2021年7月31日土曜日

15万円を稼ぎたい

 

今年で特定口座の損失繰越が最終年になるので、残っている損失約15万円を稼ぐため、何かを買いたいと思っています。(今保有している株はすべてNISA枠です。)

数ヶ月前に2100ドルで売却したグーグル(GOOGL)の株価は、2700ドルになりました。売らなければ余裕で15万円稼げてました。やっぱり上がり続ける限りは、売ってはダメなんですね。


まず、「今が天井かもしれない」と常に思っているので、S&P500先物とVIX先物に投資する、下落にも強そうな「米国株式ボラティリティ戦略」を再検討しました。
実質的に運用しているABR社のサイトでファクト・シートを確認したところ、確かに下落には比較的強いものの、コロナショック以前はひどい長期停滞だったのを知って、投資する気になりませんでした。











2015年8月3日から2021年3月31日まで。紺色がファンド、グレーがS&P500指数


次に暇なので、久々に日本株で「高ROE・高利益率・財務健全・PERほどほど(40倍以下)」でスクリーニングしてみました。


● コマースOneホールディングス(4496)
中堅・中小企業向けECプラットフォーム事業を展開。
業績は右肩上がりで輝かしいが、競合プラットフォームはたくさんある中で、他サービスに比べて、どのように優れていて、顧客から選ばれているのか分からず、買う気になれない。

2021/03期(実績)
売上高経常利益率  23%
ROE  27%
株主資本比率  69%
営業CFマージン 18%


●ダブルスタンダード(3925)
企業のビッグデータ活用を支援。データ収集・抽出・クレンジング(不要データの除去)といった技術を基盤に、企業保有データ、統計データ、ウェブ上のデータ(非著作物)等の表記方法や構成・素材が異なるデータを低価格かつ高精度でデータ統合、顧客の営業支援・業務削減に繋がるデータや顧客側で利用価値の高いコンテンツとして提供する。
その他、基盤技術や知見を生かし、顧客企業に合わせた様々なサービス・システムを構築・提供する。
同じく業績右肩上がりで素晴らしい。業務内容もそれなりに理解は出来る。けど社名がよくない。
もっと大手企業への導入が進んで、納得できたら、ここから半値くらいになったら、買ってもいいかな。

2021/03期(実績)
売上高経常利益率  25%
ROE  29%
株主資本比率  80%
営業CFマージン 19%


● ダイト(4577)
医薬品の有効成分や製剤を一貫開発、生産。原薬(医薬品の有効成分)から製剤(医薬品)まで一貫開発・生産を行う。
「原薬」の売上高が最も大きく、ジェネリック医薬品向けの原薬を中心に大量生産から少量多品種生産に対応可能で、海外向け製品の製造も行う。
業績は非常に安定的で、緩やかに右肩上がり。なぜこんなに割安なのか分からない。ただし、5年で2倍は厳しそう。


●エニグモ(3665)
世界各国の出品者からファッションアイテムを購入できる個人輸入代行サイト「BUYMA(バイマ)」の運営会社。
主な収益源は手数料であり、購入者から決済手数料として出品価格の5.5%を、バイヤーからは成約手数料として出品価格の5.5%~7.7%を受け取っている。
売上高経常利益率 毎年40%以上、その他の指標も右肩上がりで素晴らしいけど、物欲のない人間なので、買いたい人の気持ちも分からないし、手数料高すぎない?
人の物欲頼みのビジネスモデルというのが、持続性がどこまであるのか不明で、自信を持って買えない。


よって今月も買えませんでした。