2017年5月22日月曜日

数ヵ月後の理想のPF



最近投資欲が結構あるので、何でも買いたくなってしまいますが、他のブログで、「銘柄分析はしなくていい!」という記事をちらほら見かけたので、ここ数年は何を買っても上がるので、市場参加者の気が大きくなってきているような気がして、少し買うのに躊躇してしまいます。

安くなったら買おうと思ってる銘柄も含めた数ヵ月後の理想のポートフォリオは次のとおりです。(このブログ開始前からの日本株・REITとクラウドクレジットの持分を除く。)


9551 メタウォーター
 現在200株の保有で、約58万円の時価ですが、この銘柄には中期(数年)で自信があるので、500株くらい追加購入して、約200万円くらいまで買いたいと思っています。理想は平均取得価格2750円くらいです。


6184 鎌倉新書
 安値で400株売ってしまったので、買い増すつもりはありません。900円台で買いましたが、現在株価は1500円を超えていて、200株の時価は30万円以上ありますが、当面売るつもりもありません。


6239 ナガオカ
 先月見つけた水関連銘柄です。今のホルダーの多くは、この会社が東京都水道局と共同開発した「ケミレス」で、豊洲市場の地下の地下水対策を受注することを目論んでいるようです。
しかし、汚染水対策の技術を持っているのは、世界でこの会社だけではないので、受注できないことが確定してから買っても遅くないと思っています。もし、受注できたら、株価が何倍かになるかもしれませんが、その後、1年くらいして熱が冷めてから買いたいです。
もし640円以下で買えるのであれば1000株以上、さらに、「継続前提の疑義注記」が解除される確信が持てたら、100万円分以上は持っておきたいです。

水事業では、地下水を効率的に取水する技術・製品やヒ素・鉄・マンガン・アンモニア態窒素等不純物の含まれた地下水を薬品で処理するのではなく、空気を用いた接触酸化と生物処理だけで、超高速で取り除く水処理装置“ケミレス”を提供しています。“ケミレス”は、「地球環境にやさしい技術・製品」として評価され、世界中に広まりつつあります。また、地下水に含まれる揮発性有機化合物、遊離炭酸を除去する“エアシス”を東京都水道局と共同で開発し、土壌汚染対策用に応用した製品が、ベンゼン除去対策用として初受注に至りました。

http://www.nagaokajapan.co.jp/company/greeting.html


6370 栗田工業
 超純水供給装置・薬品のメーカーです。今まで、水道以外は興味がありませんでしたが、最近気になるようになりました。この会社の魅力はなんと言っても、日本企業にしては大変めずらしく、経営者が株主の方向を向いて経営をしていることです。まるで米国企業です。
12期連続増配中で、自社株買いにも積極的です。さらに、1986年から1度も減配していません。(参考:配当政策)(ただし、最近は中期と期末でそれぞれ1円増配中。)
米国の連続増配株が好きな人なら、気に入る人も多いと思います。
IRページも日本企業としては充実しています。 http://ir.kurita.co.jp/

しかし、この会社の最大の問題点は、業績が伸び悩んでいることです。配当性向も会社側が示す上限の50%に近いので、今後どれだけ増配記録を伸ばせるか分かりません。
ちなみにこの会社も、土壌浄化技術を持っています。
今は自社株買いの効果で(?)上がっているので、(落ちてこなさそうですが)今年1月の年初来安値近くの2500円付近で50万円分くらい購入したいです。


3649 ファインデックス
 先日買った医療系IT企業です。現在ささやかながら含み益ですが、数ヵ月後でも持っていると思います。ただし、思い入れはないので、+20%くらいになったら売ってしまうかも知れません。


7813 プラッツ
 これも先月見つけた会社で、介護用電動ベッドの製造・販売をしています。
株価3100円くらいのときに、3000円を割ったら買おうと思っていましたが、その数日後には4500円を超えてしまいました。材料は、中国の高齢者施設での受注が上手くいったことと、介護保険制度の改正で、全額自己負担にはならなかったことらしいです。
今の株価も決して高くはないと思いますが、大きな窓を開けているので、じっくり待って、3000円近くで100万円分くらい購入したいです。


2049 NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETN(XIV)
 元々恐怖指数(VIX指数)のことは知っていました。ETFでは1552の国際のETF VIX短期先物指数があります。チャートを見る限り、これを買う人は、気が狂っているとしか思えません。
VIXとはざっくり言うと、相場が不安定になると価格があがる商品で、XIVはその逆の値動きをします。要するに相場が平穏なら価格があがります。
VIX先物ETFは商品設計上、必ず長期で価格が下がる性質があります。XIVはその逆なので、何もなければ、自然と価格が上がっていきます。ただし、前日終値との比較で1日で80%以上下げると、強制的に償還されるというリスクがあります。そうなれば、大損が確定します。たぶん数十年に1度のリスクです。
VIXについては、このブログが詳しいです。

5/18(木)には前日比-11%程度になりました。これはトランプ大統領の弾劾の可能性が出てきたことによるものです。
数週間程度、様子を見て、上昇基調に戻るのであれば、10万円程度の少額で買ってみようかと思います。


GOOG アルファベット
 1ドル103円よりも円高になったら、ドル転して購入したいです。配当がないので、外国所得税を取り戻したりする手間がないのがいいと思います。