2023年10月9日月曜日

投資からの撤退戦


最近 どれも損ばかりです。自分の投資の才能の無さを実感しました。

手間いらず(2477)

連日 年初来安値を更新していて、マイナス60%近くの含み損になっています。原発処理水問題で、中国人観光客が減ったことや、今月で東証プライム市場からスタンダード市場へ下がることが投資家に嫌気されてるんでしょうか。


従業員38名で、営業キャッシュフローを10億円近く稼いでいる高収益なビジネスモデルで、投資キャッシュフローはほぼ0円、無借金経営なので財務キャッシュフローは配当のみなので、財務は最強です。
しかし、本業の成長に陰りが見え始め、手元の現預金が約58億円しかないのでM&Aで成長していくようにも見えないので、コロナ前のような高PERを正当化出来ないんでしょうね。

NISAで買うような企業ではなかったです。
2020年に購入したので、NISAはあと1年あります。残りの1年で元値に戻ったら売却して撤退します。ならなければ、特定口座に移して気長に待ちます。


iシェアーズ 米国債20年超(為替ヘッジ有)(2621)

タイミングをみて1000万円くらいまで買い増しして、2年以内に2200円くらいで売却出来たらいいなと思っています。
VIXと違って、見込み違いでも大損することはないと思うので、深く考えていません。
自分では手堅い投資をしていると思ってるんですが、どこかに落とし穴があるんでしょうか。大損したら、このブログを読み返したいと思います。

と書き、
既にインフレは抑制されつつあって、FRBが景気後退しないように利下げを行うのは、ほぼ100%起きることだと勝手に思っています。
利下げで株価が上がるか下がるかは、全く分かりませんが、米国債価格が上がるのは堅いので、米国債を買って、金利下落の恩恵を受けようという算段です。 
こんなに上がるのが分かりやすい相場もなかなか無いと思うので、特定口座でも約200万円分買い増ししました。
これで、合計約700万円分です。

本当は700万円だけではなく、上がらないメタウォーター(9551)のような株も売却して、2,000万円くらいで勝負をかけたいんですが、「卵は一つのカゴに盛るな」の格言に反しているので、踏み切れません。どうしたものか。
 
と書きましたが、見事に見込みがはずれ、米国の金利が全然下がらないので、マイナス約20%になりました。


「為替ヘッジなし」にしておけば、円安でトントンくらいだったと思うので、2重に判断を間違えました。2,000万円分買わなかったことだけは、褒めてやりたい。

特定口座で買った分は何度か損だししていますが、日々年初来安値を更新していくので、含み損がまだ100万円以上あります。(損だしで買い戻しなんてせずに、特定口座はすべて損切りしておけば、100万円くらい救われたのに)
米国の景気が意外にいいので、今 買い向かうのも正しいとは思えなくて、撤退まで数年間は塩漬けの予感です。


日経平均VI先物

これはシステムトレード用のプログラムまで作り、あとはAWS EC2のアカウントを作成して自動売買を始めるだけで良かったんですが、なんとなく面倒くさくて、手動で取引したあげく、ポジションを持っているのに決済注文を数日間出し忘れて、今はauカブコム証券への入金額の約2割の含み損を抱えています。
明後日の朝で清算値が決まるので、それまでに日経平均VIが下がらなければ、損失が確定します。

今年の目標は2020年のコロナショックに 米国VIブルETF(UVXY)CFD で 600万円くらい出した損失(残り約475万円)の繰越期限が今年なので、トントンまで持っていくことを目標にしていましたが、もう不可能なので、両建てで損失を翌年度に繰り越すしかなさそうです。

475万円は素直に捨てて、完全撤退した方がいいのかな。


アメリカン ウォーター ワークス(AWK )

アメリカで水道事業を営む企業です。
2019年のNISA枠で取得したので、今年でロールオーバーか売却か決めないといけません。
ドル建てだと5年も持ってたのに2~3%のマイナスです。


ただし、円建てだと3割くらい為替差益が乗っているので、たぶん特定口座への払い出しをせずに売却すると思います。売って得たドルは、外貨建てMMFにするつもりです。


その他

メタウォーター(9551)は約3割、三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は約2割の含み益が乗っています。
数ヶ月前に買った米ドル建MMFは、1$=132円の時に買っているので、150円の今はぼちぼち儲かっています。


損しまくりなので、インフレ+3%くらいを目指せる手堅い投資商品があれば、個別株や先物なんてやらずにそれ一本にしたいです。
全世界株ETFが有力候補ですが、単年度で見るとマイナス40%もあり得るので、あまり気が進みません。
他に思いつくのが資金たっぷりでショートする米国VIX先物で、こちらには心踊るので、やっぱり根がギャンブラーなのかもしれません。