2018年4月7日土曜日

浄化槽ビジネスの未来は明るい気がする


汚水処理には下水道、農業集落排水、浄化槽の3つの方法があります。

それぞれの特徴は次の通りです。
(1)下水道は、市街地など、人口が密集した地域に適しています。
(2)農村下水道(農業集落排水施設)は、農村地域で、集落ごとに整備することが効率的な地域に適しています。
(3)浄化槽(合併処理浄化槽)は、家々が離れていて、汚水を集めるよりも、一軒ごとに処理した方が効率的な地域に適しています。
埼玉県HPから引用)

今までは下水道に接続させる流れでしたが、人口減少による人口密度の低減の流れの中では、下水道だと管路が伸びてしまい非効率なため、各家庭の庭などに設置する浄化槽の普及が積極的に推進され、浄化槽メーカーなどは恩恵を受けると思います。

なお、農業集落排水を新規に実施するには、次のハードルがあるため、あまり普及は進んでいません。
1.農業振興地域内の集落であること
2.集落のほぼ全員が事業実施に同意していること
3.原則として、周辺農地の基盤整備が形成されていること
4.原則として、受益戸数の半数以上が農家であること
5.原則として、上水道が普及していること
東金市HPから引用)

また、下水道は一般会計からの繰入金でなんとか黒字を保っている自治体が多いですが、施設の老朽化と人口減少で、現状維持では立ち行かなくなる可能性が高いと思います。
ちなみに、下水道は民間委託の流れが進んでいて、メタウォーターと水ingとヴェオリアがいい位置にいると思います。

さらに、平成12年に浄化槽法が改正され、単独処理浄化槽(し尿のみを処理)の新規設置が禁止され、合併処理浄化槽(し尿と生活雑排水を併せて処理)への転換が必要ですが、平成27 年度末時点で、まだ約412 万基が残存しているため、ここもビジネシチャンスだと思っています。

浄化槽の欠点としては、設置費用が高いことと、維持管理費が高いことです。そこで、普及を推進するために、市町村や国が助成金などを出しているので、多少は設置しやすい環境だと思います。また、維持管理費が高いということは維持管理をする企業側からみると、景気に左右されにくいストック型ビジネスと見ることができます。

これは息の長いテーマだと思っていますが、結局銘柄としてはどこなのかというと、調べた限りでは、ダイキアクシス(4245)しか選択肢はないのではないかと思います。(他にも2銘柄ほどありますが、浄化槽の売上比率が低すぎる企業と、万年赤字企業です。)しかし、2016年10月頃までは500円未満だった株価が、ほぼ右肩上がりで今では3倍を超える値がついています。投資家にはインドネシアなどの海外事業の成長期待で買われているようです。さすがに買えないので、次の暴落まで待ちたいと思っています。


【参考資料】
環境省浄化槽推進室 PDF
1.浄化槽の設置整備・維持管理の現状
2.平成29 年度整備関連予算について
3.浄化槽の普及促進に向けた取組
4.単独処理浄化槽の合併処理浄化槽への転換について
5.浄化槽の維持管理の強化等について


◇乃木坂
案の定、生駒さんの日本武道館での卒業コンサートの2次応募に落選しました。もうモバイル会員を辞めました。一般で買えるか分かりませんが、ライブビューイングをどうするか迷っています。

人生初握手会として、幕張メッセの20thの全国握手会で西野七瀬さんに会いに行こうと思っています。西野七瀬さんは出ませんが、6月に東京ビッグサイトで行われる個別握手会にも申し込みました。
けれど、喋りたいネタも無いので困っています。当日までに思いつく気がしません。

去年乃木坂のファンになる前は、握手会にいくようなアイドルオタクは気持ち悪いと思っていましたが、まさか自分が行くことになるとは思いもよりませんでした。人生分からないものですね。