2017年11月26日日曜日

さらばナガオカ(6239)


ポートフォリオの重しとなっていたナガオカ(6239)がとうとう売れました。
長い間含み損で塩漬けしていて、-30%だった時もあった銘柄ですが、予想外の黒字決算を出して上がってきたところで売却しました。
たった2%くらいの薄利で売りましたが、気持ちがスッキリしたのでよかったです。
私のような凍死家/漬物屋が売った辺りで、上値が軽くなって更に上がるかもしれませんが、この会社が出す業績予想は信用できないので、上がってもたぶん後悔しません。
けれど、鎌倉新書(6184)が値を回復してきて、1900円台になったのはちょっと悔しいです。


今の含み損益はだいたいこんな感じです。(積み立て投資分は除く)

VIXベアETN(2049) +45%
メタウォーター(9551) ±0%
オリジナル設計(4642) +30%
アルファベット(GOOGL) +13%

厳選投資好きとしては、PFがずいぶんシンプルでいい感じになってきました。
買ってから気づきましたが、GOOGLの値動きが全然なくて驚いています。

それから、1口だけVIXベアETN(2049)を積み立て投資しました。積み立て分は現在約5%の含み益になっています。まだ現金余力が50%以上あるので、PFで25%を超えていても、資産全体から見れば、全然大丈夫なので、VIXのショートポジションは今後更に追加していこうと思っています。

VIX指数への少額、高利回り長期投資方法(検証データ公開)

上のブログを読んで、CFDで取引するために、今までめんどくさがってやらなかったGMOクリック証券の口座開設をやろうか迷ってきました。もう銀行口座などいっぱいありすぎて、管理できなくなっていますが、それでも、これ以上おいしい投資はないように見えます。(現物株のロングよりも複雑ですが。)
もしCFDで取引するなら、2049を持っている意味はないので、売却したいんですが、それなら今年の特定口座の利益総額が確定申告が必要な20万円を超えるまで、9口くらい今年中に売却しようかなとも考えています。
それか長期保有目的で追加で2049を40口くらい追加購入するか。それが一番手っ取り早いですが、たぶんリスクは一番高いので迷います。

2017年11月19日日曜日

ナガオカ(6239)売れず


ナガオカが11月10日(金)発表の第一四半期決算が想定外の黒字だったため、2日連続のストップ高になりました。ただし、私の平均買値は1100円台前半だったため、2日目の終値でもまだ含み損で3日目に数十円の利益を乗せて売却しようとしたところ、朝方一瞬だけ買値を越えましたが、指値ほどには上昇せずに売却できませんでした。
この原因は、数ヶ月以上前に買っていた人は、上手くナンピンしていない限り、全員含み損のため、また含み損になる前に売っておこうという心理になり、上値が重かったのだと思います。
今は-11%の含み損です。まあいいか。

VIXベアETN(2049)については、VIXが一時的に13まで上昇する局面があり、なおかつ為替が少しずつ円高に進んだこともあって、少々調整しました。
とはいっても、7月から8月にかけて、26000円から20000円に下げたことを考えると、今回は踊り場のようなチャートになっています。下がるようなことがあれば、さらに買い増したいです。


今週のPF




今後の方針としては、適宜VIXベアETN(2049)とメタウォーター(9551)を買い増ししていき、為替次第でドル転してアルファベット(GOOGL)も追加購入して、ナガオカ(6239)は利益がのったら売却予定です。また、クラウドクレジットで円建てでいい案件が新規で出れば、12月上旬に償還される額を再投資に回したいと思います。
株価だだ下がりのGEが少しだけ気になっています。けどたぶん買うことはないでしょう。


2017年11月12日日曜日

そろそろ初償還


■ ナガオカ(6239)が復活
(偏見ですが)死に体のゾンビ企業と大多数の投資家に思われていたであろうナガオカが、金曜日に発表した第一四半期決算でなんと黒字決算を出してきました。
四季報でも「不透明感強く赤字脱却は至難。 」と書かれていただけに、いいサプライズです。結果論ですが、ナンピンしておけば良かったです。
1日ストップ高になってくれたくらいじゃ、含み損は解消されないので、最低でも2日連続ストップ高を望んでいます。
ちなみに、経常利益1億5千万円の黒字で、前年の1億円の赤字よりも良くなっていますが、営業外収益として、前年になかった5千万円の生命保険解約益と2千万円の受取補償金が入っていて、その他 3千6百万円の為替の影響があるので、1億円くらい下駄を履いています。


■ そろそろ初償還
クラウドクレジットで1番最初に買った「【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド20号」期待利回り8.5% 7ヶ月が12月上旬に償還される予定です。
今まで3本の東欧金融事業者支援ファンド(円建て)を購入しましたが、次は来年の7月まで償還がないので、年内の償還はこれだけです。
想定利益は約4万円程度(源泉徴収後)しかありません。年利 8.5%でも約半年(7ヶ月)なので、あまり利益にはなりませんでした。
税金面が気になるところですが、次の条件に合致していれば、確定申告不要とのことでした。
給与の支払いを1ヶ所のみから受けており、年間給与収入が2000万円以下、かつソーシャルレンディング、その他の所得の合計が20万円以下の場合
特定口座での今年の利益と足し合わせても、10万円を超える程度の利益しかないので、今年は確定申告しないで済みそうです。(ナガオカの売値しだいですが。)
一応、確定申告すれば税金の還付を受けられるという話もあったので、税金の還付を受けられる年収の上限について検索しましたが、みんな書いていることが違うので、確定申告自体がめんどくさいですし、何もしないことにします。


■ VIX インバースETN(2049)を積み立て購入
今回は有言実行しました。1口3万円を超えたので、購入手数料無料枠の10万円以下に抑えるために、木曜と金曜に2口ずつ購入しました。
これで買値ベースで投資額が100万円を超えました。今は約35万円程度の含み益になっています。
全て特定口座で所有しているので、来年は「源泉徴収あり」に変更しようか迷っています。翌年設定を変更したいのなら、今年のうちに書類で届け出ないといけないので、今月中くらいに判断する必要があります。


■ オリジナル設計(4642)が600円の壁を突破
今年のNISA枠を半分使って購入しましたが、順調に上がってしまい、含み益が約25%になりました。
見る目があったとポジティブに捉えるべきか、なんで120万円分全て使う勇気がなかったのかとネガティブに捉えるべきか分かりませんが、とりあえずもう買い増しはしないと思います。


■ その他
メタウォーター(9551)が完全に含み損になりました。2700円台前半でさらに買い増し予定です。
アルファベット(GOOGL)の含み益が米ドル建てで約11%になりました。しかし為替がまだ113円くらいなので、買い増しはできません。108円以下になるまで待つ予定です。
鎌倉新書(6184)がまた1800円台を回復しました。安値で全株売ってしまったことを少し後悔しています。


2017年11月9日木曜日

投資パフォーマンスをNAVで計測したい Part1


投資家なら自分がどのくらい儲けたかを知りたい欲求があると思います。

これが儲けた額なら証券会社のサイトから簡単に確認できますが、何%儲けたかを正確に計算して、投資信託のようにパフォーマンスを表示するのは中々難しいです。

よくある投資信託の図だと、NAV(基準価額。今調べるまで基準価格かと思ってました。)の折線グラフと、その下に純資産額の推移が載っています。
簡単に調べたところ、個人投資家がやるには修正ディーツ法という計測方法がいいらしいです。

参考にできそうなサイトは次のとおりです。

時間加重収益率(修正ディーツ法)の計算  Jackと黄金の豆の木

投資成績の計算方法とベンチマークの決め方  hassのまったり投資譚

投資パフォーマンスの計算方法 - ひと手間くわえた積立投資で資産形成

修正ディーツ法は証券口座に入金されている現金を含めて分母とするようです。
ご都合主義ですが、自分の場合、現金をいれると、インデックスに絶対に勝てないですし、証券口座の現金の額に意味はないので、これを分母に入れたくありません。

理想としては、キャッシュポジション(現金)を含めないで、10000から始まるNAVを計測したいです。
過去の取引履歴は全てCSVでダウンロードしてあるので、できればCSVを証券会社からダウンロードして貼り付けると、Googleスプレッドシートとかで自動的にNAVを計算してくれるといいのですが。

ただし、そんな技術を持っていませんし、まず過去の取引履歴から月次の株式時価総額を計算するのが超めんどくさいので、実行に移さずにこの記事のPart2はない可能性が高いです。


ちなみに、現金を含めない修正ディーツ法をとった次のような場合に結果がどのようになるのか疑問があります。

1月
月初時点で100%現金。月初にA社株を100株100万円で買って月末に200万円で売却(100万円の利益)。持ち越しなし。(手数料と税金は無料)
NAV(基準価額)は10000から20000へ倍増。

2月
最終日終値でB社株を100株10万円で購入。NAV(基準価額)は20000のまま。

3月
B社倒産。

この場合、3月のNAV(基準価額)は-100%で、20000から0になるんでしょうか。
もし、そうなるんだったら、実際にはトータルで差し引き90万円の利益なのに、NAVが0になるのは感覚的におかしい気がします。
さらに、もしB社が倒産せずに3月末に20万円で売却できたら、NAV(基準価額)が40000になるんだったら、100万円の利益と10万円の利益が同じ価値のように認識されて、それもおかしい気がします。
修正ディーツ法の計算方法に対する理解が間違っているのか、キャッシュポジションを含めないやり方には適していないのかどちらなんでしょうか。


2017年11月3日金曜日

現在のポートフォリオ


前回の記事に書いたVIXインバースETN(2049)の積立投資は行いませんでした。
理由は、木曜日にメタウォーター(9551)が下がったため、100株指値に引っかかり、松井証券の手数料無料枠を越えてしまったからです。松井証券の手数料は10万円~30万円が同じ手数料なのですが、メタウォーターが約29万円だったので、1口約3万円する2049を購入できませんでした。

メタウォーターはとりあえず2700円台でもう200株を指値注文をしているので、これが刺さったら来週も積立投資はしないかもしれません。


ポートフォリオ全体としては、
クラウドクレジットは相変わらず同じような商品しか出してこないので、追加投資はしていません。

メタウォーター(9551)は、ほぼプラマイ0の株価まで下がりました。選挙後に水道法改正案可決の期待が高まって数日上昇したものの、10/30発表の中間決算が前期より悪くて下落した感じでしょうか。

オリジナル設計(4642)の含み益が20%を超えました。水道法改正の機運が高まっているからでしょうか。この会社はナガオカと違って、しっかり利益を出していますし、水道法改正案の水道台帳の整備という項目は、同業他社と比較して情報システムに強いこの会社にとって有利な内容だと思います。ここ数ヶ月の株価の上昇は、その点を評価(期待先行)されてるのかなと思っています。
しかし、調べてみたら、過去に過労死している社員がいたり、メタウォーターが川崎市下水道の施設・設備台帳構築委託などを受注して、やっぱりメタウォーター一本の方がいいんじゃないかと思ったり、さらにこの会社は情報開示の姿勢がメタウォーターと間逆で、受注した案件を公表しないので、少し自信がなくなったりで、追加購入はしていません。

○他はほとんど変化なし




今気づきましたが、上の円グラフには先週買った2049の3口が反映されていませんが、めんどくさいのでこのままにしておきます。