2016年10月17日月曜日

投資候補銘柄をさらにさらに絞る


今残っているのは、次の15銘柄です。この中で、今後の見通しが悪い銘柄は削っていこうと思います。



イルミナ(ILMN)
ゲノム解析機器の開発、製造、マーケティング、販売会社。

セールス・フォース・ドットコム(CRM)
営業支援ソフトの開発・提供。

グーグル(GOOG)
世界最大手ネット検索サイトを運営。

エリー・メイ(ELLI)
住宅ローン業界向けの自動化ソフトを提供。

網易(ネットイーズ) ADR(NTES)
オンラインゲームサービス、広告サービスと電子メール、無線付加価値サービスとその他という3事業を通じて運営。

タイラー・テクノロジーズ(TYL)
米国地方政府を中心とする公共部門向けに、統合情報管理ソリューションとサービスを提供。

歓聚時代(ワイワイ) A ADR(YY)
中国大手SNS。

マンハッタン・アソシエイツ(MANH)
物流管理ソフトを提供。

2U(TWOU)
ネット上に大学向けに学習プラットフォームを提供。

アマゾン(AMZN)  
世界最大手ネット小売。

カルメイン・フーズ(CALM)
米国の鶏卵の生産・販売業者。

プライスライン・グループ(PCLN)
オンラインホテル予約会社。「Booking.com」、「priceline.com」、「Agoda」を提供。

スカイワークス・ソリューションズ(SWKS)
アナログ半導体を生産する会社。

テスラ(TSLA)
電気自動車の製造販売会社。

アカディア ヘルスケア(ACHC) 
精神病院の運営。




イルミナ(ILMN)は成長率鈍化の見通し。

グーグル(GOOG)マンハッタン・アソシエイツ(MANH)は、元から他の銘柄と比較して、成長が緩やかだけど、今後もその見通し。

歓聚時代(ワイワイ) は見通しもよくないし、2014年に90ドル以上あった株価が、今年30ドル台前半になる場面もあって、あまり株価が好調とは言えないので、ここで切ります。

カルメイン・フーズ(CALM)は、2016年5月期がピークで来期の売上と純利益はマイナス成長の見通し。最低でも今後2年間はこの前期のピークを越えられない。それでも予想PER 41倍。

スカイワークス・ソリューションズ(SWKS)の今期の売上成長率は0.79%の見通し。来期の見通しもよくない。予想PER 15倍。

テスラ(TSLA)は今後も成長見通しだけど、とんでもなくキャッシュフローが悪いから増資による株の希薄化の心配が大きい。また、大赤字のソーラーシティー買収計画も予定されており、買いたいと思えない。

アカディア ヘルスケア(ACHC)は今期の売上高成長見通しが60%の増収の見通し。ただし、買収に毎年多額の費用がかかっているようで、ずっとFCFが大幅マイナス。

よく見たら、グーグル(GOOG)は、2007年の株価のピークを回復するのに5年近く掛かっているので、候補からはずします。


これでやっと10銘柄です。
まだNISA枠が余ってるので、網易(ネットイーズ)や2Uなどの超ハイリスクの株は除いて購入を検討したいと思います。

2016年10月10日月曜日

投資候補銘柄をさらに絞る


前回残った銘柄から、「事業内容をよく理解できない会社」を削っていきます。


○製薬・バイオ
 イルミナ(ILMN) -参考
遺伝子変異や生物機能を大規模分析する総合システムの開発、製造、マーケティング、販売会社。ゲノムシークエンスや遺伝子型判定、遺伝子発現、分子診断などの遺伝子解析ソリューションの提供を行う。

 メディベーション(MDVN)
調べたところ、ファイザーに買収されることが決定しているようなので、投資対象外。

 リジェネロン・ファーマシューティカルズ(REGN)
重症疾患に使われる医薬品の発見・発明・開発・生産・商品化を行う統合型のバイオ医薬品会社。平成23年12月31日現在、同社はEYLEA(aflibercept)皮下注射薬及びARCALYST (rilonacept)皮下注射薬という2種類の市販薬品を有している。

 ユナイテッド・セラピューティクス(UTHR)
慢性と命にかかわる症状を持つ患者の満たされていない医学的ニーズに応じた薬剤の開発・商品化に従事するバイオ企業。同社の治療薬品と薬品候補はプロスタサイクリン類縁体、ホスホジエステラーゼ5(PDE-5)阻害薬、モノクローナル抗体(MAb)、糖鎖に関連した抗ウイルス剤、細胞療法及び移植のためのエンジニア肺と肺組織を含む。


○金融系IT
 フリートコア・テクノロジーズ(FLT) 
北米、中南米、欧州、豪州、ニュージーランドなどで、企業、商業、石油会社、石油販売業者、政府機関への燃料カードや給与支払いなどのサービスを提供。おもにガソリン・食品購入時や、宿泊費用、通行料、運賃などの支払時にクレジットカードのように機能する決済サービスを提供する。


○IT
 セールス・フォース・ドットコム(CRM)
説明不要。

 グーグル(GOOG)
説明不要。

 エリー・メイ(ELLI) -参考
住宅ローン業界向けのオンデマンド自動化ソリューションの提供を行う会社。同社は住宅ローン発行者の中核オーペレティングシステム発行者として運営する、または顧客関係管理、ローン発行及び企業経営に広がるソフトウエアアズアサービスモデルを利用して、エンドツーエンドソリューションを提供する。

 網易(ネットイーズ) ADR(NTES) -IR
オンラインゲームサービス、広告サービスと電子メール、無線付加価値サービスとその他という3事業を通じて運営。

 タイラー・テクノロジーズ(TYL) -IR
地方政府を中心とする公共部門向けに、統合情報管理ソリューションとサービスを提供。

 歓聚時代(ワイワイ) A ADR(YY) -IR
音声、テキストとビデオを介して、ユーザーにオンライングループサービスを提供する通信ソーシャルプラットフォーム。

 マンハッタン・アソシエイツ(MANH) -日本語公式サイト
サプライチェーン・ソフトウェア・ソリューションの配備・実装を行い、企画から実行までのサプライチェーン操作を支援。

 2U(TWOU) -IR
高品質の学位プログラムとコースを、インターネットを通じて学生に提供。同社の学習プラットフォームは、全ての学生や教員の学術的、社会的相互作用のためのハブとして機能する。


○EC
 アマゾン(AMZN)  
説明不要。


○食品
 カルメイン・フーズ(CALM) -IR
米国の殻付き卵の生産・販売業者。同社は殻付き卵の生産、格付け、包装、マーケティング及び流通を主要事業とする。同社はその殻付き卵の大部分を米国の南西部、南東部、中西部及び中部大西洋地域において販売する。


○ホテル予約サイト
 プライスライン・グループ(PCLN)
オンライン旅行会社であり、顧客向けに「Booking.com」、「priceline.com」及び「Agoda」というブランドを介して世界中の295000軒以上のホテルへの客室予約サービスを提供。


○半導体
 スカイワークス・ソリューションズ(SWKS)
アナログ半導体を生産する会社である。同社は自動車、ブロードバンド、携帯電話インフラ、エネルギー管理、全地球測位システム(GPS)、工業、医療、軍事、無線ネットワーキング、スマートフォンおよびタブレット用途をサポートする特注リニア製品の提供を行う。


○自動車
 テスラ(TSLA)
説明不要。


○精神病
 アカディア ヘルスケア(ACHC) 
入院患者行動医療施設やその他行動医療業務の取得・開発をビジネス戦略とする。同社は、急性入院精神科と専門施設、レジデンシャル治療センター、外来患者コミュニティベースのサービス、及びその他行動サービスを提供する。




よく理解できないバイオ3社が消えましたが、まだ16社残っています。

これからも急成長が続く会社を選びたいので、次は「成長の源泉がよくわからない会社」を削りたいのですが、基本的にどの会社もわかりません。
グーグル・アマゾン・プライスライン・テスラ・セールスフォースは、実際にサービスを使ったことがある/見たことがあるので、「ニーズにあったサービス(物)を提供しているから伸びる」ということが理解できますが、他は競争優位性などが想像できません。根本的に英語力不足です。


フリートコア・テクノロジーズ(FLT)は、北米、欧州、アフリカ及びアジアにおける商船会社、石油会社、石油販売会社を対象に専門的な決済プロダクト・サービスを提供する企業なのですが、なぜこんなにも急成長しているのかよくわかりません。過去3年平均の売上高と営業利益の成長率は、それぞれ28%と21%でした。
投資家失格かもしれませんが、アニュアル・レポートはそっけなくて読む気がおきません。成長の源泉を理解できるようになるまで、この銘柄は候補からはずします。


網易(ネットイーズ)については、ここにファクトシートがあります。これによると、とにかくモバイルゲームで急成長中の会社のようです。中国最大のポータルサイトとEメールサービスを運営しているので、Yahoo!Japanのような会社でもあるようですが、今後の成長を牽引していくのは、やはりゲームなのでしょう。テンセントのゲームで急成長しましたが、少しゲームだけでは心配です。


タイラー・テクノロジーズ(TYL)アニュアル・レポートは読む気にさせてくれます。


歓聚時代(ワイワイ)の成長戦略はここに載っています。ゲーム一本足打法のネットイーズよりも動画があるワイワイの方が、成長が続きそうな気がします。


2U(TWOU)アニュアル・レポートはここに載っています。短くて読みやすいです。2008年創業、2014年上場で、よく言えば伸びしろがあるし、悪く言えば実績がない会社です。未だ赤字の段階です。ただし、個人的にはどこまでオンライン大学がはやるか少し疑問です。


カルメイン・フーズ(CALM)は、鶏卵相場と穀物相場と株価の相関関係が気になるところですが、IRページを見ても良くわかりません。しかし、ビジネスモデルのシンプルさにとても心惹かれます。


ここにきて、調べるのが飽きました。もう15銘柄の中からチャートだけ見て決めようかな。





2016年10月3日月曜日

投資候補銘柄を絞る


先週あげた投資候補の銘柄をまず、業界別に分けることにします。

そして、1件1件細かく確認するのがめんどくさいので、次の銘柄を消して絞っていきます。

・SBI証券で買えない銘柄
・2007年の株価のピークを回復するのに約3年以上掛かっている銘柄
・過去3年間の売上高成長率が8%を下回る年がある銘柄


○製薬・バイオ・医療・介護
アッヴィ(ABBV) チャイナ・バイオロジック・プロダクツ(CBPO) パラマウントベッド(7817) バイオジェン(BIIB) イルミナ(ILMN) メディベーション(MDVN) リジェネロン・ファーマシューティカルズ(REGN) ユナイテッド・セラピューティクス(UTHR)

○金融・金融系IT
 フリートコア・テクノロジーズ(FLT) ビザ(V) ファクトセット・リサーチ・システムズ(FDS) ファイサーブ(FISV)

○IT
 セールス・フォース・ドットコム(CRM) グーグル(GOOG) エリー・メイ(ELLI) ネットイース(NTES) タイラー・テクノロジーズ(TYL) YY(YY) イントゥイット(INTU) マンハッタン・アソシエイツ(MANH) 2U(TWOU)

○EC・小売
 アマゾン(AMZN) コストコ(COST) ダラー・ジェネラル(DG) 

○一般消費財・嗜好品
 レイノルズ・アメリカン(RAI) ヘイン・セレスティアル・グループ(HAIN)

○食品・外食・嗜好品
 ヤム・ブランズ(YUM) 明治HD(2269) カルメイン・フーズ(CALM)

○エンターテイメント・旅行
 ウォルト・ディズニー(DIS) アラスカ航空(ALK) プライスライン・グループ(PCLN)

○公益・軍需・航空宇宙
 ノースロップ・グラマン(NOC) アメリカン・ウォーター・ワークス(AWK) ハネウェル・インターナショナル(HON) アメテック(AME) 北控水務集團(HKG:0371)

○ロボット・半導体など
 キーエンス(6861) スカイワークス・ソリューションズ(SWKS)

○精神病
 アカディア ヘルスケア(ACHC) 

○歯科矯正
 アライン テクノロジー(ALGN)

○その他
 テスラ(TSLA) NVR(NVR)


年8%以上の売上成長という項目で、多くの銘柄が削られてしまいました。
上の銘柄群の中には、売上がほとんど成長していなくても、利益は二桁成長という銘柄がいっぱいありましたが、そいう銘柄の利益成長も、売上が伸びない限り、頭打ちになるというふうに考えています。
ただし、株価的にはそんなの関係ないので、数年後に見たときに、この項目でスクリーニングするのが間違いだったと思うかも知れません。

また、こうして銘柄を絞ると、ITとバイオを中心に急成長中の銘柄しか残りませんでしたが、こういう銘柄は投資家の期待が高すぎて、四半期決算のたびに一喜一憂して、結局地味な銘柄の方が儲かったりするものですよね。



結局、残った銘柄は次のとおりです。

○製薬・バイオ
 イルミナ(ILMN) メディベーション(MDVN) リジェネロン・ファーマシューティカルズ(REGN) ユナイテッド・セラピューティクス(UTHR)

○金融系IT
 フリートコア・テクノロジーズ(FLT) 

○IT
 セールス・フォース・ドットコム(CRM) グーグル(GOOG) エリー・メイ(ELLI) ネットイース(NTES) タイラー・テクノロジーズ(TYL) YY(YY)  マンハッタン・アソシエイツ(MANH) 2U(TWOU)

○EC
 アマゾン(AMZN)  

○食品
 カルメイン・フーズ(CALM)

○ホテル予約サイト
 プライスライン・グループ(PCLN)

○半導体
 スカイワークス・ソリューションズ(SWKS)

○自動車
 テスラ(TSLA)

○精神病
 アカディア ヘルスケア(ACHC) 


次週は、「事業内容をよく理解できない会社」と「成長の源泉がよくわからない会社」を削って、数社残ったら1社ずつじっくり見ていきたいと思います。