2021年12月28日火曜日

すべてが嫌になった


●ロールオーバーし忘れた

5年前に購入して2倍以上になったオリジナル設計(4642)を期限の12月9日(木)までにロールオーバーするつもりでしたが、すっかり忘れてしまいました。
こうなったら特定口座で一生持とうと思います。


●KeyHolder(4712)が株主優待を休止(廃止)

前回のブログに書きましたが、株主優待で乃木坂46のライブチケットをくれるKeyHolder(4712)を11月末に購入しました。
この会社は増資を乱発し、M&Aばかりしていて何が本業か分からず、業績も安定せず、株主優待をすぐに改悪するひどい企業なのは知っていましたが、権利落ち12日前の12月17日㈮に突然今年の株主優待を廃止するIRを発表しました。

月曜日はどうせ大幅下落から始まるだろうと思い、指値もしていませんでしたが、意外にも私の買値以上から始まり、ずるずる10%くらい下げる展開でした。その日以来、買値を上回っていません。
めんどくさがって指値をしなかったせいで、クソ株がポートフォリオに残ったまま年越しとなってしまいました。


●VIXショートできず

11月末から12月初旬にかけて、VIX指数が上昇し、30を超える場面がありました。
米国VIブルETF(UVXY)をショートしようと思っていましたが、同じ考えの人がたくさんいるようで、高いときにはずっと売り禁で、ショートできないまま平常に戻ってしまいました。


●両建てETFを決済し忘れた

2018年のVIXショックで受けた損失約150万円のうち、15万円の損失繰越が今年までだったので、ETFを両建てして損失を来年に繰り越そうと思っていました。長期間両建てすれば、そのぶんレバレッジ減価・インバース減価の影響を受けるので、当初予定では12月中旬から両建てを始める予定でしたが、それもすっかり忘れ、3営業日くらい前にやっと両建てを開始しました。
買い換え用資金200万円、両建て200万円ずつの計600万円で開始しましたが、イメージと違い日経平均が全然動かず、今朝の時点で±5万円くらいにしかなっていませんでした。今日が年内最後の受け渡し日なので、急遽700万円くらい追加入金して両建てしました。
それでも目標金額の半分くらいの利益にしかならなかったのですが、それはもうしょうがないので、含み益が出てる方を引け値で決済しようと今日の14時半くらいに思ったのに、「まだあと30分ある」と思って、別のことをしていたら、次気づいた瞬間には15:01でした。
(今考えれば、「引け成」注文じゃないと決済タイミングがずれるとか気にせずに5万円の含み益を決済すればよかったです。)

結果的にただETFを両建てして、減価分を損しただけになりました。
私は何をしているんでしょう。

来年からは、コロナショックで失った550万円だが600万円だかの損失繰越を何とかしないといけません。
もう何も考えたくありません。
良いお年を。
 

2021年11月27日土曜日

乃木坂46所属事務所の親会社 KeyHolder(4712)を購入


●KeyHolder(4712)を購入

株主優待目当てで KeyHolder(4712) を購入しました。
優待は、乃木坂46のライブチケットです。先週、乃木坂46の東京ドーム公演がありましたが、そのチケットをどうしても入手できませんでした。そこで、株主優待で乃木坂46のライブチケットが抽選で当たるこの銘柄を買いました。

企業としては、この株主優待がなければ、絶対に買わないようなひどい会社です。(公式サイト
元々は「アドアーズ」というゲームセンター運営企業でしたが、Jトラスト株式会社の子会社になってからは、不動産業や広告代理店などに手を出すものの、どの事業も成長させることができず、親会社に翻弄されている玩具のようになっています。

現在は、SKE48運営と乃木坂46の版権管理等のエンタメ事業と映像制作や広告代理店などを行っています。



また、10年間のチャートを見ると、底値付近に見えますが、第三者割当増資を躊躇なく行う、株主目線のまったくない経営陣で、業績も不安定のため、460円割れも普通にありえると思います。


ちなみに、2020年に460円から2,240円まで暴騰している理由は、乃木坂46合同会社の50%の持ち分を持つノースリバー社を買収したからです。櫻坂46と日向坂46が所属するSeed & Flower合同会社の Y&N Brothers の持ち分を買収でもしてくれないと、同じような暴騰は期待できません。

今後の成長性を考えると、SKE48は唯一知名度のあった松井珠理奈が卒業して、完全にオワコンになり、乃木坂46はファンから見ても、下り坂46です。どちらのピークも明らかに過ぎています。乃木坂46は、現在5期生の募集中ですが、もう白石麻衣や西野七瀬クラスが出てくることはないでしょう。
ということで、成長性には一切期待せず、乃木坂46のライブチケットをくれれば、それで満足します。チケット当選者のカキコミを見ていると、半分くらいの人がアリーナ席が当たっているので、良席を期待しています。


●KeyHolder(4712)の株主優待


12月末時点の保有株式数に応じてポイントが貰え、そのポイントでライブに応募できる株主優待になっています。(公式サイト

先週の東京ドームライブでは、1口 3,000ポイントで 100組200名を招待でした。
2021年6月時点の株主数は、公式サイトによれば 11,360名、四季報によれば 7,406名となっています。どちらが正しいか分かりませんが、どちらにしても倍率が高そうですが、意外と申し込む人が少ないようで、ハズレた人を見かけませんでした。

費用対効果で見ると、1,000株なら1株あたり15ポイントですが、それ以上になると、5ポイントに落ちるので、1,000株購入することにしました。今なら約65万円で購入できます。もしアリーナの良席が貰えるなら安い。



KeyHolderは優待をちょくちょく変更(改悪)する他、バックステージツアーなど掲げておきながら実施しない特典がある等、株主優待目当ての購入はリスク高いので、人にはオススメできませんが、乃木坂46のチケットが手に入らず、お金で解決したいオタクには向いているかもしれません。


●その他

○NISAロールオーバー手続き
2017年に購入したオリジナル設計(4642)が購入して5年経ち、ロールオーバーするかの判断を迫られています。2倍になった時点で、半分売りました。残りは実質単価0円の永久保有と決めているので、売るつもりはありません。12/9の期限までになんとかします。

○VIXのデータ整備
飽きたので放置中です。

○損失繰越の残りの15万円分
3年前の2月のVIXショックの際に、悪名高き2049で損した150万円の損失繰越の残り15万円分を未だ儲けられていません。
あと1ヶ月で15万円分高い確度で儲かりそうな銘柄が思いつかないため、このサイトに無駄と書いてありますが、15万円は日経平均ETF現物の両建てで翌年度に繰越そうと思います。600万円くらいで両建てする予定のため、15万円(5%)くらいなら半月で動きそうなので、12月中旬に両建てしようかなと思っています。

○VIXショートの結果
9月末にVIXショート依存症が再発して、ショートした米国VIブルETF(UVXY)は、気づいたら決済されていました。約8万円の必要証拠金に対して約16万円の利益でした。
実際にはそんな勇気はありませんが、1,000万円を賭けていたら、1ヶ月半で2,000万円の利益でした。

○VIXを売りたい!


現在、南アフリカの変異株の問題で、大幅に先物ディスカウントになっています。
とてもVIXを売りたいです。
変異株はもう使い古されたネタなので、もし景気が悪化しても金融緩和すると多くの投資家が考えて、すぐにもとに戻る気もしますが、一方でインフレ懸念で、景気が悪化しても金融緩和縮小が続く気もして、(いつもどおり)自信はありませんが、丁半博打したいです。
私は我慢できるでしょうか。
 

2021年11月4日木曜日

VIX先物の始値・高値・安値のデータ集め


新型コロナの緊急事態宣言中の2020年5月頃に、暇を持て余してVIXを探求して、バックテスト上は儲かる取引ルールを決めましたが、結局上手く行かずに、止めてしまいました

その時の問題点は、
・room5110 のバックテストに影響されて、終値で売買シグナルを確認し、時間外取引で終値と同じ金額でポジションを持てたという前提にしていましたが、現実には無理です。そもそも、GMOクリック証券では、終値を指定する発注方法がないので、その時間に起きて成行で発注しななければなりませんが、毎朝5時に起きられません。

・終値しかデータを持っていないので、高値・安値でロスカットにあっていた可能性を考慮出来ておらず、現実的なバックテストとは言えませんでした。

そこで、前日終値でシグナルを確認し、翌日始値でポジションを持ち、なおかつ高値・安値も確認する、もっと現実的なバックテストをしようと思い、米国VIブルETF(UVXY)の始値・高値・安値データを探しました。

UVXY(ProShares Ultra VIX Short-Term Futures ETF)が設定された2011年からのマーケットデータは見つかりましたが、それでは期間が短いため、VIX先物が始まった2004年からのデータを探すため、ETFのベースになっている「S&P 500 VIX Short-Term Futures Index」から逆算しようと思い、「S&P 500 VIX Short-Term Futures Index Historical Data」「SPVIXSTR Historical Data」などで検索しましたが、見つかりませんでした。(そもそも、この指数はローンチが2009年なので、2004年からの公式データはないです。)

そこで、無いなら自分で過去の理論値を算出してみようと思い、VIX先物の第1限月と第2限月の始値・高値・安値の価格データから、自分で常に1ヶ月先に満期を迎える先物の合成価格(コンスタント・マチュリティ、Constant Maturity)を算出することにしました。

この方法の問題点は、始値は第1限月と第2限月でタイミングが一致するので、単純計算すればいいですが、高値と安値は同じタイミングでその値をつけたとは限らないので、単純に計算すると、現実とは齟齬が出る点です。
例えば、第1限月の高値は朝9時につけて、第2限月は午後3時に高値をつけた場合、正式な「S&P 500 VIX Short-Term Futures Index」の高値と、自分で計算した高値では、値が変わります。
しかし、他に方法がないですし、基本的に高値と安値は、ほぼ同じタイミングでつけた可能性が高いので、便宜的に単純計算します。

なお、ちゃんとしたマーケットデータは、CBOE公式サイトで1ヶ月分50ドルで販売中です。2004年分から買うと100万円を超えます。


VIX先物の第1限月と第2限月の始値・高値・安値データは、CBOEの公式サイトに無料であります。
https://www.cboe.com/us/futures/market_statistics/historical_data/

去年あたりまでは、2004年分から見れていましたが、今は2013年以降しか見られなくなっているため、インターネット アーカイブで2004年からのデータを取りました。
https://web.archive.org/web/20140408134839/http://cfe.cboe.com/Data/HistoricalData.aspx#VX


なお、2007年頃までは、なぜかエクセルファイルの値が壊れている(価格が3桁の時期がある)のですが、他サイトのデータと整合を取ると、どうやら小数点の位置がおかしくなっているようです。例えば、136.7 となっているところは、13.67 が正しいです。



【2022.01.25追記】
Cboeの公式サイトにまだ残っていました。
https://www.cboe.com/us/futures/market_statistics/historical_data/archive/#CboeSnP


ちなみに、VIX現物の始値・高値・安値・終値データはこちら
https://www.cboe.com/tradable_products/vix/vix_historical_data/

エクセルファイルが1ヶ月ごとに1ファイルなので、全てのエクセルを統合するのが手間で、今は保存だけして放置しています。飽きる前にやりきろうと思うので、完成したらGoogle スプレッドシートで公開しようと思います。先に同じことをしている方がいましたら、結果を共有して頂けると助かります。


ちなみに、クラウド上で、株価・先物価格の分析、アルゴリズム設計、バックテスト、自動売買が出来るプラットフォームとして、Quantopian (2020年閉鎖)や QuantConnect があります。 
VIX先物データもあるそうですので、英語と Python が出来る方は、そちらの方が最短ルートだと思います。
 

2021年10月10日日曜日

VIX先物の終値が何種類もあるのはなぜ?

 
昨年5月に暇を持て余して、VIXのバックテストをしていましたが、VIX投資熱が再燃したため、とりあえずVIX終値のデータ元を探していたところ、最低でも4種類の終値があることに気づきました。
なお、本日は日曜日のため、マーケットデータの遅延度の差ではありません。

第1限月(10月)の終値を見ていきます。
まず、一番正しいと思われるCBOEの公式サイトのマーケットデータです。
https://www.cboe.com/tradable_products/vix/vix_futures/


これは、CBOEのデータをソースとしている VIX Central のデータと一致します。
http://vixcentral.com/



次に Google Finance で見てみます。
https://www.google.com/finance/quote/VIXNOV:INDEXCBOE


CBOE が20.00に対し、19.72で一致しません。
第2限月も同様に一致しません。
https://www.google.com/finance/quote/VIXNOV:INDEXCBOE

ここまでなら、単純なマーケットデータと調整後終値の差なのかなと思いますが、 room5110 のデータ(出所不明)も終値が異なります。
https://room5110.com/vix/vix-data

第2限月も異なります。

他にも
investing.com 
https://www.investing.com/indices/us-spx-vix-futures



barchart(これはGoogle Finance と同じようです)
https://www.barchart.com/futures/quotes/VI*0/futures-prices



CBOE 20.00
Google Finance 19.72
room5110 20.101
investing.com 19.90
barchart 19.7169

なぜこんなにも差が出るんでしょうね。
日本語で検索しても出てこないので、この広い日本でこんなことを気にしているのは、私だけのようですが、気になりました。

2021年9月25日土曜日

VIXショート依存症が再発


数日前、中国の不動産会社の債務問題で、VIX指数が25を超えたあたりで、VIXをショートしたい欲が強まってしまい、1年ぶりくらいにGMOクリック証券に入金しました。
コロナショックでの大損から1年半ほど経ち、記憶が薄れてきたのが原因かもしれません。ただ、50万円しか入金しなかった自分を褒めてあげたいです。


一昨日、先物プレミアムの状態になったことを確認してから、つい「米国VIブルETF(UVXY)」をショートしてしまいました。ただし、ビビってしまい、160×10枚(必要証拠金 約8.4万円)しかポジションを持てませんでした。
ショート直後は一時的にロスカットレートを上げていましたが、翌朝起きたら、4万円ちょっとの含み益になっていたので、ロスカットレートを元に戻しました。
今朝起きたら、含み益が6万円を超えていました。もし、1,000万円で挑戦していたら、700万円超の含み益でした。丁半博打ではありますが、2日で70%の含み益は、現物株では味わえないスピード感で、夢があります。

今は2017年頃のように長期でVX指数が10未満という時期ではなく、2週間に1度は吹くイメージなので、米国VIをロングして少し待てば、コンタンゴに負けるよりも前に、+30%程度とれるのではないかと皮算用しています。
何の裏付けもありませんが、ロングならば、任意証拠金をあまり積まずにすむため、1週間後には450万円追加入金して、500万円でポジションを持っている可能性もあって、大損しそうな予感がします。

戒めのため、600万円以上損したコロナショックで学んだ教訓を貼っておきます。


少し話は変わりますが、VIXを売買したい時に、VIX Central のサイトが落ちていることがあり、先物プレミアム等を確認しるのが手間なので、自分でGoogleスプレッドシートでスクレイピング(情報自動収集)して、グラフを作ろうかと思いましたが、やはり1年前と同様に、CBOEのサイトからはスクレイピング出来ないようになっているようで、ダメでした。

importXML関数で

=IMPORTXML("https://www.cboe.com/tradable_products/vix/vix_futures/","//*[@id='futures-quote-table-vix']/div/div/div[2]/table/tbody/tr[5]/td[3]/div")

とすると、「インポートしたコンテンツは空です」と出ます。
importHTML関数で table を引っ張ろうとしても同様です。

よく読むと、サイト下部に次のような記載があり、CBOEはデータ配信を有料でしているので、普通に上手く対策されているんですね。

PLEASE NOTE: IT IS STRICTLY PROHIBITED TO DOWNLOAD DELAYED QUOTE TABLE DATA FROM THIS WEB SITE BY USING AUTO-EXTRACTION PROGRAMS/QUERIES AND/OR SOFTWARE. CBOE WILL BLOCK IP ADDRESSES OF ALL PARTIES WHO ATTEMPT TO DO SO. THIS DATA IS PROPERTY OF CBOE LIVEVOL OR ITS DATA PROVIDERS. DOWNLOADING THIS DATA IN ANY OTHER WAY THAN BY MANUAL TICKER SYMBOL ENTRY IS STRICTLY PROHIBITED.


注意:自動抽出プログラム/クエリおよび/またはソフトウェアを使用して、このWebサイトから遅延見積表データをダウンロードすることは固く禁じられています。CBOEは、そうしようとするすべての当事者のIPアドレスをブロックします。このデータは、CBOELIVEVOLまたはそのデータプロバイダーの所有物です。手動のティッカーシンボルエントリ以外の方法でこのデータをダウンロードすることは固く禁じられています。


その他、今月は売ってしまったGCA(2174)のTOB価格が少し引き上げられて、少し悔しい思いをしたのと、NISA枠のロールオーバーの残り枠を何で埋めるか迷ったりしていました。

 

2021年8月29日日曜日

TOBになったGCA(2174)を売却


クロスボーダー取引中心の独立系M&Aアドバイザリーファームの GCA(2174)が米国の聞いたこともない中堅投資銀行にTOB(株式公開買付)されることになりました。

1株1380円で買い付けだったので、翌週にTOBに気づいてから1380円で指値していましたが、なかなか刺さらないので、諦めて1379円で指値していたら、数日後に売れました。
5年間配当を貰うつもりだったのに、たったの31.3%のプレミアムで買われてしまい、少し不満が残ります。50%くらい積んで欲しかったです。

昨年末に手間いらず(2477)を購入したNISA枠の余りで買って、8ヶ月で+83%の実現利益でした。
率だけ見たらそれなりですが、ほんの少ししか買っていなかったので、金額としては、全然儲かりませんでした。手間いらずではなく、GCAをメインで買っていれば、80万円くらい儲かったんですけどね。残念です。




そんな手間いらずは、東京オリンピックが終わり、鳴かず飛ばずですが、なんとかプラス圏を保っています。
メタウォーター(9551)も酷いありさまですが、まだこの水準では買い増しする気になれません。

一度も決算資料を読んだことのないアメリカン・ウォーター・ワークス(AWK)はなぜか好調で、このまま行くと、メタウォーターの比率を超えそうです。

2100ドルで一旦売ったグーグル(GOOGL)は、買い戻す前にいつの間にやら2880ドルになってしまいました。大暴落して欲しいです。

資産の大半が預金になっていますが、自信を持って買える水準の銘柄がないので、まだ動きません。大暴落して欲しいです。

2021年7月31日土曜日

15万円を稼ぎたい

 

今年で特定口座の損失繰越が最終年になるので、残っている損失約15万円を稼ぐため、何かを買いたいと思っています。(今保有している株はすべてNISA枠です。)

数ヶ月前に2100ドルで売却したグーグル(GOOGL)の株価は、2700ドルになりました。売らなければ余裕で15万円稼げてました。やっぱり上がり続ける限りは、売ってはダメなんですね。


まず、「今が天井かもしれない」と常に思っているので、S&P500先物とVIX先物に投資する、下落にも強そうな「米国株式ボラティリティ戦略」を再検討しました。
実質的に運用しているABR社のサイトでファクト・シートを確認したところ、確かに下落には比較的強いものの、コロナショック以前はひどい長期停滞だったのを知って、投資する気になりませんでした。











2015年8月3日から2021年3月31日まで。紺色がファンド、グレーがS&P500指数


次に暇なので、久々に日本株で「高ROE・高利益率・財務健全・PERほどほど(40倍以下)」でスクリーニングしてみました。


● コマースOneホールディングス(4496)
中堅・中小企業向けECプラットフォーム事業を展開。
業績は右肩上がりで輝かしいが、競合プラットフォームはたくさんある中で、他サービスに比べて、どのように優れていて、顧客から選ばれているのか分からず、買う気になれない。

2021/03期(実績)
売上高経常利益率  23%
ROE  27%
株主資本比率  69%
営業CFマージン 18%


●ダブルスタンダード(3925)
企業のビッグデータ活用を支援。データ収集・抽出・クレンジング(不要データの除去)といった技術を基盤に、企業保有データ、統計データ、ウェブ上のデータ(非著作物)等の表記方法や構成・素材が異なるデータを低価格かつ高精度でデータ統合、顧客の営業支援・業務削減に繋がるデータや顧客側で利用価値の高いコンテンツとして提供する。
その他、基盤技術や知見を生かし、顧客企業に合わせた様々なサービス・システムを構築・提供する。
同じく業績右肩上がりで素晴らしい。業務内容もそれなりに理解は出来る。けど社名がよくない。
もっと大手企業への導入が進んで、納得できたら、ここから半値くらいになったら、買ってもいいかな。

2021/03期(実績)
売上高経常利益率  25%
ROE  29%
株主資本比率  80%
営業CFマージン 19%


● ダイト(4577)
医薬品の有効成分や製剤を一貫開発、生産。原薬(医薬品の有効成分)から製剤(医薬品)まで一貫開発・生産を行う。
「原薬」の売上高が最も大きく、ジェネリック医薬品向けの原薬を中心に大量生産から少量多品種生産に対応可能で、海外向け製品の製造も行う。
業績は非常に安定的で、緩やかに右肩上がり。なぜこんなに割安なのか分からない。ただし、5年で2倍は厳しそう。


●エニグモ(3665)
世界各国の出品者からファッションアイテムを購入できる個人輸入代行サイト「BUYMA(バイマ)」の運営会社。
主な収益源は手数料であり、購入者から決済手数料として出品価格の5.5%を、バイヤーからは成約手数料として出品価格の5.5%~7.7%を受け取っている。
売上高経常利益率 毎年40%以上、その他の指標も右肩上がりで素晴らしいけど、物欲のない人間なので、買いたい人の気持ちも分からないし、手数料高すぎない?
人の物欲頼みのビジネスモデルというのが、持続性がどこまであるのか不明で、自信を持って買えない。


よって今月も買えませんでした。


2021年6月27日日曜日

代わり映えのしないポートフォリオ

 
売買していないので、書くこともありません。
買う勇気が出ないので、数年前から暴落を待っていますが、一向に訪れません。(コロナショックでは、2番底が来ると思って買えず。)
だからといって、しびれを切らして買い始めた途端に下がったら嫌なので、結局買えません。

買える日は来るのでしょうか。




2021年5月31日月曜日

2021年5月末時点のポートフォリオ


現在のポートフォリオは次のとおりです。
















幸いにも、全銘柄が2ケタの含み益ですが、PF第1位のメタウォーター(9551)が暴落中なので、含み益の額としては、伸びていません。ここから更に1500円くらいまで大暴落したら、5年以内に2倍も狙えそうなので、買い増そうかと思います。

手間いらず(2477)が上昇しているのは、みんながてっきり開催しないと思っていたオリンピックが、意外とやりそうだからでしょうか。四半期決算が毎回ボロボロなのに上がる理由がよく分かりません。
NISA枠なので、当面放置ですが、いくら営業利益率 70%とはいえ、3年間無成長の見込みの企業に予想PER 57倍は高すぎる気がします。
それに最近知りましたが、創業社長が持ち株を少しずつ売っているので、買い増しする気がなくなってきました。

GCA(9449)は、配当3年分の含み益になりました。
まだNISAで買って5ヶ月ですが、手間いらず(2477)とあわせて欲をかかずに売るべきなんでしょうかね。
「よく分からない企業には投資しない」という投資の基本に従うと、メタウォーター以外は全部売却になってしまうので、自信はありませんが、問題を先送りにして、とりあえず放置になってしまいます。

ちなみに、2100ドルで一時的に売却したグーグル(GOOGL)は、買い戻す前に1割以上、上昇してしまいました。こうなると買い戻しにくいです。

今の悩みは、今年の年末で終わる特定口座の損失繰越分の残り約15万円をどうやって稼ぐかと、CFD口座の損失約600万円をどう稼ぐかです。まずは、15万円をどうにかしないと。1,000万円分のS&P500指数に連動する投資信託でも買って、1日で1.5%上がれば取り戻せますが、ただの丁半博打なので、行動に移せません。

2021年4月29日木曜日

宮城県の水道コンセッション、メタウォーターが優先交渉権を獲得

 
株価は週イチくらいでしか確認しないのですが、弐億さんのブログで「メタウォーター大幅下落」とあったため確認したところ、決算発表があり、来期の営業利益が下がる見込みで売られているようでした。今期は特別な要因があって増益だっただけなので、来期に減益でも私は売ったりしません。何より50%近くの含み益がまだあるので、気になりません。

そんなことより、会社HPで、「2021年3月期決算および「中期経営計画2023」説明会 プレゼンテーション動画」を見て初めて知りましたが、宮城県のコンセッションの優先交渉権をメタウォーターグループが獲得したんですね。全然このニュースを知りませんでした。

■ メタウォーターグループ
[ 代表企業 ]
 メタウォーター(株)
[ コンソーシアム構成員 ]
 ヴェオリア・ジェネッツ(株)、オリックス(株)、(株)日立製作所、(株)日水コン、メタウォーターサービス(株)、東急建設(株)、(株)複建技術コンサルタント、産電工業(株)、(株)橋本店

契約20年間での提案額は1563億円で、提案書を出した3グループの中では1番高い(削減額は低い)ものの、地元の雇用を創出し、20年間の事業期間を終了した後も、設立した会社が地域の水道事業を担っていける仕組みが評価されたそうです。
なお、SPCへの出資比率は、メタウォーターとメタウォーターAMで合計35%です。

次点は、前田建設工業(代表企業)、スエズウォーターサービス(株)、月島機械(株)、東芝インフラシステムズ(株)、他のグループなのですが、面白いのが水ingAMが参加していたJFEグループが失格となったことです。

[ 代表企業 ]
 JFEエンジニアリング(株)
[ コンソーシアム構成員 ]
 東北電力(株)、三菱商事(株)、(株)明電舎、水ingAM(株)、(株)ウォーターエージェンシー、(株)NJS、(株)日本政策投資銀行

【失格となった理由】
収支計画について、一部の流域下水道事業において事業期間を通して突出した損失を計上する計画であった。個別事業ごと総括原価の考え方に基づいた提案となっておらず、個別事業ごとの健全運営に懸念が残ることから、「標準未満」の評価となり優先交渉権者選定基準に基づき失格となった。


そうそうたるメンツが集まり、検討や資料作成に多くの人員と時間を掛けていたでしょうが、失格なんてあるんですね。

ちなみに、もう1点興味深いのが、このSPCは三菱商事が25%も出資する計画だったので、子会社の水ing本体は出る幕がなく、かろうじて水ingAMが1%出資するだけの提案でした。
親子上場の問題が大きそうなので、水ingの上場はないかもしれませんね。

メタウォーター(9551)にとっては、この案件獲得は今後の案件獲得のアピールにも繋がるので、とても大きな一歩です。

買い増しも一瞬考えましたが、この銘柄の株価上昇率がS&P500指数のそれを超える自信がないので、とりあえず動きません。
長期的な業績には自信があるものの、米国大手IT企業に比べると成長が緩やか過ぎて、ここを買うのは間違いな気がします。(NISAなので保有株は売りませんが)


●最近気になる銘柄
ネットフリックスとビットコインが気になっています。
買うにしても半年~1年後くらいでしょう。

●グーグルの親会社のアルファベット(GOOGL)が上昇してしまった
2021年1-3月期決算発表が良かったため、2100ドルで売却して、下がったら買い戻そうと思ってたGOOGLが2360ドルになってしまいました。
どうしたものか。

●GCA(2174)から議決権行使の御礼にクオカード1,000円分が届いた
600円で100株を買った人は、これだけで利回り1.7%くらいですね。
コンビニでは買い物しないタイプなので、税金取られても現金で欲しかったです。


2021年3月29日月曜日

「米国株式ボラティリティ戦略(旧:米国株式ボラティリティ戦略ファンド)」は買いか

面白い投資信託を見つけました。

今まではVIX関連の投資信託といえばVIX先物・ETN等をアクティブ運用する「楽天ボラティリティ・ファンド」(純資産約8億円)しかありませんでしたが、2020年10月29日に「米国株式ボラティリティ戦略ファンド(為替ヘッジなし)」という投資信託が設定されていました。(現名称:PayPay投信 米国株式ボラティリティ戦略(為替ヘッジなし))

「米国株式ボラティリティ戦略ファンド」の仕組みはざっくり次のとおりです。
○ S&P500先物の買建て、VIX先物の買建て、キャッシュ(米国の短期国債等を含む)の3資産に機動的かつ適正な配分を行なう。
○ 資産配分比率はABRダイナミックブレンド・エクイティ&ボラティリティ指数(ABR指数)が活用するクオンツモデルで決定する。(モデルの詳細は不明。S&P500+現金は最大比率100%、VIXは50%)
○ ABR指数は、株価指数の変動率(ボラティリティ)のモメンタム(勢い)を計測し、そのトレンドをフォローするクオンツモデル

要するに、基本的にS&P500先物とVIX先物のロングをしていて、その比率を変えることで、平常時には、S&P500先物上昇の恩恵を受け、市場混乱時には、VIX先物上昇の恩恵を受けようという思想です。

こういう指数を自分で作ってみたいですよね。
S&P500+VIXロング+VIXショート+キャッシュのうち1~2つの組み合わせで、シグナルが来たら比率を変えるとか。バックテストどおりに売買できないですが。


コロナショックで指数が上手くいったので、商品化した匂いがします。

「楽天ボラティリティ・ファンド」は長期投資のヘッジ用の商品という売り方ですが、「米国株式ボラティリティ戦略ファンド(為替ヘッジなし)」はこれ一本で済むように設計されているようです。


最初は面白そうだと思いましたが、現状では、買うつもりはありません。

理由は、
○ VIX先物をロングする期間が長いとコンタンゴで損する。上のチャートでも2014年~2016年のS&P500指数が横ばいのときに、コンタンゴで大きくやられている。
○ VIX先物のショートをしないので、美味しいところが取れない。
○ 実質信託報酬:1.855 %という高さ
○ 純資産約2億円という過疎っぷり

やはり、VIX先物をロングし続けるというのは、保険料としては高すぎると思います。
2月の月次レポートを見ても、S&P500指数:VIX先物=95:5の比率ですが、S&P500指数が前月末比+2.76%となったのに対し、VIX先物は▲23.88%だったため、トータルリターンは+2.67%とS&P500指数に劣後しています。

誰か天才がVIXショートも組み合わせて、3年で2倍になる指数とそれに連動する投資信託を作ってくれないでしょうか。


2021年3月28日日曜日

グーグル株(GOOGL)が売れた

 3週間くらい前にアルファベット(GOOGL)が売れました。

先月くらいに「2100ドルまでは上がらないだろう」と思って、テキトーに指値していたら、気づかぬうちに売れていました。

ちょうど930ドルで買っていたので、為替が1ドル107円だとすると、約50万円の利益でした。約3年9ヶ月で約2.25倍なので、いい取引でした。もっと買っておけばよかったです。

本来は、特定口座の損失繰越が今年までなので、益出しのために売って、すぐに買い戻すつもりでしたが、「先行き不透明だし下がるかも」と思って買い戻せていません。現在は、2,024ドルなので、今買い戻すなら、ほんの少し得します。
さてどうしたものか。

他も幸いにも全銘柄含み益です。

残り約15万円の特定口座の損失は、もう特定口座で持っている銘柄がないので、何か新しく購入して今年中に売って穴埋めしたいと思います。

2021年2月28日日曜日

今年の目標は特定口座で65万円の利益をあげること

確定申告をしたところ、2018年2月に150万円の被害を受けたのVIXショックの損失の繰越が今年で終わることを思い出しました。
まだ60数万円の損失が残っている(CFDの米国VIなどで一時的に取り返したが、特定口座ベースではまだ損失)ので、どげんかせんといかん。

グーグル(GOOGL)の含み益が約45万円あるので、これを一回売却して利確したあと、買い直して、残り20万円については何とかしようかなと思っていますが、思い立ってから行動までに数ヶ月掛かるタイプなので、まだ行動に移せていません。

3/1時点で幸いにも全銘柄が含み益となりました。
このポートフォリオで、そのうちくる暴落に耐えられるでしょうか。




ちなみに、水業界では、水メジャー最大手のヴェオリアが第2位のスエズを敵対的買収しようとしているというのが大きな話題となっているそうですが、保有銘柄は無風です。

2021年1月31日日曜日

現在のポートフォリオ(2021年1月末)

 

自分用にまとめてみました。




メタウォーター(9551)とオリジナル設計(4642)の株価は長期停滞中です。
NISAで年末に買った手間いらず(2477)とGCA(2174)は揃って含み損ですが、少額なので、気にしません。

手間いらずとメタウォーターの値動きが異なるので、日本株PFの前日比を見ていると、分散投資の効果を感じます。

American Water Works (AWK)は特に動きがありません。決算資料も見たことがないので、業績も知りません。NISAなので残り3年間保有するだけです。

グーグル(GOOGL)はもう少しで、株価が倍になります。当時、アマゾン(AMZN)と悩んでいて、あっちは3.5倍くらいになっているので、銘柄選定を間違えましたが、それでも上がってくれて、よかったです。もっと買っておけばよかったです。

株価が倍になったら、持ち株の半分を売って、残り半分は原価タダの永久保有株にする投資手法もありますが(オリジナル設計で実施済み)、グーグルは配当が出ないですし、暴落するイメージも沸かないので、たぶんこのまま数年間は保有し続けると思います。















VIXが30を超え、魅力的に見えてきましたが、「VIX先物が70を超えるまではショートしない」を教義とする宗教を信仰しているので、売買は堪えています。
禁断症状を信仰心で抑えられるかが試されています。
火傷しない程度に少額でやってみようかな...