2017年5月29日月曜日

VIX インバースETN(2049)が買えました


先週、VIX インバースETN(2049)を5口買いました。購入費用は約10万円です。

今はVIXが歴史的安値だそうです。言い換えれば、インバースは歴史的高値とも言えます。
そんな時期に買うのは、良くないのかもしれませんが、このタイミングで買い始めないと、いつまでも買えないと思って買いました。
XIV先物価格(円建)に連動するETNなので、配当などは出ませんが、このブログによれば、何もなくてもコンタンゴによって、緩やかに上昇していくとのことです。(超解釈)

今後、急激な円高や、ドイツ銀行破たん、中国不動産バブル崩壊などがあれば、100万円くらいまで買い増ししたいですが、そうでなければ、買い増しても30万円くらいまでだと思います。

ちなみに、VIX(1552)を長期保有している方を発見しました。
このブログ主なのですが、無限ナンピン中のようで、3300口保有で約168万円のマイナスだそうです。すごいです!


今月は、にほんブログ村の順位を上げてみようと、ソーシャルレンディングに70%振り分けたり、7回も更新しましたが、このブログの右上のバナーをクリックする人は、1日あたり1人しかいないので、INポイントが変わらず、順位はほとんど変わりませんでした。

2017年5月27日土曜日

とうとうソーシャルレンディングに手を出す Part3


クラウドクレジットで投資を実行しました。
口座開設は、ネット上で個人情報を入力して2日程待つと、本人受取限定郵便が届き、そのハガキに書いてある番号をマイページに入力すると、口座が有効になります。
まだ、会社としてマイナンバーを取り扱う体制が出来ていないようで、マイナンバーの提出は求められませんでした。

さっそく入金して、どのファンドに投資するか考えたわけですが、償還時にこれ以上円安に振れるかどうか判らないので、ユーロ建てとロシアルーブル建てはやめて、円建ての次の3商品を検討しました。


◎ペルー小口債務者支援プロジェクト
期待利回り:11.4%
運用期間:3年
延滞債権ポートフォリオのペルー現地の地方銀行から延滞している零細企業向けローンや消費者向けローンを額面の数%の金額で購入してきて、債務者との返済相談、減免交渉を通して約3年かけてその購入額の1.5倍程度で回収を目指すもの。


◎カメルーン中小企業支援プロジェクト
期待利回り:10.6% 
運用期間:13ヶ月
金利を取れないイスラム教国のカメルーンで、売戻条件付売買契約を結んで、実質的に動産を担保に取りながら、貸付をするもの。
このファンドは現在返済が滞り、償還が遅延している同じシリーズのファンドがあるので、お金が集まらず、結局不成立となりました。


◎東欧金融事業者支援ファンド
期待利回り:8.5%
運用期間:7ヶ月
主に新興国の個人向け短期ローンの貸付をしている金融事業者への貸付をするもの。


この中で、ペルーの3年は長いし、カメルーンはリスクが顕在化しているので、投資意欲が湧かず、結局は東欧金融事業者支援ファンドに投資しました。

ちなみに、このファンドの説明文には

本ファンドの投資先であるA社グループの信用力が徐々に高まってきているため、A社グループへの貸出し金利が低下することが見込まれます。そういたしますと、今後発売される本シリーズのファンドでは、ご提供できる期待利回りが低下する可能性がでてきます。
今回はまだ、運用期間が7ヶ月でこのような期待利回りを目指せておりますので、この機会に投資のご検討をお願い申し上げます。


という煽り文があり、金融商品の営業でこんなことを書いてしまうところに、胡散臭さを感じてしまいます。

満期一括返済方式なので、年末までお金は返ってきませんが、税金のことは、「雑所得・源泉徴収」ということしか調べていないので、そのうち調べたいです。

2017年5月22日月曜日

数ヵ月後の理想のPF



最近投資欲が結構あるので、何でも買いたくなってしまいますが、他のブログで、「銘柄分析はしなくていい!」という記事をちらほら見かけたので、ここ数年は何を買っても上がるので、市場参加者の気が大きくなってきているような気がして、少し買うのに躊躇してしまいます。

安くなったら買おうと思ってる銘柄も含めた数ヵ月後の理想のポートフォリオは次のとおりです。(このブログ開始前からの日本株・REITとクラウドクレジットの持分を除く。)


9551 メタウォーター
 現在200株の保有で、約58万円の時価ですが、この銘柄には中期(数年)で自信があるので、500株くらい追加購入して、約200万円くらいまで買いたいと思っています。理想は平均取得価格2750円くらいです。


6184 鎌倉新書
 安値で400株売ってしまったので、買い増すつもりはありません。900円台で買いましたが、現在株価は1500円を超えていて、200株の時価は30万円以上ありますが、当面売るつもりもありません。


6239 ナガオカ
 先月見つけた水関連銘柄です。今のホルダーの多くは、この会社が東京都水道局と共同開発した「ケミレス」で、豊洲市場の地下の地下水対策を受注することを目論んでいるようです。
しかし、汚染水対策の技術を持っているのは、世界でこの会社だけではないので、受注できないことが確定してから買っても遅くないと思っています。もし、受注できたら、株価が何倍かになるかもしれませんが、その後、1年くらいして熱が冷めてから買いたいです。
もし640円以下で買えるのであれば1000株以上、さらに、「継続前提の疑義注記」が解除される確信が持てたら、100万円分以上は持っておきたいです。

水事業では、地下水を効率的に取水する技術・製品やヒ素・鉄・マンガン・アンモニア態窒素等不純物の含まれた地下水を薬品で処理するのではなく、空気を用いた接触酸化と生物処理だけで、超高速で取り除く水処理装置“ケミレス”を提供しています。“ケミレス”は、「地球環境にやさしい技術・製品」として評価され、世界中に広まりつつあります。また、地下水に含まれる揮発性有機化合物、遊離炭酸を除去する“エアシス”を東京都水道局と共同で開発し、土壌汚染対策用に応用した製品が、ベンゼン除去対策用として初受注に至りました。

http://www.nagaokajapan.co.jp/company/greeting.html


6370 栗田工業
 超純水供給装置・薬品のメーカーです。今まで、水道以外は興味がありませんでしたが、最近気になるようになりました。この会社の魅力はなんと言っても、日本企業にしては大変めずらしく、経営者が株主の方向を向いて経営をしていることです。まるで米国企業です。
12期連続増配中で、自社株買いにも積極的です。さらに、1986年から1度も減配していません。(参考:配当政策)(ただし、最近は中期と期末でそれぞれ1円増配中。)
米国の連続増配株が好きな人なら、気に入る人も多いと思います。
IRページも日本企業としては充実しています。 http://ir.kurita.co.jp/

しかし、この会社の最大の問題点は、業績が伸び悩んでいることです。配当性向も会社側が示す上限の50%に近いので、今後どれだけ増配記録を伸ばせるか分かりません。
ちなみにこの会社も、土壌浄化技術を持っています。
今は自社株買いの効果で(?)上がっているので、(落ちてこなさそうですが)今年1月の年初来安値近くの2500円付近で50万円分くらい購入したいです。


3649 ファインデックス
 先日買った医療系IT企業です。現在ささやかながら含み益ですが、数ヵ月後でも持っていると思います。ただし、思い入れはないので、+20%くらいになったら売ってしまうかも知れません。


7813 プラッツ
 これも先月見つけた会社で、介護用電動ベッドの製造・販売をしています。
株価3100円くらいのときに、3000円を割ったら買おうと思っていましたが、その数日後には4500円を超えてしまいました。材料は、中国の高齢者施設での受注が上手くいったことと、介護保険制度の改正で、全額自己負担にはならなかったことらしいです。
今の株価も決して高くはないと思いますが、大きな窓を開けているので、じっくり待って、3000円近くで100万円分くらい購入したいです。


2049 NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETN(XIV)
 元々恐怖指数(VIX指数)のことは知っていました。ETFでは1552の国際のETF VIX短期先物指数があります。チャートを見る限り、これを買う人は、気が狂っているとしか思えません。
VIXとはざっくり言うと、相場が不安定になると価格があがる商品で、XIVはその逆の値動きをします。要するに相場が平穏なら価格があがります。
VIX先物ETFは商品設計上、必ず長期で価格が下がる性質があります。XIVはその逆なので、何もなければ、自然と価格が上がっていきます。ただし、前日終値との比較で1日で80%以上下げると、強制的に償還されるというリスクがあります。そうなれば、大損が確定します。たぶん数十年に1度のリスクです。
VIXについては、このブログが詳しいです。

5/18(木)には前日比-11%程度になりました。これはトランプ大統領の弾劾の可能性が出てきたことによるものです。
数週間程度、様子を見て、上昇基調に戻るのであれば、10万円程度の少額で買ってみようかと思います。


GOOG アルファベット
 1ドル103円よりも円高になったら、ドル転して購入したいです。配当がないので、外国所得税を取り戻したりする手間がないのがいいと思います。


2017年5月19日金曜日

とうとうソーシャルレンディングに手を出す Part2


主なソーシャルレンディングの運営会社は次のとおりです。

■ クラウドクレジット
 ・海外中小企業向け融資が中心
 ・利回り高い。8%~13%程度
 ・外貨建て、為替ヘッジなしの商品が多い
 ・伊藤忠商事と複数の大手VCから出資を受けている
 ・経営陣の経歴は、日系・外資系金融機関出身者が多い
 ・アフィリエイトサイトが多い(1件成約ごとに7000円らしいです)
 ・返済遅延が数件あり、リスクが顕在化している
 ・「高利回り」・「短期間」・「海外投資」という胡散臭い要素がたっぷりあるのに、伊藤忠商事が大株主というだけで信用してよいものか…


■ トラストレンディング
 ・不動産担保で、不動産会社に融資
 ・利回りは一時期は14%あったが、現在は7%~8%程度
 ・調べた時点では、募集中の案件なし
 ・運営会社は平成17年創業で、手広く金融関係の商売をしている


■ マネオ
 ・融資実績 累計約 690 億円の最大手
 ・歴史が長い
 ・利回りは5%~7%程度
 ・本体以外に、9サイト運営している。主に不動産担保で不動産業者への融資メイン
 ・複数の大手VCが出資しているが、創業者の経歴はいまいちで、社長のブログもいまいちな印象


■ クラウドバンク
 ・利回りは6%台
 ・2015年に3ヵ月間の業務停止命令を受けている


■ ラッキーバンク
 ・不動産会社への貸付専門
 ・全案件に不動産担保付
 ・利回りがいい(8%~10%前後)ので、募集開始後1分程度で満額成立してしまう
 ・役員の経歴は信用力いまいちで、大株主は不明


■ OwnersBook(オーナーズブック)
 ・こちらも不動産系
 ・利回りは4%~5%程度と低め
 ・運用会社はベンチャーなので、信用力はあまりないが、主要メンバーはほとんどがゴールドマン・サックス出身で、経歴はしっかりしている(ように見える)


■ SBIソーシャルレンディング
 ・SBI証券100%出資なので、信用力は一番高い
 ・他に比べると利回りが低い


色々とありますが、利回り5%くらいまでなら、REITで運用可能なので、運営会社の信用力などを気にする必要もない大手のREITを買ったほうがましに思えます。

また、不動産を担保として、不動産業者に融資する商品は、不景気になると、不動産会社への融資が焦げ付き、なおかつ不動産価格の下落により、担保価値も下がるリスクがあるので、手を出さないでおきます。なにより退屈ですし。

「マネオ」系の「クラウドリース」も検討しましたが、実際に何%の利回りで償還されたのかが、サイトからは分からないのでやめました。

最終的に運用会社の信用度、投資先の多様性や想定利回りなどを総合的に勘案して、「クラウドクレジット」に口座を開設することに決めました。
複数の運用会社の複数の金融商品に分散投資するのが、最も合理的なのでしょうが、めんどくさいので1社に絞りました。いつか痛い目に会うかもしれません。


2017年5月15日月曜日

ファインデックス(3649)が買えた


今はドルを103円で指値していますが、全然円高にならないので、米国株を買えていません。

私の人生設計では、今年200万円の利益を出したいところですが、到底届かないので、実現可能性が少しでもあるところで、50万円の資産増加を目指そうと思います。これには含み益の増加も含むことにします。

昨年末NISAで買った600株のうち、400株を売却して得た確定利益が約14万円になっていて、配当で年末までに3万円は受け取るはずなので、残り約33万円です。

ちなみに、現在保有している全銘柄が含み益になっているので、年初の時点で含み益が0だったと考えて、含み益が最低でもその水準を保てば、残り19万円です。これなら出来そうな気がします。

そこで、まだ今年に入ってから、株を一度も買っていないので、メタウォーターやナガオカなどを指値しておいたら、1銘柄刺さりました。ファインデックス(3649)です。

ナガオカは、5月10日の発表を見る限り、踏んだり蹴ったりな状況が継続していますが、やっと第三者割当増資を発表しました。ただし、有利子負債30億円で、今回の調達資金は9億円なので、焼け石に水のような気もします。
利益剰余金もマイナスで、フリーキャッシュフローも何年もマイナスです。
発行価格が648円なので、これより高い株価では買う気がおきません。
ちなみに、今までこんな酷い決算を出しても株価を保てるのは、あの五月さんで有名な片山晃さんが2月10日に大株主に登場してから、投資家の心の拠り所になってるからだと思っていました。
しかし、五月さんのブログを見たら、すぐに売っていたんですね。知らなかったのは、私だけのようです。


ファインデックスはどんな会社か?


紹介状や診断書などの各種紙データ、検査結果や画像、手術動画など患者の医療情報を統合して管理できる医療用ソフトウエアの開発・販売している。
全国国公立大学病院の7割強が同社のシステムを導入。
業績は12月に集中する傾向にある。
主力製品は医療用データマネジメントシステム「Claio」
まだ成長段階の企業です。

予想PERは32倍
予想PBRは9倍
ROE 19%
社長が筆頭株主(28%保有。奥さんと娘さん合わせて1/3超保有。)
時価総額 281億円
有利子負債 0


なぜ買ったのか?


数週間前から指値をしていて、先週たまたま刺さりました。この銘柄をどうやって見つけて、どうして指値をしたのか忘れました。
まだ下がるようであれば、800円前後で買い増しして、2年間くらいじっくり上がるまで待ちたいです。



2017年5月8日月曜日

とうとうソーシャルレンディングに手を出す Part1


■ ソーシャルレンディングとは

ソーシャルレンディングとは、不特定多数の人からネット上でお金を集めて、そのお金を開発費や投資に回し、商品や利益を得るスキームです。
寄付型・商品型・投資型などがあり、投資型の場合は、不動産を担保に付けて不動産会社に貸金をするものと、海外の消費者金融等に貸金をするものが多いです。大体利回りは4%~15%くらいです。

私は今まで、次の理由からソーシャルレンディングに投資していませんでした。
 ・利回りが高くてなんだか胡散臭い
 ・貸金業法の規制で投資先を開示できないので、どんな会社等に投資しているのか不透明
 ・利回りは高いけど、自分で株を運用した方が利回りがいいような気がする
 ・確定申告がめんどくさい
 ・やってる人は情弱そうなイメージ

しかし、現金比率が高まり過ぎていて、株式相場も買ってもいい水準の株を見つけられないので、ソーシャルレンディングに手を出す決意をしました。


■ みんクレ(みんなのクレジット)ショック

昨年、ソーシャルレンディングへの投資を検討した際、一際異彩を放っていたのが「みんなのクレジット」です。

特徴としては、
・高利回りで毎月配当
・融資金額の120%以上の価値を保全する担保をすべての案件に設定していると謳っている
・キャッシュバックキャンペーンで年中、大盤振る舞いをしている
・アフィリエイトのブログがやたらと多い。(米国株でいうとマネックス証券のような推奨度)

当時のキャッシュバックキャンペーンの概要はこちらで確認できます。
ただし、当時の社長の評判が大変悪く、「計画倒産屋」などと書かれているサイトもあったのが印象的でした。

その後、金融庁の行政処分がありました。
概要は、こちらのサイトに載っていますが、ざっくり書けば、
 ・価値のある担保がついていなかった
 ・貸出先が社長自身が設立したグループ企業だった
 ・投資家から集めたお金で、キャッシュバックキャンペーンをしていた
 ・ファンドの償還金を別のファンドの資金から当てていた
 ・社長が自身の借金返済に、ファンドの資金を当てていた
というものです。

ちなみに、知恵袋には先見の明のある方もいたようです。
蛇足として、ノアコイン投資というものもあるそうです。

ここから私が得た教訓は、
 ・第二種金融商品取引業の登録も、貸金業の登録も全く信用できない
 ・社長の経歴と大株主の状況は、調査必須
 ・こんな低金利の時代に、安全且つ高利回りなのは詐欺
 ・アフィリエイトやキャッシュバックが多いのは怪しい
 ・ネット上の悪いうわさを調べるのは重要
などです。

これを踏まえて、どの運営会社に口座を開くか決めました。

2017年5月1日月曜日

鎌倉新書(6184)がどんどん売れていく


■ 鎌倉新書(6184)200株売却

先月の記事で、鎌倉新書の残り400株は1500円台で売りたいと書きましたが、弱気なので、1360円台と1460円台で200株売ってしまいました。
200株で9万円ちょっとの利益で、利益率は平均で47%くらいでした。
その後、一時的に1650円近くまで上がりました。振り返ると、1100円台から売り始めているので、とても損した気分です。
残りの200株と、メタウォーター(好決算でプラ転)は自信をもって、本当に強い握力で保有していきます。



■ 株を買いたい

現時点の私の預金を含めた資産全体の株式保有比率は、とても低いです。
昨年は、NISA口座約120万円分の株しか買っていないので、それを母数にとると、鎌倉新書の400株分の利益は、10%以上にあたるので、4月にしては上出来ですが、預金も含めた全体からすると、ほとんど誤差の範囲内です。
暴落時に大量買いしようとずーっと思っていましたが、やはり保有比率が低いと、儲かっても資産の微増にしかならないので、せめて5割を目指して株を買っていこうと思います。1年で買うと失敗しそうなので、3年程度掛けようと思っています。
とりあえず、今年はNISA枠120万円で配当のある米国株を買って、他に約50万円ずつ日米問わず2~3銘柄買おうかと思います。



■ セカンダリー投資

最近、セカンダリー投資に興味があります。セカンダリー投資といっても、上場してから1~2年程度たった銘柄なので、正確には定義から外れているかもしれません。
具体的には次の銘柄を監視中です。

・グローバルG(6189)
・PXB(6190)
この2銘柄は、まだ下げ止まっていないので、半年くらい待ってから投資を検討します。

・ALBERT(3906)
ビッグデータの解析ソフトを開発・販売しているIT企業なのですが、まだ上場して1年半くらいなのに、業績が伸び悩んでいて、予想の下方修正と赤字転落という状況です。財務状況も悪く、「ビッグデータ」のテーマのブームも去りつつあります。
それでも、業績回復の兆しがあれば、短期間で株価3倍もあり得そうなので、しばらく見守っていきます。

・平山(7781)
製造請負と技術者派遣の会社です。長期のチャートを見ると、下値は限定的で、成長率はそれなりなので、買ってもいいような気がしますが、好きな業種ではないので、手を出していません。
株の流動性が低いです。

・ナガオカ(6239)
私の好きな水道関連株です。スクリーンのメーカーです。スクリーンとは、金属製のフィルターのようなモノで、例えば井戸の中にあるスクリーンは、砂は通さず、水だけを通す役割があります。
この会社の製品は、石油精製プラントと井戸で使われていますが、原油価格の低迷で、石油精製プラント向けはさっぱり売れなくなり、水道事業体も耐震化や老朽化対策に予算を振り向けるので、売上は1年で半分になりました。そして上場4年目にして大赤字です。
銀行との契約で、2年連続赤字なら、借入金を一括返済する契約なので、今年度も赤字なら、倒産の危機です。
もちろんいい技術をもっている企業なので、再生ファンドや日立造船などに買収される可能性もありますが、上場廃止リスクは高いです。東芝よりも高いかもしれません。
ただし、「超高速無薬注生物処理装置(ケミレス)」や「高速海底浸透取水システム(ハイシス)」の水処理事業が好みのド直球なので、私はリスクを覚悟で買うかもしれません。

・プラッツ(7813)
介護用ベッド業界2位です。パラマウントベッドでいい思いをしたことがあるので、この会社も気になっています。パラマントベッドよりも低価格路線です。
介護保険制度の影響をモロに受け、円安にも弱いので、業績は不安定です。
配当性向30%を目標にしていますが、株価が安いので、利回りが良く、今後も業績がよいと見込めるならば、配当目当てでもありな気がします。