2017年7月29日土曜日

今週のバイバイとナンピン


今週は珍しく頻繁に売買してしまいました。

■ファインデックス(3649)
 ポートフォリオをスッキリさせたいので売りました。元々なぜ買ったか思い出せない銘柄です。5月に大きな窓をあけて下落したので、チャート的によさそうだから買ったのかも知れません。1週間くらい続けて上昇して窓を閉めそうだったので、逆指値を入れていたら、980円台で全400株が刺さりました。手数料引いて約7%、約2万6千円の利益でした。
月足で見ると悪くないので、持っていても良かったのですが、知らない会社なので、長期の自信はないため売却しました。
ちなみに、長期のチャートだけ見ると、平山(7781) 1258円、ALBERT(3906) 1388円、グローバルG(6189) 1665円、PXB(6190) 1751円もよさそうなので、私の見る目が正しいか半年後くらいに確認したいです。


■VIXベアETN(2049)
 10口追加購入しました。これで評価額は約72万円になりました。追加購入までは含み益が+16%くらいありましたが、値下がりもあって約+9%の含み益に減ってしまいました。
暴落したら30万円分くらい追加購入しようと思いますが、それまでは自制心で追加購入は我慢します。


■ナガオカ(6239)
 100株ナンピンをしてしまいました。泥沼にはまっている気がします。終値1000円なので、評価額30万円です。ポートフォリオ唯一の含み損で約-11%です。
チャート上は底を打ったようにも見えたので、ナンピンしたのですが、全然底じゃなかったです。もう600円台までナンピンしません。
出来高も減って板もスカスカなので、短期の人たちは出て行って、残った人たちでババ抜きしているみたいです。
今の一番の懸念は8月10日の本決算発表です。いい決算のはずがないのです、悪材料出尽くしで上がってくれればと思っています。
これが売れれば、ポートフォリオが4銘柄に整理できるので、水道コンサル会社、グーグル(GOOGL)、アマゾン(AMZN)あたりを狙っていきます。

2017年7月21日金曜日

PFの整理をしたい


ブログ「永久投資家の米国株投資物語」のポートフォリオ論という記事で、資産規模ごとの最適な銘柄数が記載されていますが、私の場合は4~5銘柄でした。私は結構このブログを妄信しています。

ブログ開始前から保有している日本株などを除くと、現時点での資産は下の画像のとおりです。



カッコ内は含み損益です。前回掲載したときは、全銘柄が含み益でしたが、今はナガオカ(6239)が約-4.5%の含み損に転落しました。

オルタナティブは、クラウドクレジットで保有している「【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド」のことです。

現在狙っている水道コンサル会社が買えると、7銘柄になってしまうので、2銘柄ほど売却したいと思っています。候補はなぜ買ったかわからないファインデックスと、本決算が近いナガオカです。

ファインデックス(3649)は、チャート上は下値が限定的のように見えるので、まだ売っていませんが、この調子で上がっていけば、そろそろ売ろうかと思います。実際に成長中の企業ですが、ビジネスをよく知らず、予想PER 34倍が妥当かどうか判断がつかないので…

ナガオカは決算を跨ぐと危ない気がするので、その前にもう一度急騰がきたら、売却しようかと思っています。ただし、悪材料出尽くしで上がる可能性もあるので、判断に迷うところです。

残りの銘柄は鎌倉新書以外は買い増しする予定です。
鎌倉新書の猛烈な上げは終わってしまったようです。業績はいいので、いつ売り時かわからないので、成長に陰りが見えるまで、保有しておこうと思います。

2017年7月17日月曜日

高塩基度PACとは


前回は多木化学の分析の一環として、
高塩基度PACとは何か?(多木化学は買いか 化学品編)
という記事を書きましたが、純粋に高塩基度PACについて化学知識不要の説明を書きたいと思います。


1 凝集剤について

 水道水を作る方法は、数種類ありますが、現在日本において大多数を占めるのは急速ろ過という方法です。川や井戸の水(原水)に凝集剤を混ぜると、凝集剤を中心にゴミが回りに付着して大きな塊となり重さで沈み、きれいな上澄みを砂ろ過して塩素を加えたものが水道水となります。

その凝集剤には、アルミニウム系と鉄系がありますが、シェアの99%以上はアルミニウム系であり、その中で約9割を占めるのがポリ塩化アルミニウム(PAC)です。


2 高塩基度PACとは

通常のPACは、45%~55%程度の塩基度ですが、塩基度60%程度を高塩基度PAC、70%程度を超高塩基度PACといいます。
なお、超高塩基度PACは、多木化学が開発し、特許を取得しているため、他社で類似品を製造販売することはできないとされています。
ここ数年で、全国の水道事業体が多木化学から超高塩基度PACの提供を受け、自分のところの原水(地元の川の水)への効果を検討して、論文発表することが増えてきました。


3 高塩基度PACの長所

  (超)高塩基度PACは通常の塩基度の製品と比較し、次のような長所があります。
① 原水の適用pHの範囲が広いので、大雨後など急激な水質の変化に耐えられる
② 通常のPACよりも除濁(汚れを取る)効果に優ている
③ 残留アルミニウム低減効果が高い*
④ 配管内の析出物(ゴミ)ができにくい
⑤ 寒冷地、冬季での低水温や低アルカリ度水でも、凝集効果は著しく低下しない

*原水が汚いからといって、PACを大量に入れると、水道水の残留アルミニウム濃度が高くなってしまい良くない。

何よりもいい点は、通常のPAC注入設備と互換性があることです。
凝集剤の種類を変えたりすると、設備の変更や装置の材質・容量の見直しなどが必要となる場合がありますが、(超)高塩基度PACは通常のPACの注入設備をそのまま利用できるので、初期投資が掛からず、リスクが低いのが長所となっています。


4 高塩基度PACの短所

① 単価が高い*
② 全ての原水に対して、全ての面で、通常のPACよりも効果があるとはいえない
③ 超高塩基度PACは多木化学の工場が被災すると、供給停止のリスクがある。**

*単価は高いものの、通常のPACよりも、PACを含めた薬品の注入量を減らせるため、トータルでは割安になる場合もある。ただし、超高塩基度PACは多木化学が毎年強気の値上げ中とのこと。

**この場合は、通常のPACで代用して、注入率を変えれば対応できる。


 私は多木化学(4025)を購入しませんが、興味のでた方は一考してもいいかも知れません。
今、私が気になっているのは、水道コンサル会社です。特に水道法改正に伴い、水道台帳関連の銘柄は熱いと思っています。

2017年7月1日土曜日

今週の売買と現在のポートフォリオ


クラウドクレジットに追加投資
 為替ヘッジありの東欧金融事業者支援ファンドに投資しました。運用期間13か月、期待利回り 9.4%です。
前回投資したのと合わせると、2ファンドで投資額が100万円を超えました。
前回投資したのは、同じ東欧金融事業者への貸付で、運用期間7ヶ月で、期待利回り8.5%のものでしたのでした。どうせ同じ消費者金融に貸し付けるのなら、リスクは一緒だったので、最初から利回りのいいこっち一本にすればよかったです。
まだクラウドクレジットには数十万円残っているので、東欧金融事業者支援ファンド以外の円建てファンドで、利回りが9%を超えて、運用期間が1年半以内のものが出るのを待って投資しようと思っています。


VIX インバースETN(2049)
 また追加で5口買ってしまいました。これで時価約42万円となり、PF(ポートフォリオ)第2位となりました。毎日値動きが激しいです。買えて正解だったのか分かりませんが、とりあえず売りの指値はせずに、じっくり待ってみます。


ナガオカ(6239)
 とうとう買ってしまいました。「石油プラント用の内部装置、取水用スクリーン」のメーカーです。
この銘柄に注目したときは、時価総額16億円くらいでしたが、今では増資もあり43億円になってしまいました。赤字が続き「継続疑義の注記」が付くくらいの財務体質の大赤字企業にとっては、この時価総額(投資家からの期待)は高すぎるとは思うのですが、チャートがいい感じに見えてしまったので、買ってしまいました。
本決算を見るまで、買い増しすることはないと思います。



■ 現在のPF



ソーシャルレンディングと、このブログを始める前から持っている日本株・REITを除きます。
この円グラフを作るために、初めてGoogleスプレッドシートを使いましたが、ひどく重かったです。グーグルにしたは、サービスのクオリティーが低いです。

鎌倉新書は一時的に含み益が+100%を超えましたが、+90%程度に戻ってしまいました。現在、とある上下水道コンサル会社を指値しています。結構自信のあるその会社とメタウォーターをそれぞれ200万円分以上購入するのが今年の残り半年の目標です。