2016年9月26日月曜日

チャートから銘柄選定


先週、銘柄選定基準を次のように定めました。


1. 多くの銘柄の5年と10年のチャートを見て、どちらの期間でも力強く上昇している銘柄を選別する。
2. その中でビジネスモデルと過去の業績を見て、今後も同じ水準で業績が向上しそうな銘柄を選別する。
3. さらにその中で、期待値(≒確度×上昇率)が高い順から数銘柄に投資する。


なので、まず1番目の多くの銘柄の5年と10年チャートを見てみることにします。
元から知ってる銘柄と、SBI証券のスクリーニングで引っかかった銘柄を見ました。



まず、元から知っていて見た銘柄は、

○製薬・医療機器・バイオ
 ファイザー グラクソ JNJ ロシュ(RHHBY)  メルク(MRK) 第一三共(4568) ギリアド・サイエンシズ(GILD)  イーライ・リリー(LLY) AMGN NVS AZN ABBV アステラス 武田 中外製薬 塩野義 テルモ 大塚製薬 パラマウントベッド(7817) エーザイ 三菱田辺 オリンパス

○再保険・損害保険
 スイス・リー ミュニック・リー バークシャー 東京海上日動 日本興亜損保ジャパン 三井住友海上 ソニーフィナンシャル アニコムHD AIG PRA

○穀物商社・農業機械・飼料
 AMD ブンゲ  丸紅 DE コマツ POT VALE モザイク

○通信
 AT&T ドイチェテレコム ベライゾン スプリント AMX NTT KDDI  ソフトバンク

○物流・倉庫
 FDX UPS ATSG 財閥系倉庫会社 DHL(ドイツポスト)

○資源
 シェブロン RDS BP XOM トタル PBR コノコフィリップス フィリップス66 その他国内大手石油 シルバーウィートン BHP RIO CHK SWN

○資産運用
 BLK BEN WETF TROW KKR CG BX OAK IVS

○テーマパーク・映画・音楽・出版
 ウォルトディズニー タイムワーナー 21th FOX ソニー 角川

○ホテル・旅行
 スターウッド シェラトン マリオット ハイアット ヒルトン インターコンチ ロイヤルカリビアン カーニバルクルーズ

○介護・病院
 パラマウントベッド テネットヘルス

○銀行・証券
 GS JPM MS ノーザントラスト BK ステートストリート WFC BNPパリバ ソシエテ・ジェネラル RBS ロイズ バークレイズ HSBC ING マッコーリー スタンダード・チャータード UBS クレディスイス その他日系

○IT・半導体
 グーグル SAS SAP CRM アクセンチュア BIDU オラクル マイクロソフト IBM
アドビ

○EC・小売
 アリババ アマゾン 楽天 ウォルマート コストコ ターゲット テスコ ホームデポ DG 7&i

○インフラ・電力
 中部電力 その他国内電力会社 国内大手ガス会社 HE

○消費財・たばこ
 ユニリーバ PG JNJ KMB GIS KHC ジョンソン モレスキン CHD RAI PM MO BTI JT
 
○食品・飲料水・外食
 コカコーラ ペプシ ケロッグ ネスレ 三菱食品 味の素 日清オイリオ マクドナルド ウェンディーズ YUM 明治HD 雪印メグミルク ヤクルト 森永 キリンHD アサヒ サントリー ニチレイ ハウス食品 S&B シェイクシャック

○機械・ロボット
 THN ダイフク 平田機工 ファナック キーエンス DMG森精機 東芝機械 日本電産

○輸送機器・自動車関連・軍事
 フォード GM ダイムラー フィアット・クライスラー VW トヨタ 他日系自動車メーカー エアバス ボーイング  LMT ノースロップ・グラマン BAEシステム RTN 三菱重工 川崎重工 富士重工  G4S テスラ モービルアイ

○人材・教育
 リクルート 

○アパレル
 ユニクロ GAP アバクロ しまむら アメリカンイーグル

○不動産
 三菱地所 その他財閥系不動産

○化学
 BASF ダウケミカル 旭化成 財閥系化学メーカー

○複合企業
 GE エマソン 三菱商事 三井物産 豊田通商 伊藤忠商事 双日 EMR

○水関係
 ヴェオリア スエズ AWK メタウォーター クボタ 栗本 日本鋳鉄管 日揮 千代田化建 日本碍子 東レ

○その他
 スリーエム ナイキ 東芝・日立など大手


上記の中で、魅力的に見えたのは、次の銘柄でした。
アッヴィ(ABBY) パラマウントベッド(7817) ウォルト・ディズニー(DIS) セールス・フォース・ドットコム(CRM) グーグル(GOOG) アマゾン(AMZN) コストコ(COST) ダラー・ジェネラル(DG) レイノルズ・アメリカン(RAI) ヤム・ブランズ(YUM) 明治HD(2269) キーエンス(6861) テスラ(TSLA) ノースロップ・グラマン(NOC) アメリカン・ウォーター・ワークス(AWK)



次に、SBI証券のスクリーニングを見てみたところ、次の銘柄が引っかかりました。

ALK SWKS CBPO CALM
BIIB CRM ELLI FLT
HAIN ILMN MDVN NTES NVR
PCLN REGN TYL UTHR V YY


その他、ブログなどで気になった銘柄。
FDS MANH FISV
AME HON
INTU
HKG:0371
NVR(NVR) 2U(TWOU)

後は、精神病関連株と歯科関連株を候補とします。

当然、過去の値動きが良かったからと言って、今後もいいとは限らないので、更に銘柄を絞った後、成長が継続するかについて1銘柄ずつ見ていこうと思います。


ちなみに米国の刑務所REITとして有名な2銘柄がそろって暴落しています。GEOとCXWなのですが、CXWの方は、1年で-50%になりました。この記事によると、司法省が民間の刑務所との契約を打ち切られるとか書いてあるような気がします。ただし、司法省管轄の刑務所の売上は8%のようでして、記事の筆者は市場が過剰反応していると書いています。

2016年9月19日月曜日

SBI証券 vs マネックス証券の行方


結局、SBI証券に決めました。
決め手は、マネックスはアフィリエイトの記事が多いこと、使い勝手が悪いとのクチコミが多かったことです。

2016年9月5日月曜日

SBI証券 vs マネックス証券 vs インタラクティブ・ブローカーズ(IB)証券


米国株を買おうとは思っていますが、未だに米国株を取引できる証券会社に口座を持っていません。
そこで、選択肢として合理的に考えられる3つの証券会社のメリット・デメリットを考えてみたいと思います。なお、楽天証券は「楽天」という2文字にアレルギーがあるのでやめます。どうせSBIと横並びですし。

・SBIとマネックス は国内の証券会社。IB証券は、アメリカの証券会社で東京支店が口座開設の仲介をしてくれるだけ。よって、考えすぎだと思うけど、日本の財政がピンチになっても金融庁の影響を受けにくいはず。

・手数料はIB証券が一番安く、最低1ドルからです。SBIとマネックスは最低5ドルから。

・IB証券は唯一口座維持手数料がかかり、25歳未満は月3ドル。それ以上は10ドルです。ただし、売買手数料などが維持手数料を上回る場合などは、払わなくてよい。例えば、30歳の人が、ある月に売買手数料を4ドル支払ったら、口座維持手数料は6ドルでよい。また、口座残高が10万ドル(約1000万円)を超えれば、維持手数料はかからない。


・IB証券はリアルタイム株価をみるのに毎月10ドル必要です。ただし、他の証券会社に口座だけ開いて見ればタダ乗り可能。国内2社は月500円。けど、場がしまってから指値をする分には、ヤフーなどの25分遅れの情報で十分。

・銀行から証券会社への送金は、IB証券のみ国内非居住者送金となる。新生銀行から振り込めばタダとの情報あり。ちゃんと振り込むなら、三井住友銀行の外国送金サービス(SMBCダイレクト)が800円で最安だと思う。

・SBI証券は指値注文のみだが、他2社は逆指値などできる。

・IB証券は、出金は月1回タダ。しかし海外送金扱いのため、国内銀行に出金すると、数千円取られるとのこと。ただしこれも新生銀行だけは無料との情報あり。
ドル建てでアメリカの銀行などに支払えば、手数料無料で海外送金できる。もし、今でも新生→IB間が手数料無料なら、内部の為替手数料も安いので、手数料ほぼ無料で、国内銀行の円を海外銀行にドルで送金できるかもしれません。情報求む。


・為替手数料は、IB証券は米ドルなら2ドルか0.002%か高い方。SBIとマネックスは25銭なので、IBの方が安い。SBIは住信SBIネット銀行経由なら15銭。それでも圧倒的にIB証券が安い。


・税金については、SBI証券とマネックス証券に軍配が上がります。2社とも特定口座とNISA口座に対応していますが、IB証券は一般口座扱いなので、1取引ごとにその日の為替で円換算し、必ず確定申告しなくてはなりません。
ただし、国内2社でも米国で配当金に掛かる10%の税金を取り戻すためには、確定申告が必要なはずです。それでも一般口座か特定口座かでは、掛かる手間に大きな差があるとは思います。

・取引銘柄数は、IB証券は当然全銘柄を取り扱っていますが、マネックス証券は約3000銘柄、SBI証券は約1400銘柄です。ただし、SBIでも買いたい銘柄は揃っていました。

・使いやすさについては、IB証券のTWSはいい話しを聞きません。プロトレーダー向けのようで、使い辛そうです。SBIとマネックスは、使いづらいとは聞きません。マネックスにはトレードステーションがある。

・情報の得やすさだと、SBIは米国モーニングスター社提供の個別銘柄の評価レポートを閲覧できるのでいいと思います。

・ちなみに、SBI証券の米国株の保管はIB証券がやっているので、IB証券の手数料を下回ることはないように思います。

・JCR基準の格付けで、SBIとマネックスはBBB+とBBBです。IB証券はS&P基準でBBB+でした。

以上を考えてみると、口座維持手数料以外全ての手数料はIB証券に分がありますが、送金手数料と納税のめんどくささを考えると、国内証券2社に分があります。

やはり確定申告で悩みたくないので、国内2社のどちらかにしたいと思いますが、決められません。