2017年9月2日土曜日

オリジナル設計(4642)は買っていいのか


108円台でドル転を狙っていましたが、目を離した隙に110円台になってしまい機会を逃しました。未だに約15万円分のドルで米国株を購入していません。絶対に今買いたいという銘柄もないので、しばらく追加のドル転を待ちます。


今週は一切売買をしませんでした。そして、ナガオカ(-7%)の含み損以外は、全銘柄が含み益の状態になりました。ナガオカもそのうちプラ転するだろうと楽観視しています。


今年のNIAS枠120万円分をすべて上下水道コンサルタントのオリジナル設計(4642)で埋めようと思い、約半分まで買いましたが、相場の格言に反していないか考えてみました。



○格言
お気に入りの会社を見つけたら、その会社の存在を脅かすようなライバル会社を買え

→同業他社はいっぱいあります。NJS(旧日本上下水道設計)、日水コン、三水コンサルタントなど。総合建設コンサルタントも含めると、オオバや大日本コンサルタントなど。
その中で上下水道分野専業で上場しているのは、NJS(2325)とオリジナル設計(4642)のみだと思います。
 どこもやってる業務は似たようなものなので、小売業に対するアマゾンのような強力なライバル企業は存在しません。

NJS        時価総額約140億円
オリジナル設計 時価総額約38億円

NJSの方が東証一部銘柄として、安心感はありますが、低時価総額だからこその伸び代がオリジナル設計にはあると思っているので、オリジナル設計を選んでいます。
けれど、浮気してNJSも買ってしまうかもしれません。



今後10年間市場が閉鎖しても喜んで持ち続けられる株(売る必要のない企業)だけを買いなさい

→下水道事業への公営企業会計適用や、資産管理や施設台帳の整理・電子化など、今後数年は情報処理に強いオリジナル設計にとって特需のような状況がくるのではないかと期待しています。
10年はわかりませんが、とりあえずNISA期間は持っていられる自信があるので、いいとしましょう。ただし、水道法の改悪と不祥事の発覚には要注意だと思っています。



安値で程々の会社を買うよりも、程々の価格でいい会社を買う方がいい

→上下水道コンサルタントの2社ともに、業務内容がシンプルで理解でき、ある程度近い将来の業界の未来は明るいと思っているので、どちらも「いい会社」だとは思います。
NJSも談合がバレて、指名停止処分を受けましたが、それでもいい会社だとは思います。しかし、伸び代で言ったらオリジナル設計の方がいいと思っているので買いました。

オリジナル設計は2012年5月のアベノミクス前には101円をつけているので、そこから約5倍になっています。それでも割高感はありません。




上下水道コンサルタントの役割とオリジナル設計のことを軽く調べるなら、次のページがオススメです。

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