぱいありすぎて、管理できなくなっていますが、それでも、これ以上おいしい投資はないように見えます。(現物株のロングよりも複雑ですが。)
もしCFDで取引するなら、2049を持っている意味はないので、売却したいんですが、それなら今年の特定口座の利益総額が確定申告が必要な20万円を超えるまで、9口くらい今年中に売却しようかなとも考えています。
それか長期保有目的で追加で2049を40口くらい追加購入するか。それが一番手っ取り早いですが、たぶんリスクは一番高いので迷います。

2017年11月19日日曜日

ナガオカ(6239)売れず


ナガオカが11月10日(金)発表の第一四半期決算が想定外の黒字だったため、2日連続のストップ高になりました。ただし、私の平均買値は1100円台前半だったため、2日目の終値でもまだ含み損で3日目に数十円の利益を乗せて売却しようとしたところ、朝方一瞬だけ買値を越えましたが、指値ほどには上昇せずに売却できませんでした。
この原因は、数ヶ月以上前に買っていた人は、上手くナンピンしていない限り、全員含み損のため、また含み損になる前に売っておこうという心理になり、上値が重かったのだと思います。
今は-11%の含み損です。まあいいか。

VIXベアETN(2049)については、VIXが一時的に13まで上昇する局面があり、なおかつ為替が少しずつ円高に進んだこともあって、少々調整しました。
とはいっても、7月から8月にかけて、26000円から20000円に下げたことを考えると、今回は踊り場のようなチャートになっています。下がるようなことがあれば、さらに買い増したいです。


今週のPF




今後の方針としては、適宜VIXベアETN(2049)とメタウォーター(9551)を買い増ししていき、為替次第でドル転してアルファベット(GOOGL)も追加購入して、ナガオカ(6239)は利益がのったら売却予定です。また、クラウドクレジットで円建てでいい案件が新規で出れば、12月上旬に償還される額を再投資に回したいと思います。
株価だだ下がりのGEが少しだけ気になっています。けどたぶん買うことはないでしょう。


2017年11月12日日曜日

そろそろ初償還


■ ナガオカ(6239)が復活
(偏見ですが)死に体のゾンビ企業と大多数の投資家に思われていたであろうナガオカが、金曜日に発表した第一四半期決算でなんと黒字決算を出してきました。
四季報でも「不透明感強く赤字脱却は至難。 」と書かれていただけに、いいサプライズです。結果論ですが、ナンピンしておけば良かったです。
1日ストップ高になってくれたくらいじゃ、含み損は解消されないので、最低でも2日連続ストップ高を望んでいます。
ちなみに、経常利益1億5千万円の黒字で、前年の1億円の赤字よりも良くなっていますが、営業外収益として、前年になかった5千万円の生命保険解約益と2千万円の受取補償金が入っていて、その他 3千6百万円の為替の影響があるので、1億円くらい下駄を履いています。


■ そろそろ初償還
クラウドクレジットで1番最初に買った「【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド20号」期待利回り8.5% 7ヶ月が12月上旬に償還される予定です。
今まで3本の東欧金融事業者支援ファンド(円建て)を購入しましたが、次は来年の7月まで償還がないので、年内の償還はこれだけです。
想定利益は約4万円程度(源泉徴収後)しかありません。年利 8.5%でも約半年(7ヶ月)なので、あまり利益にはなりませんでした。
税金面が気になるところですが、次の条件に合致していれば、確定申告不要とのことでした。
給与の支払いを1ヶ所のみから受けており、年間給与収入が2000万円以下、かつソーシャルレンディング、その他の所得の合計が20万円以下の場合
特定口座での今年の利益と足し合わせても、10万円を超える程度の利益しかないので、今年は確定申告しないで済みそうです。(ナガオカの売値しだいですが。)
一応、確定申告すれば税金の還付を受けられるという話もあったので、税金の還付を受けられる年収の上限について検索しましたが、みんな書いていることが違うので、確定申告自体がめんどくさいですし、何もしないことにします。


■ VIX インバースETN(2049)を積み立て購入
今回は有言実行しました。1口3万円を超えたので、購入手数料無料枠の10万円以下に抑えるために、木曜と金曜に2口ずつ購入しました。
これで買値ベースで投資額が100万円を超えました。今は約35万円程度の含み益になっています。
全て特定口座で所有しているので、来年は「源泉徴収あり」に変更しようか迷っています。翌年設定を変更したいのなら、今年のうちに書類で届け出ないといけないので、今月中くらいに判断する必要があります。


■ オリジナル設計(4642)が600円の壁を突破
今年のNISA枠を半分使って購入しましたが、順調に上がってしまい、含み益が約25%になりました。
見る目があったとポジティブに捉えるべきか、なんで120万円分全て使う勇気がなかったのかとネガティブに捉えるべきか分かりませんが、とりあえずもう買い増しはしないと思います。


■ その他
メタウォーター(9551)が完全に含み損になりました。2700円台前半でさらに買い増し予定です。
アルファベット(GOOGL)の含み益が米ドル建てで約11%になりました。しかし為替がまだ113円くらいなので、買い増しはできません。108円以下になるまで待つ予定です。
鎌倉新書(6184)がまた1800円台を回復しました。安値で全株売ってしまったことを少し後悔しています。


2017年11月9日木曜日

投資パフォーマンスをNAVで計測したい Part1


投資家なら自分がどのくらい儲けたかを知りたい欲求があると思います。

これが儲けた額なら証券会社のサイトから簡単に確認できますが、何%儲けたかを正確に計算して、投資信託のようにパフォーマンスを表示するのは中々難しいです。

よくある投資信託の図だと、NAV(基準価額。今調べるまで基準価格かと思ってました。)の折線グラフと、その下に純資産額の推移が載っています。
簡単に調べたところ、個人投資家がやるには修正ディーツ法という計測方法がいいらしいです。

参考にできそうなサイトは次のとおりです。

時間加重収益率(修正ディーツ法)の計算  Jackと黄金の豆の木

投資成績の計算方法とベンチマークの決め方  hassのまったり投資譚

投資パフォーマンスの計算方法 - ひと手間くわえた積立投資で資産形成

修正ディーツ法は証券口座に入金されている現金を含めて分母とするようです。
ご都合主義ですが、自分の場合、現金をいれると、インデックスに絶対に勝てないですし、証券口座の現金の額に意味はないので、これを分母に入れたくありません。

理想としては、キャッシュポジション(現金)を含めないで、10000から始まるNAVを計測したいです。
過去の取引履歴は全てCSVでダウンロードしてあるので、できればCSVを証券会社からダウンロードして貼り付けると、Googleスプレッドシートとかで自動的にNAVを計算してくれるといいのですが。

ただし、そんな技術を持っていませんし、まず過去の取引履歴から月次の株式時価総額を計算するのが超めんどくさいので、実行に移さずにこの記事のPart2はない可能性が高いです。


ちなみに、現金を含めない修正ディーツ法をとった次のような場合に結果がどのようになるのか疑問があります。

1月
月初時点で100%現金。月初にA社株を100株100万円で買って月末に200万円で売却(100万円の利益)。持ち越しなし。(手数料と税金は無料)
NAV(基準価額)は10000から20000へ倍増。

2月
最終日終値でB社株を100株10万円で購入。NAV(基準価額)は20000のまま。

3月
B社倒産。

この場合、3月のNAV(基準価額)は-100%で、20000から0になるんでしょうか。
もし、そうなるんだったら、実際にはトータルで差し引き90万円の利益なのに、NAVが0になるのは感覚的におかしい気がします。
さらに、もしB社が倒産せずに3月末に20万円で売却できたら、NAV(基準価額)が40000になるんだったら、100万円の利益と10万円の利益が同じ価値のように認識されて、それもおかしい気がします。
修正ディーツ法の計算方法に対する理解が間違っているのか、キャッシュポジションを含めないやり方には適していないのかどちらなんでしょうか。


2017年11月3日金曜日

現在のポートフォリオ


前回の記事に書いたVIXインバースETN(2049)の積立投資は行いませんでした。
理由は、木曜日にメタウォーター(9551)が下がったため、100株指値に引っかかり、松井証券の手数料無料枠を越えてしまったからです。松井証券の手数料は10万円~30万円が同じ手数料なのですが、メタウォーターが約29万円だったので、1口約3万円する2049を購入できませんでした。

メタウォーターはとりあえず2700円台でもう200株を指値注文をしているので、これが刺さったら来週も積立投資はしないかもしれません。


ポートフォリオ全体としては、
クラウドクレジットは相変わらず同じような商品しか出してこないので、追加投資はしていません。

メタウォーター(9551)は、ほぼプラマイ0の株価まで下がりました。選挙後に水道法改正案可決の期待が高まって数日上昇したものの、10/30発表の中間決算が前期より悪くて下落した感じでしょうか。

オリジナル設計(4642)の含み益が20%を超えました。水道法改正の機運が高まっているからでしょうか。この会社はナガオカと違って、しっかり利益を出していますし、水道法改正案の水道台帳の整備という項目は、同業他社と比較して情報システムに強いこの会社にとって有利な内容だと思います。ここ数ヶ月の株価の上昇は、その点を評価(期待先行)されてるのかなと思っています。
しかし、調べてみたら、過去に過労死している社員がいたり、メタウォーターが川崎市下水道の施設・設備台帳構築委託などを受注して、やっぱりメタウォーター一本の方がいいんじゃないかと思ったり、さらにこの会社は情報開示の姿勢がメタウォーターと間逆で、受注した案件を公表しないので、少し自信がなくなったりで、追加購入はしていません。

○他はほとんど変化なし




今気づきましたが、上の円グラフには先週買った2049の3口が反映されていませんが、めんどくさいのでこのままにしておきます。


2017年10月28日土曜日

VIX インバースETN(2049)を積み立て投資


久々に売買しました。


急落時に備えて、2049を指値注文しておこうと思いましたが、値幅制限の下限が23,000円台と、今の平均取得価格よりも高いので、逆指値をして下がったら今より高く買い直す合理性がないことに気づきました。

そこで、2049はいつ下落するのか分からないので、松井証券(1日の売買代金が10万円未満なら売買手数料無料)を利用して、毎週買っていって、とりあえず100万円程度まで買おうと思い、VIX インバースETN(2049)を3口(約9万円分)だけ購入しました。
また、NISA枠が約60万円残っているので、VIXが15を超えたら定期購入とは別に一括購入することを目論んでいます。

さらに、今年中にはないとは思いますが、もしVIXが30を超えたら、追加で100万円分くらい買いたいと思います。

ただし、有言不実行な性格なので、どこまで実行できるか分かりません。



久々にポートフォリオの円グラフを作ってみました。

それぞれ概算の含み損益は、次のとおりです。

VIX インバースETN(2049) +35%
メタウォーター(9551) +9%
オリジナル設計(4642) +14%
グーグル(GOOGL) +11%
ナガオカ(6239) -34%

ナガオカ以外は全て順調です。
けれど、現金の保有比率が高すぎて、S&P500などのインデックスに全財産を投資している人には負けていると思います。






こう見ると、ナガオカとグーグルは買い増ししないなら、売却したほうがPFがスッキリしていい気がします。
けれど、ナガオカはこのまま上場廃止もありえる「クソ株」ですし、グーグル買うには為替が悪いので、動きが取れません。




2017年10月21日土曜日

相変わらず売買してない



・ナガオカ(6239)の含み損は、約11万円(-32%)。
「そろそろ底かな」と思うと、するする下がっていく無限地獄です。11月10日の第1四半期決算でいい意味で期待を大きく裏切ってくれればいいですが、この会社に期待してもいいことないので、とりあえずただ待つことにします。

・VIXベアETN(2049)の含み益は、34万円(+39%)。
評価額が120万円を突破しました。
8月に22,000円台前半の平均取得単価で購入しましたが、3ヶ月で31,000円まで上がりました。
今39口保有しているので、11口を追加購入して計50口にすると、平均でいくらになるか計算したところ、24,000円台前半までの上昇で済みそうです。
下がるときは、1日で1割くらいすぐ下がるので、下がった後に買いたいと思う一方、昨年11月から今年3月くらいまで、ほぼ一本調子で10,000円から20,000円まで上昇したことを考えると、下落を待つのは愚作のような気もします。
レバレッジをかける人ならまだしも、含み損になっても気長に待てる身なので、残りのキャッシュの半分程度で一点買いするのが唯一解のような気がしてきました。

・その他銘柄は変わらず5%~10%の含み益です。


XIV以外にあまり興味が湧かなくなったので、書くネタがありません。
何ヶ月にも渡って何の中身もないこのブログを読んで、何か得る物はありましたか?

2017年10月15日日曜日

クラウドクレジットはつまらない


クラウドクレジットはいつまでも同じような商品ばかりでつまらないです。
それに加えて、円建て商品は利回りが段々下がってきています。
東欧金融事業者支援ファンド以外の円建て商品で利回り9%以上で投資期間1年半以内の商品が出てくるまで、新規入金はせずに静観しようと思います。


今週も売買していないので、特に書くことはありません。
強いてあげれば、

・ナガオカ(6239)の含み損が10万円突破! もう何の期待もしてません。ナンピンするか考えましたが、今ホルダーじゃないとして、この銘柄を買うかと聞かれても買わない選択をするので、買いません。こういう時に、配当の出る銘柄なら、株価の支えになって、長期で持ってても、それなりにいいことがありますが、この銘柄は無配の赤字企業なので、どうしようもありません。
投資家の間では、どうせ今期も赤字だろうという空気がありるので、ずいぶん先の話しになりますが、もし黒字を出してきたら、含み損解消になると思います。

・VIXベアETN(2049)の含み益が30%(約26万円)突破! VIXは上がっても必ずそのうち下がるし、基本的にコンタンゴでずっと上がり続けるので、今からでもポジションを倍にしようか本気で考えています。長期で持てば、前日比8割以上の減価で償還にならない限りは、損しない気がするんですよね。
ただし、買い増しするのなら、2割程度下がってから始めたいですし、GMOクリック証券を開設して、CFD口座でやったほうが良さそうなので、まだまだ実行には移せそうにないです。

・その他3銘柄は含み益5%~10%の間です。

・NISAの残り約60万円分をどうにかしないといけません。メタウォーター(9551)じゃなくて、VIXベアETN(2049)という選択肢もありかなと思い始めました。


2017年10月7日土曜日

今週も書くことなし


今週も売買してないので、書くネタがありません。

しいてあげれば、
・VIXベアETN(2049)の含み益が約23万円(約27%)になった
・ナガオカ(6239)の含み損は約9万円(26%)となりました
・アルファベット(GOOGL)の含み益は約2万円(6%)
・その他銘柄の含み益はボチボチ


VIXベアETN(2049)を買ったタイミングを示すとこんな感じです。


5月末から買い始めて、赤丸のところで計4回28口買いましたが、8月上旬に逆指値に刺さり、黒丸で全口売却しました。
その後、8月中に計5回に分けて39口購入して今に至っています。
平均取得価格22,000円台前半で、NAVは金曜日に28,000円を超えました。

8月中に気前良く200万円分くらい買っておけばよかったと今なら思いますが、当時は、2015年8月中旬に約15,000円をつけたNAVが2016年2月中旬には約4,500円まで下落したのが頭に引っかかり、買う勇気がでませんでした。

今は25,000円台後半から26,000円台後半で逆指値を注文しているので、気楽に保有していこうと思います。
VIXは過去最低らしいので、有事の際に3割以上下がったら、大量に買い付けて長期投資したいです。
それと最近、英国系石油メジャーBPとオンライン大学支援2Uと米国たばこメーカーMOが気になっています。
特に、BPは配当利回り6%越えで、投資家はほとんど何の期待もしてなさそうだし、英国系ADRなら現地配当課税もないので、ある程度魅力的だと思います。

2017年9月30日土曜日

今週のポートフォリオ


新規の売買がないため、特に変化はありません。

しいて言えば、
・唯一の含み損銘柄のナガオカ(6239)の含み損が-24%まで拡大した
・VIXベアETN(2049)の含み益が約18%になり、評価額が100万円を突破した
・グーグル(GOOGL)の含み益は約4%になった
というくらいでしょうか。







2017年9月25日月曜日

とうとう米国株を購入



■アルファベット(グーグル)を購入しました

なんとなく指値をしていたグーグル(GOOGL)が指値に引っかかり買えました。
経済的な堀が深く、ライバル企業もなく事業基盤は磐石で、キャッシュフローを安定的に稼ぎ、毎年しっかりと成長していて、割高でもなく、長期投資できる自信があったので買いました。さらに無配なので、売却時以外に税金がかからず、確定申告しなくて済むのがいいです。
4株購入したので、手持ちの米ドルは残り数百ドルになってしまい当面なにも買えなくなりました。
また為替が108円を割る展開になったら、住信SBIネット銀行で手数料4銭で50万円分くらいドル転する予定です。



■VIXベアETN(2049)

この銘柄は相対的に一番高い確度で儲かるので、買い増ししようかすごく迷いましたが、北のキムさんがミサイル撃ったら、被害が大きそうなので、辞めておきました。逆指値をしてあるので、本当にミサイルを撃ったら、下がったところで全力で買い直したいです。
ただし、最近VIXショート系で一番ためになるブログの「あやたかの株ブログ」で2049がVIXショート系で一番効率の悪いことを知りました。
CFDのショートをするのが一番とのことですが、これを出来るのがGMOクリック証券だけで、これ以上証券会社を増やしたら、管理がめんどくさくなるので、中々動けません。
米国株も思い立ってから買うまでに1年1ヶ月掛かったので、これも重い腰を上げるのに時間が掛かりそうです。



■オリジナル設計(4642)が上がった

理由は分かりませんが、オリジナル設計が出来高を伴ってゆっくり上昇しています。
NISA枠で120万円分購入予定が、まだ半分しか買えてないのに。

片山晃(五月)さん名言
レベル
1 この株は上がりそうだと思う
2 その株を実際に買いに行く
3 その株を十分な量、買いに行く
4 それをしっかり最後まで持つ

私はまだレベル2です。ただし、中長期的に上がるかは分かりません。



■その他

ナガオカ(6239)は相変わらず。-25%以上の含み損になったら、買い増しをしようか迷っています。
弐億さんがグリーンズ(6547)を購入されました。イナゴ投資をするか検討中です。


■現在のPF

















2017年9月15日金曜日

108円台で再度のドル転


■ 108円台で再度のドル転

8月下旬に住信SBIネット銀行で1USD =108.99円で約15万円分のドル転をしましたが、9月上旬には追加で約30万円分を1USD = 108.59円で購入しました。
これで4100ドルちょっとの米ドルになりました。
しかし、未だに米国株購入までは至っていません。気になる銘柄はいっぱいありますが、銘柄コレクターになって、事業内容をよく理解せずに買うと、長く持っていられないので、慎重になっています。



■ 鎌倉新書(6184) 全株売却

鎌倉新書が逆指値で最後の200株が売れてしまいました。2016年末にNISAで鎌倉新書とメタウォーターを半額ずつ買いましたが、これで鎌倉新書は全部売り切りました。
900円台で購入した鎌倉新書600株、一時は買値の2倍にまで上がりましたが、そのずっと前からちょびちょび一部売却を繰り返していたので、トータルの利益率は40%程度になってしまいました。
この会社はこれからも成長を続けるのでしょうが、予想PER 54倍というのが適正か分からず、握力を弱めて逆指値をしましたが、こんなメンタルで米国グロース株をホールドできるのか不安です。
今1500円台ですが、来年4月までに2000円越えを予想しています。だったら何で売ったんだよって感じですが...



■ 現在のPF(ポートフォリオ)




鎌倉新書を売ったことで、5銘柄になりました。ずいぶんすっきりしていいPFになってきました。これでナガオカが売れれば最高ですね。
ナガオカの含み損はマイナス約18%なので、しばらく売れそうにありませんが、今は5銘柄程度が理想だと思っているので、ナガオカをトントンで売却して、米国株で1銘柄追加するつもりです。

候補としては、
・アマゾン
・アルファベット(グーグル)
・2U
・ロイヤルダッチシェル
・シェブロン
・エクソンモービル
・ノースロップグラマン
・アメリカン・ステーツ・ウォーター(AWR)
・アメリカン・ウォーター・ワークス(AWK)
あたりです。

税金のことを考えれば、無配企業がいいので、上3つがいいわけですが、水道銘柄好きとしてはAWKが気になります。ホームラン狙いで教育関連SaaS型クラウドサービス企業の2Uも案外ありかもしれません。ただし、サービスの詳細を知らないので、参入障壁がどの程度あるのか調べる必要があり、めんどくさいので結局アルファベットになりそうな予感がします。

2017年9月2日土曜日

オリジナル設計(4642)は買っていいのか


108円台でドル転を狙っていましたが、目を離した隙に110円台になってしまい機会を逃しました。未だに約15万円分のドルで米国株を購入していません。絶対に今買いたいという銘柄もないので、しばらく追加のドル転を待ちます。


今週は一切売買をしませんでした。そして、ナガオカ(-7%)の含み損以外は、全銘柄が含み益の状態になりました。ナガオカもそのうちプラ転するだろうと楽観視しています。


今年のNIAS枠120万円分をすべて上下水道コンサルタントのオリジナル設計(4642)で埋めようと思い、約半分まで買いましたが、相場の格言に反していないか考えてみました。



○格言
お気に入りの会社を見つけたら、その会社の存在を脅かすようなライバル会社を買え

→同業他社はいっぱいあります。NJS(旧日本上下水道設計)、日水コン、三水コンサルタントなど。総合建設コンサルタントも含めると、オオバや大日本コンサルタントなど。
その中で上下水道分野専業で上場しているのは、NJS(2325)とオリジナル設計(4642)のみだと思います。
 どこもやってる業務は似たようなものなので、小売業に対するアマゾンのような強力なライバル企業は存在しません。

NJS        時価総額約140億円
オリジナル設計 時価総額約38億円

NJSの方が東証一部銘柄として、安心感はありますが、低時価総額だからこその伸び代がオリジナル設計にはあると思っているので、オリジナル設計を選んでいます。
けれど、浮気してNJSも買ってしまうかもしれません。



今後10年間市場が閉鎖しても喜んで持ち続けられる株(売る必要のない企業)だけを買いなさい

→下水道事業への公営企業会計適用や、資産管理や施設台帳の整理・電子化など、今後数年は情報処理に強いオリジナル設計にとって特需のような状況がくるのではないかと期待しています。
10年はわかりませんが、とりあえずNISA期間は持っていられる自信があるので、いいとしましょう。ただし、水道法の改悪と不祥事の発覚には要注意だと思っています。



安値で程々の会社を買うよりも、程々の価格でいい会社を買う方がいい

→上下水道コンサルタントの2社ともに、業務内容がシンプルで理解でき、ある程度近い将来の業界の未来は明るいと思っているので、どちらも「いい会社」だとは思います。
NJSも談合がバレて、指名停止処分を受けましたが、それでもいい会社だとは思います。しかし、伸び代で言ったらオリジナル設計の方がいいと思っているので買いました。

オリジナル設計は2012年5月のアベノミクス前には101円をつけているので、そこから約5倍になっています。それでも割高感はありません。




上下水道コンサルタントの役割とオリジナル設計のことを軽く調べるなら、次のページがオススメです。

オリジナル設計 採用情報サイト

オリジナル設計の執行役員によるスライド(PDF)


2017年8月25日金曜日

とうとうドル転しました


■ VIXベアETN(2049)を買い戻し

平均買付価格約23,460円×28口保有していましたが、急激な値下がりをしてきたので、逆指値で25,100円で全持分を売却していました。


その後も下がり、23,200円で少し購入できたので、いい買い物ができたと思っていましたが、さらに下がっていったので、少しずつ買い増しして、20,810円までに39口を購入しました。

金正恩とトランプの「まともさ」に賭ける戦略なので、リスクは高いですが、あと数口は追加購入してもいいかなとも思います。
もし2人のどちらかが暴走して、大暴落したら、そのときは全力で買い向かう気でいます。実行できるか分かりませんが…



■ メタウォーター(9551)とオリジナル設計(4642)を買い増し

メタウォーターは2700円から3200円のボックス相場なので、2700円台以外で買うのは忍耐力不足だと思いますが、100株だけ2900円台で追加購入してしまいました。もっと下がったら、しっかり主力銘柄らしい割合まで購入したいです。

オリジナル設計もNISA枠で追加購入しました。今はこの銘柄だけでNISA枠120万円分をすべて埋めようと思っています。





■ とうとうドル転しました

SBIのFX現引きならほぼ無料でドル転できるので、今までは為替手数料の安さにこだわって、そのタイミングを窺っていましたが、1万通貨(約110万円)単位なので、中々踏ん切りがつきませんでした。
しかし、住信SBIネット銀行の為替手数料が15銭から4銭に値下げしたので、1USD = 108.99円で約15万円分ドル転しました。
なぜ約15万円分かというと、SBI証券の米国株手数料は最低5ドルからで0.45%なので、約11万円分は買わないと、割高になってしまうからです。
そこですぐにアルファベット(グーグル)かアマゾンでも買おうと思いましたが、どちらも900ドル台で手数料5ドルになってしまうので諦めました。

また108円以下になったら、追加でドル転して米国株を購入したいと思っています。



■ 現在のポートフォリオ

同一の株を複数の証券会社で購入したため、含み損益の割合の記載は計算がめんどうでやめました。
ナガオカとVIXベアETN以外はプラスです。



2017年8月13日日曜日

現在のPF(ポートフォリオ)






■ ナガオカ(6239)の決算はそんなに悪くなかった

木曜日終値ベースで、含み損が-18% マイナス6万円突破しました。
その後8月10日の夕方に本決算発表がありました。
赤字幅が拡大するという散々な業績でしたが、来期予想や中期経営計画は良さそうでした。
月曜日からは悪材料出尽くしで、上がる可能性もあります。石油関連もいつまでも設備投資を先送りできないでしょうし、国内水道事業体にもそれなりに需要があるでしょう。
ただし、原油価格の下落という予想外の事態があったにせよ、今まで予想を裏切り続けてきた企業なので、それなりの含み益になったら、逆指値をして下がったら売ろうと思っています。
ナンピンした方がいい気がしますが、損失を限定するために静観します。



■ クラウドクレジットで追加投資

以前ブログに次のように書きました。

まだクラウドクレジットには数十万円残っているので、東欧金融事業者支援ファンド以外の円建てファンドで、利回りが9%を超えて、運用期間が1年半以内のものが出るのを待って投資しようと思っています。

しかし、いつまでたっても新規ファンドがでないので、残り全額を東欧金融事業者支援ファンド(13ヶ月 年利9.1%)のものに投資しました。これで百数十万円を1種類のファンドに投資したことになります。
今確認したところ、今週から同じ条件で金利だけ9.2%に上がったものの募集が始まっていました。
すごく損した気分です。この会社は次の商品の予告をしてくれれば投資家側としてはありがたいのですが、それだと募集中のものの売れ行きが悪くなるからしょうがないのか。

今年中に新たな種類のファンドを15本つくる計画があるそうなので、その中に上記の条件に合うものが出てきたら、総投資額が200万円になるまで追加入金しようかとも思っています。
本当は300万円程度までなら入金してもいいのですが、やっぱりいまいち会社を信用できません。



■ VIXベアETN(2049)が逆指値に引っかかって売れてしまった

28口 平均買付価格約23,460円で持っていたVIXベアETNですが、25,100円で逆指値注文に引っかかり、売れてしまいました。往復の手数料を引いて、約4万5千円の利益でした。利益率約6.8%です。
金正恩vs.トランプで少し値を下げましたが、それでも買値までまだまだなので、逆指値は買値ギリギリで発注すべきだったのではないかと反省しています。
もっと2人がバトルしてくれれば、23,000円付近で再度100万円分くらい購入したいです。けれど、このまま上がり続けたら、どのタイミングで購入しようか迷っています。分配もないし、そんなに長期には向いてない気がしますが、現金比率が高まりすぎているし、お気に入りなので買いたいです。

ちなみに、980円台で逆指値で全株処分したファインデックス(3649)ですが、880円台に下がりました。こちらについては、短期的には逆指値をしておいて大成功だったと思います。



■ メタウォーター(9551)とオリジナル設計(4642)を買い増す方針

いっこうに米国株を買えていませんが、とりあえず今年のNISA枠はこの2銘柄に賭けてみようと思います。
ナガオカを売って2049を買い戻せば、ちょうど5銘柄でいい感じですね。


2017年8月5日土曜日

ナガオカ(6239)の決算が怖い


■ ナガオカ(6239)の含み損

とうとう含み損がマイナス16%を超えました。額にすると5万円突破です。
購入直後に一時含み益の時があったので、逆指値注文をしようとしましたが、SBI証券で逆指値がこの銘柄はできなかったので、そういう銘柄もあるのかと思って放っておいたらこの有様です。
今調べたら15秒くらいで解決しました。SBI証券のよくある質問を見ると、市場欄の選択を「SOR」から「東証」に変えれば発注できました。たったこれだけのことを調べなかったせいで、5万円の含み損です。


ちなみに「SOR(スマート・オーダー・ルーティング)注文」とは、複数市場から最良の市場を選択して執行する形態の注文のことだそうです。


私は5月22日の記事で、

もし640円以下で買えるのであれば1000株以上、さらに、「継続前提の疑義注記」が解除される確信が持てたら、100万円分以上は持っておきたいです。

と書いておきながら、7月1日の記事では、

チャートがいい感じに見えてしまったので、買ってしまいました。本決算を見るまで、買い増しすることはないと思います。

と書いて、1185円で200株を購入してしまいました。
このチャートがいい感じに見えたというのは幻想で、本来買うべきでなかったのですが、さらに7月29日の記事で、

チャート上は底を打ったようにも見えたので、ナンピンしたのですが、全然底じゃなかったです。もう600円台までナンピンしません。

と書いています。
「下手なナンピン命取り」と言いますが、このナンピンもド下手でした。

来週金曜日の8月10日に本決算発表が迫っています。
ポートフォリオに占めるナガオカの割合は1割以下ですが、それでも上場廃止などになったら困ります。この会社は以前も上場廃止になっていて、再上場した直後に2期連続赤字(見通し)なので、信用できません。
平均購入価格を1000円未満にするには、あと700株購入して、全体を1000株にしないといけません。そうすると、評価額94万5000円で、ポートフォリオ第2位に躍り出ますが、そこまでリスクを抱えられないので、ほっとくことにします。

決算後に爆上げしたりして、なんであの時ナンピンしておかなかったのだろうと思えるような決算になることを期待して、損切りの逆指値注文はしないでおきます。



■ 水道コンサル会社が少し買えました

注文していた水道コンサル会社が約10万円分だけ買えました。今年の初NISAでした。
私の今の計画では、メタウォーターをポートフォリオ第1位に、そしてこの会社を第2位にしたいと考えているので、NISAで買いましていこうと思います。
主なリスクは水道法の改正状況、ライバル会社の復活、ODAの予算減額、出来高の少なさです。このあたりには注意していきます。

2017年7月29日土曜日

今週のバイバイとナンピン


今週は珍しく頻繁に売買してしまいました。

■ファインデックス(3649)
 ポートフォリオをスッキリさせたいので売りました。元々なぜ買ったか思い出せない銘柄です。5月に大きな窓をあけて下落したので、チャート的によさそうだから買ったのかも知れません。1週間くらい続けて上昇して窓を閉めそうだったので、逆指値を入れていたら、980円台で全400株が刺さりました。手数料引いて約7%、約2万6千円の利益でした。
月足で見ると悪くないので、持っていても良かったのですが、知らない会社なので、長期の自信はないため売却しました。
ちなみに、長期のチャートだけ見ると、平山(7781) 1258円、ALBERT(3906) 1388円、グローバルG(6189) 1665円、PXB(6190) 1751円もよさそうなので、私の見る目が正しいか半年後くらいに確認したいです。


■VIXベアETN(2049)
 10口追加購入しました。これで評価額は約72万円になりました。追加購入までは含み益が+16%くらいありましたが、値下がりもあって約+9%の含み益に減ってしまいました。
暴落したら30万円分くらい追加購入しようと思いますが、それまでは自制心で追加購入は我慢します。


■ナガオカ(6239)
 100株ナンピンをしてしまいました。泥沼にはまっている気がします。終値1000円なので、評価額30万円です。ポートフォリオ唯一の含み損で約-11%です。
チャート上は底を打ったようにも見えたので、ナンピンしたのですが、全然底じゃなかったです。もう600円台までナンピンしません。
出来高も減って板もスカスカなので、短期の人たちは出て行って、残った人たちでババ抜きしているみたいです。
今の一番の懸念は8月10日の本決算発表です。いい決算のはずがないのです、悪材料出尽くしで上がってくれればと思っています。
これが売れれば、ポートフォリオが4銘柄に整理できるので、水道コンサル会社、グーグル(GOOGL)、アマゾン(AMZN)あたりを狙っていきます。

2017年7月21日金曜日

PFの整理をしたい


ブログ「永久投資家の米国株投資物語」のポートフォリオ論という記事で、資産規模ごとの最適な銘柄数が記載されていますが、私の場合は4~5銘柄でした。私は結構このブログを妄信しています。

ブログ開始前から保有している日本株などを除くと、現時点での資産は下の画像のとおりです。



カッコ内は含み損益です。前回掲載したときは、全銘柄が含み益でしたが、今はナガオカ(6239)が約-4.5%の含み損に転落しました。

オルタナティブは、クラウドクレジットで保有している「【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド」のことです。

現在狙っている水道コンサル会社が買えると、7銘柄になってしまうので、2銘柄ほど売却したいと思っています。候補はなぜ買ったかわからないファインデックスと、本決算が近いナガオカです。

ファインデックス(3649)は、チャート上は下値が限定的のように見えるので、まだ売っていませんが、この調子で上がっていけば、そろそろ売ろうかと思います。実際に成長中の企業ですが、ビジネスをよく知らず、予想PER 34倍が妥当かどうか判断がつかないので…

ナガオカは決算を跨ぐと危ない気がするので、その前にもう一度急騰がきたら、売却しようかと思っています。ただし、悪材料出尽くしで上がる可能性もあるので、判断に迷うところです。

残りの銘柄は鎌倉新書以外は買い増しする予定です。
鎌倉新書の猛烈な上げは終わってしまったようです。業績はいいので、いつ売り時かわからないので、成長に陰りが見えるまで、保有しておこうと思います。

2017年7月17日月曜日

高塩基度PACとは


前回は多木化学の分析の一環として、
高塩基度PACとは何か?(多木化学は買いか 化学品編)
という記事を書きましたが、純粋に高塩基度PACについて化学知識不要の説明を書きたいと思います。


1 凝集剤について

 水道水を作る方法は、数種類ありますが、現在日本において大多数を占めるのは急速ろ過という方法です。川や井戸の水(原水)に凝集剤を混ぜると、凝集剤を中心にゴミが回りに付着して大きな塊となり重さで沈み、きれいな上澄みを砂ろ過して塩素を加えたものが水道水となります。

その凝集剤には、アルミニウム系と鉄系がありますが、シェアの99%以上はアルミニウム系であり、その中で約9割を占めるのがポリ塩化アルミニウム(PAC)です。


2 高塩基度PACとは

通常のPACは、45%~55%程度の塩基度ですが、塩基度60%程度を高塩基度PAC、70%程度を超高塩基度PACといいます。
なお、超高塩基度PACは、多木化学が開発し、特許を取得しているため、他社で類似品を製造販売することはできないとされています。
ここ数年で、全国の水道事業体が多木化学から超高塩基度PACの提供を受け、自分のところの原水(地元の川の水)への効果を検討して、論文発表することが増えてきました。


3 高塩基度PACの長所

  (超)高塩基度PACは通常の塩基度の製品と比較し、次のような長所があります。
① 原水の適用pHの範囲が広いので、大雨後など急激な水質の変化に耐えられる
② 通常のPACよりも除濁(汚れを取る)効果に優ている
③ 残留アルミニウム低減効果が高い*
④ 配管内の析出物(ゴミ)ができにくい
⑤ 寒冷地、冬季での低水温や低アルカリ度水でも、凝集効果は著しく低下しない

*原水が汚いからといって、PACを大量に入れると、水道水の残留アルミニウム濃度が高くなってしまい良くない。

何よりもいい点は、通常のPAC注入設備と互換性があることです。
凝集剤の種類を変えたりすると、設備の変更や装置の材質・容量の見直しなどが必要となる場合がありますが、(超)高塩基度PACは通常のPACの注入設備をそのまま利用できるので、初期投資が掛からず、リスクが低いのが長所となっています。


4 高塩基度PACの短所

① 単価が高い*
② 全ての原水に対して、全ての面で、通常のPACよりも効果があるとはいえない
③ 超高塩基度PACは多木化学の工場が被災すると、供給停止のリスクがある。**

*単価は高いものの、通常のPACよりも、PACを含めた薬品の注入量を減らせるため、トータルでは割安になる場合もある。ただし、超高塩基度PACは多木化学が毎年強気の値上げ中とのこと。

**この場合は、通常のPACで代用して、注入率を変えれば対応できる。


 私は多木化学(4025)を購入しませんが、興味のでた方は一考してもいいかも知れません。
今、私が気になっているのは、水道コンサル会社です。特に水道法改正に伴い、水道台帳関連の銘柄は熱いと思っています。

2017年7月1日土曜日

今週の売買と現在のポートフォリオ


クラウドクレジットに追加投資
 為替ヘッジありの東欧金融事業者支援ファンドに投資しました。運用期間13か月、期待利回り 9.4%です。
前回投資したのと合わせると、2ファンドで投資額が100万円を超えました。
前回投資したのは、同じ東欧金融事業者への貸付で、運用期間7ヶ月で、期待利回り8.5%のものでしたのでした。どうせ同じ消費者金融に貸し付けるのなら、リスクは一緒だったので、最初から利回りのいいこっち一本にすればよかったです。
まだクラウドクレジットには数十万円残っているので、東欧金融事業者支援ファンド以外の円建てファンドで、利回りが9%を超えて、運用期間が1年半以内のものが出るのを待って投資しようと思っています。


VIX インバースETN(2049)
 また追加で5口買ってしまいました。これで時価約42万円となり、PF(ポートフォリオ)第2位となりました。毎日値動きが激しいです。買えて正解だったのか分かりませんが、とりあえず売りの指値はせずに、じっくり待ってみます。


ナガオカ(6239)
 とうとう買ってしまいました。「石油プラント用の内部装置、取水用スクリーン」のメーカーです。
この銘柄に注目したときは、時価総額16億円くらいでしたが、今では増資もあり43億円になってしまいました。赤字が続き「継続疑義の注記」が付くくらいの財務体質の大赤字企業にとっては、この時価総額(投資家からの期待)は高すぎるとは思うのですが、チャートがいい感じに見えてしまったので、買ってしまいました。
本決算を見るまで、買い増しすることはないと思います。



■ 現在のPF



ソーシャルレンディングと、このブログを始める前から持っている日本株・REITを除きます。
この円グラフを作るために、初めてGoogleスプレッドシートを使いましたが、ひどく重かったです。グーグルにしたは、サービスのクオリティーが低いです。

鎌倉新書は一時的に含み益が+100%を超えましたが、+90%程度に戻ってしまいました。現在、とある上下水道コンサル会社を指値しています。結構自信のあるその会社とメタウォーターをそれぞれ200万円分以上購入するのが今年の残り半年の目標です。



2017年6月11日日曜日

システムトレードに興味があります



にほんブログ村でシステムトレードのカテゴリのブログを読んでから、システムトレード(アルゴリズム売買)に興味が湧きました。

例えば、このサイトでは、個人でプログラミングした自動売買の戦略(システム)が販売されています。この中には、例えば過去3年4ヶ月で平均年利248.3%のシステムもあります。

色々調べると、FXのMT4のMQLという言語を用いて、自分でプログラミングして作ることを説明するサイトが多いです。
例えば、このサイトでは、内容はFXですが、システムトレードの概要が分かります。

私が興味が湧いたのは、個別株なのですが、例えばこのサイトでは、
  1. Protra(完全フリーソフト)
  2. tactico(株価データは有料)
  3. イザナミ(有料ソフト)
の3本の比較をしています。

また、他に有料のシステムトレードソフトを紹介しているサイトがいっぱいありますが、投資ソフトはデート商法などの詐欺のネタでよく使われるものなので、胡散臭いにおいがプンプンしますね。

Protraについて説明しているブログもありますが、プログラミングがとても難しそうです。

大量にある中で、プログラミング知識がなくてもできるもので有名なのは、イザナミトレードステーションです。イザナミはとても高価ので、現実的にはマネックス証券で口座開設すれば使えるトレードステーションが最有力でしょう。

ただし、軽く調べた限りでは、トレードステーション等でできるのは、テクニカルな戦略(ストラテジ)のみで、四半期決算の数字を読み込んで、それを踏まえて売買するファンダメンタルズのストラテジーは存在しないようです。

自分で一からプログラミングを勉強する気力はおきませんが、例えばEDINETでXBRL形式の四半期決算データを自動取得して、自動売買が簡単な設定でできて、クラウドで動くシステム(ソフト)があったら、お金出しても買いたいです。
さらにツイッターやニュースの単語を読み取ったり、Googleの検索数の増減データなどを取得して、世の中のトレンドを読み取って、売買に活かすシステムがあれば最高ですね。

私がjavaやC++を数千時間掛けて勉強してプログラミングしなくても、10年後くらいにはクリック一つでそういう売買ができるようになっているかも知れません。ただし、勝てるかどうかは別ですが。


■ 近況

2049 XIVが追加で指値に刺さり、13口保有になりました。時価は約28万円です。
9551 メタウォーターは約+10%、6184 鎌倉新書は約+84%となりました。
適当なる投資家K.さんは、どうやら鎌倉新書を1600株保有しているようなので、約165万円ほどの含み益のようです。
一方の私は16万円! 鎌倉新書を安値で400株も売ってしまったことを後悔しています。

現在買いの指値をしているのは、
 2049 XIV
 9551 メタウォーター
 1434 JESCOホールディングス
 7004 日立造船
の4銘柄です。

JESCOは弐億さんが保有しているので、気になっているだけで、業態は気に入っていません。
日立造船はナガオカ繋がりで気になっています。

ただし、米国株ブログランキングで1位のなんとか太郎さん曰く、今年中に米国経済はリセッションに入る確率が高いそうなので、積極的な買いは控えようと思います。

2017年6月6日火曜日

各水道サービス会社の民間出資状況 Part 2 (株式会社水みらい広島編)



② 株式会社水みらい広島

Part2は、株式会社水みらい広島です。国内の水道サービス会社で、たぶん唯一民間の出資比率が過半数となっている先進的な会社です。民間側の水ingが65%を保有する形となっています。

委託方式は、指定管理者制度で、施設の所有権と料金決定権等は、広島県が保有しています。
事業内容は、主に工業用水と水道用水供給(市町村の水道局に水道水を販売)で、5つの浄水場の管理室での運転監視、水質管理、取水場・浄水場・ポンプ場・排水池・管路などの維持管理です。下水もやっています。


◎会社概要
 創立 平成24年9月21日
 資本金 6,000万円
 (水ing株式会社:65%、広島県企業局:35%・・・広島県監理団体)
 売上高 5億5,535万円(平成27年3月期)
      13億4,200万円(平成28年3月期)
 事業内容 上下水道施設の運転・維持管理、コンサルタント等
 社長は水ing出身、取締役2人はそれぞれ広島県企業局経営部長と水ing執行役員
 従業員数 143名(平成28年6月1日現在)

◎業績
 直近決算で経常利益 約1800万円と全然儲かっていません。ようやく利益剰余金がプラスになったところです。


分かりやすい会社説明はこちら(水ing作成のPDF)に載っています。

水ingとしては、この会社を足がかりに、とりあえず広島県全域を手に入れ、その後は全国・海外を狙っていくそうです。さすがに、この会社が海外で大きな利益を出すのは無理だと思いますが、水ing側は人を相当出向させているので、その人材に技術を身につけさせて、本体が海外展開するのではないでしょうか。

メタ・ウォーターには水ingに負けずに頑張って欲しいです。

2017年5月29日月曜日

VIX インバースETN(2049)が買えました


先週、VIX インバースETN(2049)を5口買いました。購入費用は約10万円です。

今はVIXが歴史的安値だそうです。言い換えれば、インバースは歴史的高値とも言えます。
そんな時期に買うのは、良くないのかもしれませんが、このタイミングで買い始めないと、いつまでも買えないと思って買いました。
XIV先物価格(円建)に連動するETNなので、配当などは出ませんが、このブログによれば、何もなくてもコンタンゴによって、緩やかに上昇していくとのことです。(超解釈)

今後、急激な円高や、ドイツ銀行破たん、中国不動産バブル崩壊などがあれば、100万円くらいまで買い増ししたいですが、そうでなければ、買い増しても30万円くらいまでだと思います。

ちなみに、VIX(1552)を長期保有している方を発見しました。
このブログ主なのですが、無限ナンピン中のようで、3300口保有で約168万円のマイナスだそうです。すごいです!


今月は、にほんブログ村の順位を上げてみようと、ソーシャルレンディングに70%振り分けたり、7回も更新しましたが、このブログの右上のバナーをクリックする人は、1日あたり1人しかいないので、INポイントが変わらず、順位はほとんど変わりませんでした。

2017年5月27日土曜日

とうとうソーシャルレンディングに手を出す Part3


クラウドクレジットで投資を実行しました。
口座開設は、ネット上で個人情報を入力して2日程待つと、本人受取限定郵便が届き、そのハガキに書いてある番号をマイページに入力すると、口座が有効になります。
まだ、会社としてマイナンバーを取り扱う体制が出来ていないようで、マイナンバーの提出は求められませんでした。

さっそく入金して、どのファンドに投資するか考えたわけですが、償還時にこれ以上円安に振れるかどうか判らないので、ユーロ建てとロシアルーブル建てはやめて、円建ての次の3商品を検討しました。


◎ペルー小口債務者支援プロジェクト
期待利回り:11.4%
運用期間:3年
延滞債権ポートフォリオのペルー現地の地方銀行から延滞している零細企業向けローンや消費者向けローンを額面の数%の金額で購入してきて、債務者との返済相談、減免交渉を通して約3年かけてその購入額の1.5倍程度で回収を目指すもの。


◎カメルーン中小企業支援プロジェクト
期待利回り:10.6% 
運用期間:13ヶ月
金利を取れないイスラム教国のカメルーンで、売戻条件付売買契約を結んで、実質的に動産を担保に取りながら、貸付をするもの。
このファンドは現在返済が滞り、償還が遅延している同じシリーズのファンドがあるので、お金が集まらず、結局不成立となりました。


◎東欧金融事業者支援ファンド
期待利回り:8.5%
運用期間:7ヶ月
主に新興国の個人向け短期ローンの貸付をしている金融事業者への貸付をするもの。


この中で、ペルーの3年は長いし、カメルーンはリスクが顕在化しているので、投資意欲が湧かず、結局は東欧金融事業者支援ファンドに投資しました。

ちなみに、このファンドの説明文には

本ファンドの投資先であるA社グループの信用力が徐々に高まってきているため、A社グループへの貸出し金利が低下することが見込まれます。そういたしますと、今後発売される本シリーズのファンドでは、ご提供できる期待利回りが低下する可能性がでてきます。
今回はまだ、運用期間が7ヶ月でこのような期待利回りを目指せておりますので、この機会に投資のご検討をお願い申し上げます。


という煽り文があり、金融商品の営業でこんなことを書いてしまうところに、胡散臭さを感じてしまいます。

満期一括返済方式なので、年末までお金は返ってきませんが、税金のことは、「雑所得・源泉徴収」ということしか調べていないので、そのうち調べたいです。

2017年5月22日月曜日

数ヵ月後の理想のPF



最近投資欲が結構あるので、何でも買いたくなってしまいますが、他のブログで、「銘柄分析はしなくていい!」という記事をちらほら見かけたので、ここ数年は何を買っても上がるので、市場参加者の気が大きくなってきているような気がして、少し買うのに躊躇してしまいます。

安くなったら買おうと思ってる銘柄も含めた数ヵ月後の理想のポートフォリオは次のとおりです。(このブログ開始前からの日本株・REITとクラウドクレジットの持分を除く。)


9551 メタウォーター
 現在200株の保有で、約58万円の時価ですが、この銘柄には中期(数年)で自信があるので、500株くらい追加購入して、約200万円くらいまで買いたいと思っています。理想は平均取得価格2750円くらいです。


6184 鎌倉新書
 安値で400株売ってしまったので、買い増すつもりはありません。900円台で買いましたが、現在株価は1500円を超えていて、200株の時価は30万円以上ありますが、当面売るつもりもありません。


6239 ナガオカ
 先月見つけた水関連銘柄です。今のホルダーの多くは、この会社が東京都水道局と共同開発した「ケミレス」で、豊洲市場の地下の地下水対策を受注することを目論んでいるようです。
しかし、汚染水対策の技術を持っているのは、世界でこの会社だけではないので、受注できないことが確定してから買っても遅くないと思っています。もし、受注できたら、株価が何倍かになるかもしれませんが、その後、1年くらいして熱が冷めてから買いたいです。
もし640円以下で買えるのであれば1000株以上、さらに、「継続前提の疑義注記」が解除される確信が持てたら、100万円分以上は持っておきたいです。

水事業では、地下水を効率的に取水する技術・製品やヒ素・鉄・マンガン・アンモニア態窒素等不純物の含まれた地下水を薬品で処理するのではなく、空気を用いた接触酸化と生物処理だけで、超高速で取り除く水処理装置“ケミレス”を提供しています。“ケミレス”は、「地球環境にやさしい技術・製品」として評価され、世界中に広まりつつあります。また、地下水に含まれる揮発性有機化合物、遊離炭酸を除去する“エアシス”を東京都水道局と共同で開発し、土壌汚染対策用に応用した製品が、ベンゼン除去対策用として初受注に至りました。

http://www.nagaokajapan.co.jp/company/greeting.html


6370 栗田工業
 超純水供給装置・薬品のメーカーです。今まで、水道以外は興味がありませんでしたが、最近気になるようになりました。この会社の魅力はなんと言っても、日本企業にしては大変めずらしく、経営者が株主の方向を向いて経営をしていることです。まるで米国企業です。
12期連続増配中で、自社株買いにも積極的です。さらに、1986年から1度も減配していません。(参考:配当政策)(ただし、最近は中期と期末でそれぞれ1円増配中。)
米国の連続増配株が好きな人なら、気に入る人も多いと思います。
IRページも日本企業としては充実しています。 http://ir.kurita.co.jp/

しかし、この会社の最大の問題点は、業績が伸び悩んでいることです。配当性向も会社側が示す上限の50%に近いので、今後どれだけ増配記録を伸ばせるか分かりません。
ちなみにこの会社も、土壌浄化技術を持っています。
今は自社株買いの効果で(?)上がっているので、(落ちてこなさそうですが)今年1月の年初来安値近くの2500円付近で50万円分くらい購入したいです。


3649 ファインデックス
 先日買った医療系IT企業です。現在ささやかながら含み益ですが、数ヵ月後でも持っていると思います。ただし、思い入れはないので、+20%くらいになったら売ってしまうかも知れません。


7813 プラッツ
 これも先月見つけた会社で、介護用電動ベッドの製造・販売をしています。
株価3100円くらいのときに、3000円を割ったら買おうと思っていましたが、その数日後には4500円を超えてしまいました。材料は、中国の高齢者施設での受注が上手くいったことと、介護保険制度の改正で、全額自己負担にはならなかったことらしいです。
今の株価も決して高くはないと思いますが、大きな窓を開けているので、じっくり待って、3000円近くで100万円分くらい購入したいです。


2049 NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETN(XIV)
 元々恐怖指数(VIX指数)のことは知っていました。ETFでは1552の国際のETF VIX短期先物指数があります。チャートを見る限り、これを買う人は、気が狂っているとしか思えません。
VIXとはざっくり言うと、相場が不安定になると価格があがる商品で、XIVはその逆の値動きをします。要するに相場が平穏なら価格があがります。
VIX先物ETFは商品設計上、必ず長期で価格が下がる性質があります。XIVはその逆なので、何もなければ、自然と価格が上がっていきます。ただし、前日終値との比較で1日で80%以上下げると、強制的に償還されるというリスクがあります。そうなれば、大損が確定します。たぶん数十年に1度のリスクです。
VIXについては、このブログが詳しいです。

5/18(木)には前日比-11%程度になりました。これはトランプ大統領の弾劾の可能性が出てきたことによるものです。
数週間程度、様子を見て、上昇基調に戻るのであれば、10万円程度の少額で買ってみようかと思います。


GOOG アルファベット
 1ドル103円よりも円高になったら、ドル転して購入したいです。配当がないので、外国所得税を取り戻したりする手間がないのがいいと思います。


2017年5月19日金曜日

とうとうソーシャルレンディングに手を出す Part2


主なソーシャルレンディングの運営会社は次のとおりです。

■ クラウドクレジット
 ・海外中小企業向け融資が中心
 ・利回り高い。8%~13%程度
 ・外貨建て、為替ヘッジなしの商品が多い
 ・伊藤忠商事と複数の大手VCから出資を受けている
 ・経営陣の経歴は、日系・外資系金融機関出身者が多い
 ・アフィリエイトサイトが多い(1件成約ごとに7000円らしいです)
 ・返済遅延が数件あり、リスクが顕在化している
 ・「高利回り」・「短期間」・「海外投資」という胡散臭い要素がたっぷりあるのに、伊藤忠商事が大株主というだけで信用してよいものか…


■ トラストレンディング
 ・不動産担保で、不動産会社に融資
 ・利回りは一時期は14%あったが、現在は7%~8%程度
 ・調べた時点では、募集中の案件なし
 ・運営会社は平成17年創業で、手広く金融関係の商売をしている


■ マネオ
 ・融資実績 累計約 690 億円の最大手
 ・歴史が長い
 ・利回りは5%~7%程度
 ・本体以外に、9サイト運営している。主に不動産担保で不動産業者への融資メイン
 ・複数の大手VCが出資しているが、創業者の経歴はいまいちで、社長のブログもいまいちな印象


■ クラウドバンク
 ・利回りは6%台
 ・2015年に3ヵ月間の業務停止命令を受けている


■ ラッキーバンク
 ・不動産会社への貸付専門
 ・全案件に不動産担保付
 ・利回りがいい(8%~10%前後)ので、募集開始後1分程度で満額成立してしまう
 ・役員の経歴は信用力いまいちで、大株主は不明


■ OwnersBook(オーナーズブック)
 ・こちらも不動産系
 ・利回りは4%~5%程度と低め
 ・運用会社はベンチャーなので、信用力はあまりないが、主要メンバーはほとんどがゴールドマン・サックス出身で、経歴はしっかりしている(ように見える)


■ SBIソーシャルレンディング
 ・SBI証券100%出資なので、信用力は一番高い
 ・他に比べると利回りが低い


色々とありますが、利回り5%くらいまでなら、REITで運用可能なので、運営会社の信用力などを気にする必要もない大手のREITを買ったほうがましに思えます。

また、不動産を担保として、不動産業者に融資する商品は、不景気になると、不動産会社への融資が焦げ付き、なおかつ不動産価格の下落により、担保価値も下がるリスクがあるので、手を出さないでおきます。なにより退屈ですし。

「マネオ」系の「クラウドリース」も検討しましたが、実際に何%の利回りで償還されたのかが、サイトからは分からないのでやめました。

最終的に運用会社の信用度、投資先の多様性や想定利回りなどを総合的に勘案して、「クラウドクレジット」に口座を開設することに決めました。
複数の運用会社の複数の金融商品に分散投資するのが、最も合理的なのでしょうが、めんどくさいので1社に絞りました。いつか痛い目に会うかもしれません。


2017年5月15日月曜日

ファインデックス(3649)が買えた


今はドルを103円で指値していますが、全然円高にならないので、米国株を買えていません。

私の人生設計では、今年200万円の利益を出したいところですが、到底届かないので、実現可能性が少しでもあるところで、50万円の資産増加を目指そうと思います。これには含み益の増加も含むことにします。

昨年末NISAで買った600株のうち、400株を売却して得た確定利益が約14万円になっていて、配当で年末までに3万円は受け取るはずなので、残り約33万円です。

ちなみに、現在保有している全銘柄が含み益になっているので、年初の時点で含み益が0だったと考えて、含み益が最低でもその水準を保てば、残り19万円です。これなら出来そうな気がします。

そこで、まだ今年に入ってから、株を一度も買っていないので、メタウォーターやナガオカなどを指値しておいたら、1銘柄刺さりました。ファインデックス(3649)です。

ナガオカは、5月10日の発表を見る限り、踏んだり蹴ったりな状況が継続していますが、やっと第三者割当増資を発表しました。ただし、有利子負債30億円で、今回の調達資金は9億円なので、焼け石に水のような気もします。
利益剰余金もマイナスで、フリーキャッシュフローも何年もマイナスです。
発行価格が648円なので、これより高い株価では買う気がおきません。
ちなみに、今までこんな酷い決算を出しても株価を保てるのは、あの五月さんで有名な片山晃さんが2月10日に大株主に登場してから、投資家の心の拠り所になってるからだと思っていました。
しかし、五月さんのブログを見たら、すぐに売っていたんですね。知らなかったのは、私だけのようです。


ファインデックスはどんな会社か?


紹介状や診断書などの各種紙データ、検査結果や画像、手術動画など患者の医療情報を統合して管理できる医療用ソフトウエアの開発・販売している。
全国国公立大学病院の7割強が同社のシステムを導入。
業績は12月に集中する傾向にある。
主力製品は医療用データマネジメントシステム「Claio」
まだ成長段階の企業です。

予想PERは32倍
予想PBRは9倍
ROE 19%
社長が筆頭株主(28%保有。奥さんと娘さん合わせて1/3超保有。)
時価総額 281億円
有利子負債 0


なぜ買ったのか?


数週間前から指値をしていて、先週たまたま刺さりました。この銘柄をどうやって見つけて、どうして指値をしたのか忘れました。
まだ下がるようであれば、800円前後で買い増しして、2年間くらいじっくり上がるまで待ちたいです。



2017年5月8日月曜日

とうとうソーシャルレンディングに手を出す Part1


■ ソーシャルレンディングとは

ソーシャルレンディングとは、不特定多数の人からネット上でお金を集めて、そのお金を開発費や投資に回し、商品や利益を得るスキームです。
寄付型・商品型・投資型などがあり、投資型の場合は、不動産を担保に付けて不動産会社に貸金をするものと、海外の消費者金融等に貸金をするものが多いです。大体利回りは4%~15%くらいです。

私は今まで、次の理由からソーシャルレンディングに投資していませんでした。
 ・利回りが高くてなんだか胡散臭い
 ・貸金業法の規制で投資先を開示できないので、どんな会社等に投資しているのか不透明
 ・利回りは高いけど、自分で株を運用した方が利回りがいいような気がする
 ・確定申告がめんどくさい
 ・やってる人は情弱そうなイメージ

しかし、現金比率が高まり過ぎていて、株式相場も買ってもいい水準の株を見つけられないので、ソーシャルレンディングに手を出す決意をしました。


■ みんクレ(みんなのクレジット)ショック

昨年、ソーシャルレンディングへの投資を検討した際、一際異彩を放っていたのが「みんなのクレジット」です。

特徴としては、
・高利回りで毎月配当
・融資金額の120%以上の価値を保全する担保をすべての案件に設定していると謳っている
・キャッシュバックキャンペーンで年中、大盤振る舞いをしている
・アフィリエイトのブログがやたらと多い。(米国株でいうとマネックス証券のような推奨度)

当時のキャッシュバックキャンペーンの概要はこちらで確認できます。
ただし、当時の社長の評判が大変悪く、「計画倒産屋」などと書かれているサイトもあったのが印象的でした。

その後、金融庁の行政処分がありました。
概要は、こちらのサイトに載っていますが、ざっくり書けば、
 ・価値のある担保がついていなかった
 ・貸出先が社長自身が設立したグループ企業だった
 ・投資家から集めたお金で、キャッシュバックキャンペーンをしていた
 ・ファンドの償還金を別のファンドの資金から当てていた
 ・社長が自身の借金返済に、ファンドの資金を当てていた
というものです。

ちなみに、知恵袋には先見の明のある方もいたようです。
蛇足として、ノアコイン投資というものもあるそうです。

ここから私が得た教訓は、
 ・第二種金融商品取引業の登録も、貸金業の登録も全く信用できない
 ・社長の経歴と大株主の状況は、調査必須
 ・こんな低金利の時代に、安全且つ高利回りなのは詐欺
 ・アフィリエイトやキャッシュバックが多いのは怪しい
 ・ネット上の悪いうわさを調べるのは重要
などです。

これを踏まえて、どの運営会社に口座を開くか決めました。

2017年5月1日月曜日

鎌倉新書(6184)がどんどん売れていく


■ 鎌倉新書(6184)200株売却

先月の記事で、鎌倉新書の残り400株は1500円台で売りたいと書きましたが、弱気なので、1360円台と1460円台で200株売ってしまいました。
200株で9万円ちょっとの利益で、利益率は平均で47%くらいでした。
その後、一時的に1650円近くまで上がりました。振り返ると、1100円台から売り始めているので、とても損した気分です。
残りの200株と、メタウォーター(好決算でプラ転)は自信をもって、本当に強い握力で保有していきます。



■ 株を買いたい

現時点の私の預金を含めた資産全体の株式保有比率は、とても低いです。
昨年は、NISA口座約120万円分の株しか買っていないので、それを母数にとると、鎌倉新書の400株分の利益は、10%以上にあたるので、4月にしては上出来ですが、預金も含めた全体からすると、ほとんど誤差の範囲内です。
暴落時に大量買いしようとずーっと思っていましたが、やはり保有比率が低いと、儲かっても資産の微増にしかならないので、せめて5割を目指して株を買っていこうと思います。1年で買うと失敗しそうなので、3年程度掛けようと思っています。
とりあえず、今年はNISA枠120万円で配当のある米国株を買って、他に約50万円ずつ日米問わず2~3銘柄買おうかと思います。



■ セカンダリー投資

最近、セカンダリー投資に興味があります。セカンダリー投資といっても、上場してから1~2年程度たった銘柄なので、正確には定義から外れているかもしれません。
具体的には次の銘柄を監視中です。

・グローバルG(6189)
・PXB(6190)
この2銘柄は、まだ下げ止まっていないので、半年くらい待ってから投資を検討します。

・ALBERT(3906)
ビッグデータの解析ソフトを開発・販売しているIT企業なのですが、まだ上場して1年半くらいなのに、業績が伸び悩んでいて、予想の下方修正と赤字転落という状況です。財務状況も悪く、「ビッグデータ」のテーマのブームも去りつつあります。
それでも、業績回復の兆しがあれば、短期間で株価3倍もあり得そうなので、しばらく見守っていきます。

・平山(7781)
製造請負と技術者派遣の会社です。長期のチャートを見ると、下値は限定的で、成長率はそれなりなので、買ってもいいような気がしますが、好きな業種ではないので、手を出していません。
株の流動性が低いです。

・ナガオカ(6239)
私の好きな水道関連株です。スクリーンのメーカーです。スクリーンとは、金属製のフィルターのようなモノで、例えば井戸の中にあるスクリーンは、砂は通さず、水だけを通す役割があります。
この会社の製品は、石油精製プラントと井戸で使われていますが、原油価格の低迷で、石油精製プラント向けはさっぱり売れなくなり、水道事業体も耐震化や老朽化対策に予算を振り向けるので、売上は1年で半分になりました。そして上場4年目にして大赤字です。
銀行との契約で、2年連続赤字なら、借入金を一括返済する契約なので、今年度も赤字なら、倒産の危機です。
もちろんいい技術をもっている企業なので、再生ファンドや日立造船などに買収される可能性もありますが、上場廃止リスクは高いです。東芝よりも高いかもしれません。
ただし、「超高速無薬注生物処理装置(ケミレス)」や「高速海底浸透取水システム(ハイシス)」の水処理事業が好みのド直球なので、私はリスクを覚悟で買うかもしれません。

・プラッツ(7813)
介護用ベッド業界2位です。パラマウントベッドでいい思いをしたことがあるので、この会社も気になっています。パラマントベッドよりも低価格路線です。
介護保険制度の影響をモロに受け、円安にも弱いので、業績は不安定です。
配当性向30%を目標にしていますが、株価が安いので、利回りが良く、今後も業績がよいと見込めるならば、配当目当てでもありな気がします。



2017年4月17日月曜日

各水道サービス会社の民間出資状況 Part 1 (東京水道サービス株式会社編)


■ 水道サービス会社

水道サービス会社とは、簡単に言えば、水道局の子会社のようなもので、水道局のコア業務以外を委託する先としての器です。
現在の公務員は、再任用制度が普及しているので、幹部以外はそのまま定年後も元の組織に残ることが多いですが、元幹部は使いにくいので、水道サービス会社の幹部として雇用するなど、天下り先としての機能もあります。
業務内容としては、水道メーターの検針・取替え、料金の徴収・電話窓口対応や施設の維持管理が多いです。
一般財団法人 埼玉水道サービス公社や一般財団法人 神戸市水道サービス公社のように、完全に公営で、民間企業の出資を受けていない会社もありますが、民間出資を受けている会社も存在します。いわゆる官民連携です。
そこで、主要な水道サービス会社の民間出資状況を紹介します。



① 東京水道サービス株式会社

東京水道サービス株式会社は、東京都水道局の傘下にあり、メタウォーター株主からすると、民業圧迫の代表格です。
主な業務内容は、次のとおりです。
・水道水源林の状況調査等の保全管理業務や、貯水池の施設管理業務
・多摩地区の浄水所、給水所、井戸水源など約600施設に及ぶ水道施設の運転管理業務
・多摩地区26市町の管路管理業務、管路診断・漏水調査業務、本管の設計・積算・施工管理業務及び給水装置業務
・三園浄水場、小作浄水場、砧浄水場、砧下浄水所、長沢浄水場の5施設の運転管理業務
・東京23区東部地域の給水所等11箇所の保全管理業務
・水道管路の調査・診断、漏水調査業務、本管・小管の設計積算及び工事監督業務
・給水装置工事の審査・設計・検査、水道メータの引換業務

社長は前東京都水道局長で、常勤取締役は2人とも元東京都水道局部長級、社員の約2割は東京都水道局のOBです。

資本金は1億円。従業員数は、1,324名。

経営状況は、2016年3月決算で
売上高   166億8,760万円
経常利益  6億695万円
純利益    3億8171万円
配当       100万円

東京都水道局の出資比率は51%で残り49%は出資比率順で、
 クボタ(19%)
 栗本鐵工所(10%)
 損害保険ジャパン日本興亜(5%)
 みずほ銀行(5%)
 みずほ信託銀行(3.75%)
 三菱東京UFJ銀行(3.75%)
 東京海上日動火災保険(2.5%)
となっています。
売上の55%を管路管理が占めているので、ダクタイル鋳鉄管メーカー3社のうち2社が出資しています。出資しなかった日本鋳鉄管の経営判断が正しかったのか知りたいので、数年間は動向を観察していきます。

次回以降で、株式会社北九州ウォーターサービス、横浜ウォーター株式会社と水みらい広島あたりを見ていきたいです。


■ 近況

鎌倉新書(6184)が先日また100株売れました。  1350円台だったので、約40%の利益で、約3万9千円の儲けになりました。残り400株は大切にしたいので、業績がこのまま伸張していけば、1500円以上で売りたいです。
メタウォーターはマイナス圏突入です。

今、次の銘柄を監視中です。
・アマゾン
・アルファベット(グーグル)
・2U
国際帝石
・JT
・日本鋳鉄管
・米ドル

ブログの右側に「にほんブログ村」のバナーを設置してみました。



2017年4月10日月曜日

買わない宝くじは当たらない


このブログを月1回は更新しようと思っていますが、売買がないのでネタがありません。

保有株はそこそこです。
鎌倉新書(6184)は残り500株で、プラス約32%、額にするとプラス約15万円です。
メタウォーター(9551)は200株保有で、1%未満のプラスです。


現在、個別銘柄の毎月購入を考えています。
今のままだと、常に「今は高値」と考えてしまい、いつまでも株を買えないからです。
無理のない範囲だと、平時は月15万円程度、インデックスがピークから30%以上暴落してから最初の6ヶ月は月35万円程度の積立なら出来そうです。

日本株だと月15万円で買える銘柄が限られているので、米国株を中心に考えています。
為替は、今までは手数料重視で、SBI証券のFXでドル転して現引きする方法を考えていましたが、それだと約100万円単位となるため、25銭の高い手数料を払っても、普通に為替取引をしようかと思います。SBI銀行だと15銭らしいのですが、口座開設とその後の管理がめんどくさいです。

問題は購入する銘柄です。
今買ってもいいなと思っているのは、アマゾン(AMZN)、Alphabet(グーグル)(議決権ありのGOOGL)、2U(TWOU)、エクソンモービル(XOM)あたりです。
2U以外は大企業なので、毎月積立購入してもリスクは少なめだと思います。2Uは上場来高値を更新したので、そろそろ購入してもいいかもと思っていますが、新興株なのでリスクは高いです。

また、逆張り銘柄としてツイッター(TWTR)とGoPro(GPRO)も気になってはいますが、たぶん購入することはないでしょう。

たぶん近々アマゾンかグーグルを買うと思います。
そのときはドル円が110円を割ってるといいんですけど。

2017年3月27日月曜日

高塩基度PACとは何か?


■ PACとは


PACとは、水道用凝集剤の一種で、主に浄水場で原水(川や井戸の水)の汚れを取るために、原水に加えるものです。日本の水道用凝集剤使用量の約9割を占めるのがポリ塩化アルミニウム(略称PAC)です。
PACを原水に加えると、プラス電荷をもつ水酸化アルミニウム水和物を生じます。水中のゴミはマイナス電荷を持っているので、ゴミが回りに集まって大きくなり、重さで沈み、きれいな上澄みをろ過して塩素を加えたものが水道水となります。

今、日本の浄水場の水処理方法の主流となっているのは、急速ろ過と呼ばれる仕組みで、最新の方法が膜ろ過ですが、急速ろ過だけでなく、膜ろ過方式でも量は少ないものの、凝集剤を使用します。


■ 超高塩基度PACとは


通常、45%~55%程度の塩基度のPACを使用するのが一般的ですが、一般的に、塩基度60%程度を高塩基度PAC、70%程度を超高塩基度PACと称されています。

超高塩基度PACの特長は、主に次の6つがあります。
①原水の適用pHの範囲が広いので、大雨後などpHの急激な水質の変化に耐えられる
②通常のPACよりも、同じ注入率であれば除濁効果に優ている
③アルミニウム低減効果が高い。(処理水中の残留アルミニウム濃度が低い。特に弱アルカリ性域でその傾向が強い。)
④配管内の析出物ができにくい
⑤寒冷地や冬季での低水温や低アルカリ度水でも、凝集効果は著しく低下しない
⑥凝集剤注入によるアルカリ度低下が抑制される
※実際には原水水質の特性により効果は変わる。


多木化学が開発・製造し、従来から市場に供給されていましたが、ここ数年で日本軽金属㈱などの他社も製造するようになり、全国的に採用を進める浄水場が増えています。

また、高塩基度PACは一般的に価格が高価です。
しかし、超高塩基度PACを使用すると、PACや硫酸などの薬品使用量を減らすことが出来るので、超高塩基度PACが高価でも、全体でみるとトントンくらいにはなるようです。

高塩基度PACのもう一つの大きな特長は、従来のPAC注入設備と互換性を有する点です。通常のPAC注入設備をそのまま利用できるため、移行しやすい点が大きな特長のひとつです。


■ 近況


鎌倉新書100株の指値が刺さってしまい、1110円台で売れてしまいました。約15%の利益でした。残り500株は大切にしたいです。

また、今年の目標はNISAで米国株を買うことですが、いつまでもドル転できないので、日本石油資源開発と、国際石油開発帝石が気になっています。
多くの投資家の2017年のWTIの予想が1バレル45ドル~55ドル程度なので、買ってもそんなに上がらなさそうなので、急いで買う必要はありませんが、数年後に「あの時に買っておけば良かった」と思いそうなので、監視しておこうと思います。


2017年2月20日月曜日

多木化学は買いか  肥料・建材・石油・不動産編



多木化学(4025)は、国内で初めて人造肥料を開発した化学メーカーで、現在は肥料のほか、化学品、建材、不動産などの事業を手がけている同族企業です。
簡単な業績推移は、IRページに掲載されています。
規模としては、売上324億円、営業利益16億円、純利益10億円、フリーキャッシュフロー9億円です。


■ 2016年度決算

2月13日発表の2016年度決算(12月決算)では、対前年度比で、
 売   上 △3.5%
 営業利益 △15.1%
 経常利益 △15.6%
 純利益   △20.7%
という散々な有様でした。



■ セグメント別利益

セグメント別の利益割合を見ると、概算で
 肥料   16%
 化学品 36%
 その他 48%
となっています。



■ 肥料事業

全社売上324億円中、90億円(約28%)を占めるアグリ事業では、有機複合肥料や土壌改良材などを扱っており、水稲、園芸、野菜、果樹向けの「しき島」などを主力製品としています。

ちなみに矢野経済研究所の調査報告では、「2014年度の国内の肥料市場規模は前年度比87.1%の3,912億5,400万円」だったそうです。今はもっと市場が縮小しているとして、シェアは約2~3%程度でしょうか。
業界団体のHPで生産量などの統計が確認できます。
また、JAのこのページでは、「国内主要肥料メーカーの売上高(平成25年度)」という表が載っていますが、多木化学は決して、価格決定力を持つほどのシェアはないようです。


肥料事業は、次のようなネガティブな要素を持っています。
 ・農家の減少などで肥料の国内販売の拡大がほとんど見込めない。
 ・原料をほとんど輸入に頼っているため、為替変動の影響を受けやすい。円安に弱い。
 ・国内の肥料は、諸外国に比べて非常に割高で、海外進出の可能性が限られている。

以上のことから、私は肥料事業に明るい未来を描けません。



■ 建材・石油・不動産事業

建材事業では石こうボードなどの販売、石油事業ではGSの経営、不動産事業では兵庫県加古川市の本社周辺で保有している土地で、イトーヨーカ堂などのショッピングセンターの運営などを行っています。
2016年の決算では前年度比で、売上は不動産事業では0.9%減、建材事業は3.1%減、石油事業は25.7%減、運輸事業でも16.7%の減でした。
これらの事業にも、成長の兆しはありません。



■ 来期の見通し

今期(2017年度)が最終年度となる3ヵ年経営計画は、達成できない見通し。
会社は一応前期(2016年度)に比べれば、業績は回復すると見込んでいるようですが、実現できるかは怪しいです。






2017年2月6日月曜日

米国の水道サービス銘柄 Part 2


次の8銘柄がSBIで買える水道関連銘柄です。
まず、次の条件に合致する銘柄は、買う予定がないので消します。
・2007年頃の株価のピークを越えるのに、4年以上掛かった企業
・売上がマイナス成長の企業


 American Water Works(AWK)
上下水道サービスの提供を行う企業。米国30以上の州とカナダ2州において、推定1500万人向けに飲用水、廃水及び他の水関連サービスを提供している。緩やかに成長している。配当利回り2%。EPS成長率はインフラ企業にしては、とても高いが、フリーキャッシュフローは殆んど生み出せていない。2008年上場で、上場以来8年連続増配。

 American States Water(AWR)
カリフォルニア州公益事業会社であり、カリフォルニア州の10郡で75のコミュニティにおいて水の購入・生産・配給に従事する子会社を保有している。配電事業もしている。売上は2年連続マイナス1%成長。株価回復に5年近く掛かっている。60年以上連続増配で米国の連続増配株で一番の歴史あり。配当利回り2.2%。
参考:永久投資家の米国株投資物語」の分析記事

 California Water Service Group(CWT)
上水道サービスを提供している複数の水道事業持株会社。主に家庭・工業・公共・かんがい用及び防火用の水の生産、購入、貯蔵、加工、検査、物流及び販売を行っている。同社はまた、市政機関・その他民間企業との契約の下で非規制給水関連サービスを提供する。13年連続増配だが、設備投資の比率が高く、ほとんどフリーキャッシュフローを生み出せていない。新株発行を乱発気味。配当利回り2%。2015年は売上はマイナス1%だったが、株価の調子はよく、2015年後半に一時、19ドル近辺だった株価も、今では30ドル~35ドル付近。だけど、たぶん買うことは一生ない。

 WEC Energy Group(WEC)
多角エネルギー持株会社。 子会社を通して、電力・ガス・蒸気・水道の供給など公益サービスを提供。発電メインで高成長。配当利回り3.4%。配当性向は右肩上がりで、既に約70%。近年株価は右肩上がり。

 Aqua America(WTR)
ペンシルベニア州を中心に、他11州において水道・廃水サービスを提供する規制ユーティリティ持株会社。平成23年末時点で、ペンシルベニア州ではフィラデルフィア市の北部・西部郡及びペンシルベニア州25郡の郊外地域に位置する同社がサービスを提供する総人口の約50%へ水道・廃水サービスを提供。10年連続増配、配当性向はそれなりに高め、配当利回り約2.5%。インフラ企業らしく、設備投資が多く、有利子負債も多い。株価回復に5年近く掛かっている。

 A.O.Smith(AOS)
主に米国の住宅・商業顧客向けの温水装置を製造するメーカー。住宅用ガス、ガスタンクレス、オイル・電気給湯器及び商業用給湯器を製造・販売する。北米事業は特殊型の商業用給湯器、凝縮・非凝縮ボイラー及び水システムタンク等も製造・販売する。株価成長中。逆浸透膜(RO膜)式の浄水器なども製造・販売している。23年連続増配だけど、配当利回りは、約1%。配当性向も低い。公式サイト

 Xylem(XYL)
水処理用の制御機器やサービスを提供。水インフラ事業は水の輸送・処理・テストを行い、水・廃水ポンプ、処理・テスト設備及び制御装置・システムなどの一連の製品を提供する。水応用事業は住宅、商業、工業及び農業市場に集中する水の使用を包含し、ポンプ、バルブ、熱交換器及び制御・分配装置などの製品を提供する。2011年上場。2015年は売上がマイナス約7%。公式サイト

 Itron(ITRI)
公共事業向けに電気、ガス、水道の使用状況データの収集、伝達、分析用ソリューションを提供、スマートメーターの設計開発。未だに2008年の株価ピークを超えられず。


未だにドル転していないので、米国株を買うのはまだ先ですが、買うときには、AWK,WEC,AOSが安定的な配当株としては、有力候補です。AWKを買うにあたり、米国での水道料金決定のメカニズムや、営業地域での人口動態などを調べて、購入を検討したいです。

利上げすると、有利子負債の多いインフラ企業には向かい風になりますが、2017年後半あたりに、配当利回りが上がるときがあれば、そのタイミングで買いたいです。


2017年1月23日月曜日

米国株にエア投資


いつまでもドル転できず、米国株投資を開始できずに、飽きてきたので、次の条件でエア投資をしてみることにします。

・締め(決算)は5年後の2022年1月末日。
・計算がめんどくさいので、配当再投資はしない。
・エア予算は5万ドル
・ドル建て
・目標は5年後に8万ドル以上になっていること。

この条件で投資するなら、次の5銘柄にします。

○Amazon(AMZN)
言わずと知れたアマゾンです。皆がいいと思っている銘柄は、結果的にダメかもしれませんが、エア・ポートフォリオに加えないわけにはいきません。
約1.5万ドル分=1株808ドル×18株


○アメリカン ウォーター ワークス(AWK)
上下水道サービスの提供を行う企業。米国30以上の州とカナダ2州において、推定1500万人向けに飲用水、廃水及び他の水関連サービスを提供している。
緩やかに成長している。配当利回り2%。EPS成長率はインフラ企業にしては、とても高い。2008年上場で、上場以来8年連続増配。
フリーキャッシュフローを殆んど生み出せていない点が気がかりですが、相場暴落時に動きをマイルドにしてくれる役割を期待しています。
約1万ドル分=1株72ドル×138株


○2U(TWOU)
高品質の学位プログラムとコースを、インターネットを通じて学生に提供。同社の学習プラットフォームは、全ての学生や教員の学術的、社会的相互作用のためのハブとして機能する。
対面式の証券会社が消え行く運命であるように、学校もネットに移る可能性が少しはあるかもしれないので、博打でエア・ポートフォリオに加えることにします。
具体的にどんなサービスなのかは、よくわかりません。
約0.5万ドル分=1株34ドル×147株


○アカディア ヘルスケア(ACHC) 
 米国のヘルスケアサービスプロバイダー。精神病、薬物依存症、摂食障害など、問題行動医療を専門にサービスを提供する。精神科救急医療施設、特殊治療施設、精神科病院、外来診療所を運営。米国24州、英国、プエルトリコで事業を展開。
M&Aで成長中の企業です。人類の進化とともに、精神病患者が増えることを見越して、エア・ポートフォリオに加えます。
ちなみに2015年には80ドルを超えていた株価も、今では半値以下で、絶賛値下がり中なので、実際に買うなら、底値を打ったのを確認してからにしたいです。
約1万ドル分=1株38ドル×263株


○ノースロップ・グラマン(NOC)
米国の軍需メーカー。軍用機、防衛電子機器、人工衛星などを開発、製造する。主要顧客は米国防総省、国土安全保障省、その他政府機関のほか、米国外政府機関。
サブプライム・ローン問題後、株価が回復するのに5年半も掛かっているので、基本的には投資対象外ですが、「力による平和」をお望みのトランプ銘柄ということで、対象とします。
約1万ドル分=1株232ドル×43株



しかし、まず5年後にこのブログが存在するか怪しいですね。

2017年1月16日月曜日

米国の水道サービス銘柄


SBIで買える水道サービス銘柄を一覧にしてみます。

これらの銘柄に対して投資判断をするには、業績や財務の他に、米国での水道料金決定のメカニズムや、営業地域での人口動態などを調べる必要があります。


 American Water Works(AWK)
上下水道サービスの提供を行う企業。

 American States Water(AWR)
米カリフォルニア州にある水道会社

 California Water Service Group(CWT)
上水道サービスを提供している複数の水道事業持株会社

 WEC Energy Group(WEC)
多角エネルギー持株会社。 子会社を通して、電力・ガス・蒸気・水道の供給など公益サービスを提供。

 Aqua America(WTR)
住宅のほか、商工業や公共部門の顧客に水道サービスを提供する公共水道会社


上記5社がSBIで買える水道サービスを提供している企業です。
また、家庭用・業務用水処理やスマートメーターの銘柄もあります。


 A.O.Smith(AOS)
米国の住宅・商業用温水機器と水質処理製品のメーカー

 Xylem(XYL)
水処理用の制御機器やサービスを提供

 Itron(ITRI)
公共事業向けに電気、ガス、水道の使用状況データの収集、伝達、分析用ソリューションを提供、スマートメーターの設計開発


次回は、それぞれの業績と過去のチャートを見ていきたいと思います。