2016年9月5日月曜日

SBI証券 vs マネックス証券 vs インタラクティブ・ブローカーズ(IB)証券


米国株を買おうとは思っていますが、未だに米国株を取引できる証券会社に口座を持っていません。
そこで、選択肢として合理的に考えられる3つの証券会社のメリット・デメリットを考えてみたいと思います。なお、楽天証券は「楽天」という2文字にアレルギーがあるのでやめます。どうせSBIと横並びですし。

・SBIとマネックス は国内の証券会社。IB証券は、アメリカの証券会社で東京支店が口座開設の仲介をしてくれるだけ。よって、考えすぎだと思うけど、日本の財政がピンチになっても金融庁の影響を受けにくいはず。

・手数料はIB証券が一番安く、最低1ドルからです。SBIとマネックスは最低5ドルから。

・IB証券は唯一口座維持手数料がかかり、25歳未満は月3ドル。それ以上は10ドルです。ただし、売買手数料などが維持手数料を上回る場合などは、払わなくてよい。例えば、30歳の人が、ある月に売買手数料を4ドル支払ったら、口座維持手数料は6ドルでよい。また、口座残高が10万ドル(約1000万円)を超えれば、維持手数料はかからない。


・IB証券はリアルタイム株価をみるのに毎月10ドル必要です。ただし、他の証券会社に口座だけ開いて見ればタダ乗り可能。国内2社は月500円。けど、場がしまってから指値をする分には、ヤフーなどの25分遅れの情報で十分。

・銀行から証券会社への送金は、IB証券のみ国内非居住者送金となる。新生銀行から振り込めばタダとの情報あり。ちゃんと振り込むなら、三井住友銀行の外国送金サービス(SMBCダイレクト)が800円で最安だと思う。

・SBI証券は指値注文のみだが、他2社は逆指値などできる。

・IB証券は、出金は月1回タダ。しかし海外送金扱いのため、国内銀行に出金すると、数千円取られるとのこと。ただしこれも新生銀行だけは無料との情報あり。
ドル建てでアメリカの銀行などに支払えば、手数料無料で海外送金できる。もし、今でも新生→IB間が手数料無料なら、内部の為替手数料も安いので、手数料ほぼ無料で、国内銀行の円を海外銀行にドルで送金できるかもしれません。情報求む。


・為替手数料は、IB証券は米ドルなら2ドルか0.002%か高い方。SBIとマネックスは25銭なので、IBの方が安い。SBIは住信SBIネット銀行経由なら15銭。それでも圧倒的にIB証券が安い。


・税金については、SBI証券とマネックス証券に軍配が上がります。2社とも特定口座とNISA口座に対応していますが、IB証券は一般口座扱いなので、1取引ごとにその日の為替で円換算し、必ず確定申告しなくてはなりません。
ただし、国内2社でも米国で配当金に掛かる10%の税金を取り戻すためには、確定申告が必要なはずです。それでも一般口座か特定口座かでは、掛かる手間に大きな差があるとは思います。

・取引銘柄数は、IB証券は当然全銘柄を取り扱っていますが、マネックス証券は約3000銘柄、SBI証券は約1400銘柄です。ただし、SBIでも買いたい銘柄は揃っていました。

・使いやすさについては、IB証券のTWSはいい話しを聞きません。プロトレーダー向けのようで、使い辛そうです。SBIとマネックスは、使いづらいとは聞きません。マネックスにはトレードステーションがある。

・情報の得やすさだと、SBIは米国モーニングスター社提供の個別銘柄の評価レポートを閲覧できるのでいいと思います。

・ちなみに、SBI証券の米国株の保管はIB証券がやっているので、IB証券の手数料を下回ることはないように思います。

・JCR基準の格付けで、SBIとマネックスはBBB+とBBBです。IB証券はS&P基準でBBB+でした。

以上を考えてみると、口座維持手数料以外全ての手数料はIB証券に分がありますが、送金手数料と納税のめんどくささを考えると、国内証券2社に分があります。

やはり確定申告で悩みたくないので、国内2社のどちらかにしたいと思いますが、決められません。

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