2024年8月25日日曜日

Re:ゼロから始める投資家生活

7年間続けてきたボラティリティ・ショート戦略から完全に足を洗ったので、心機一転、ゼロから株式投資をやり直そうと思います。
ゼロからとは言っても、ゼロ円から給与投入だと時間が掛かり過ぎるので、3,000万円からリスタートします。

仕事を辞めるつもりはないので、特に目標はありませんが、なんとなく考えている最終目標は「年間数百万円の配当金収入があって、無駄遣いしても資産が減らない状態」です。
資産1億円あれば、配当利回り3%でも額面300万円が入ってくるので、そこを一つの目標にして、追加入金なしで目指してみます。

期間は決めません。
年40%を目指ざしたVIXショートのような過度なリスクを取らず、年6~10%くらいを目指して運用します。(年6%なら21年、年10%なら13年で達成)

現在のポートフォリオ



iS米国債20年超ETF(為替ヘッジあり)(2621)は、旧NISA分以外は売却して、20年超米国債ブル3倍ETF(TMF)のCFDに乗り換えました。TMFの円グラフは拘束証拠金(必要+任意)の金額です。レバ2.3倍くらいにしています。
「二度に買うべし 二度に売るべし」の格言に従って、まだ半分も買っていません。残りは9月のFOMCが終わってからにするつもりです。

このTMFで500万円の利確をして、損失繰越を一掃するのが今年の夢です。(残り4か月で50%の利益を目指すのは、VIXショートのリスクとあまり変わらない気が…)

オルカンはNISA枠で毎月30万円積立投資しています。
5年後には、NISA枠の1,800万円はほぼオルカンになる予定です。

TMFの金利調整額を4,000円/日くらい取られてるのが地味痛いです。
9月に残りを買って年末まで持つと、金利調整額だけで120万円くらい取られると思います。TMF側でもレバ3倍のコストを払っているので超高いです。金利のある世界では、レバレッジなんて掛けちゃダメですね。


ちなみにTMFは入金額ベースで計算していて、現在含み損のため「約」3,000万円と書いておきました。


投資と全然関係ありませんが、ブログに画像を貼り付けられるようになりました。
不具合中に色々いじっていたら、過去にブログの背景にした画像がすべてデータとして残っていて、懐かしい気持ちになりました。一部貼っておきます。











2024年8月18日日曜日

日経平均VI先物から撤退します


先々週の日経平均VIショックは、数十万の損失で済みました。しかし、その損失で2023年以降の累計の先物損益がマイナスになりました。

もう日経平均VI先物から撤退します。

「儲けられないから」という単純な理由ですが、言い訳を追加しておくと
・出来高が少なすぎて、シミュレーション通りに取引出来ない
・日経225オプションの出来高も少なく、日経平均VIが突拍子もない動きをするので、システムトレードするのは怖いが、手動取引すると欲と恐怖で損する
・東海地震が起きて日経平均VIが暴騰するリスクを負いきれない
という3つです。

言い訳ですが、マーケットメーカーは相場急変時にいなくなるし、板の薄さは名証レベルです。市場参加者が少なすぎて日経平均VI先物には「価格発見機能」がないと思います。


●ボラティリティでの損失の歴史

今までボラティリティをショートして、いくら損したんだろうと思って、少し振り返ってみました。
こういう時にブログがあるといいですね。

1 VIXショック

VIXを知ったきっかけは、たしか映画『マネー・ショート華麗なる大逆転』だった気がします。
VIXが平均回帰するなら、儲けるのなんて簡単だと思いましたが、VIXは指数なので直接売買できないことを知り、いろいろ調べてroom5110にたどり着きました。

そして、VIXインバースETN(2049)に手を出し、一時は好調で、積立投資なんてしてました。
今見返すと、ポートフォリオが厳選されてていい感じですね。銘柄も2049以外はそんなに悪くありません。

この頃に2049ではなく、仮想通貨を買っていれば、今頃 億り人だった可能性もあります。

その後、2018年2月のVIXショックに伴う2049の早期償還で一晩で150万円損しました

今考えたら、ボラティリティのショートを積立投資するなんて、宝くじ銘柄とか言ってた人に煽られてた人達と同じくらいアホですね。


2 コロナショック

感性による売買だと再現性がないので、統計的に勝てるトレードを模索するために、room5110の影響でVIX先物の売買シミュレーションをした結果、年利40%程度いけたので、GMOクリック証券でVIX関連のCFDに手を出すようになりました。


3 日経平均VIショック

その後、GMOクリック証券でVIX関連のCFDの取引制限が厳しくなり、売買できなくなったので、2022年末にVIXショート出来ないなら日経平均VI先物を売ればいいじゃないと日経平均VI先物のシミュレーションをして、同じく年利40%越えの取引手法を見つけて売買していましたが、結局損して終わりました。



このほかに日常的な利確と損切があったので、トータルでいくら損したか分かりませんが、ざっと感覚的に700万円くらい損したんじゃないかと思います。

ボラティリティの売りで継続的に利益を出すのは、現実的ではないという結論にたどり着きました。オプションとの組合せが必須だと思います。
もうVIXそのものから手を引きます。聖杯のように見えて、沼でした。
700万円あったらレクサス買えたなあ。



●損失繰越

もったいないのは、今年の12月で期限が切れる475万円くらいの損失繰越です。
損失繰越中の所得税の区分は「先物取引に係る雑所得等」なので、FX、国内先物、CFD、オプションと相殺できます。
今からFX、先物、オプションに手を出すのは大損する未来しか見えませんが、見つけてしまったんですよ。
GMOクリック証券のCFDで「Direxionデイリー20年超米国債ブル3倍ETF(TMF)」が取引できることを。

ただ、米国金利は去年から下がる下がると言われて、結局下がってないんですよね。インフレ鈍化+雇用悪化=金利低下という見込みですが、全然雇用悪化が来てくれません。
それでもTMFはデュレーション※が50%を超えているので、金利が4%から3%になるだけで、十分儲かります。
※金利が1%変化したら、価格が何%変化するか

皮算用としては、年末までの残り4か月で金利が0.25%下がるとすると、為替一定の場合、4,000万円のポジションを持てば、約500万円の利益になるはずです。
GMOクリック証券ではレバレッジ5倍なので、800万円でいけます。

●定期預金

久々に銀行口座を見たら、定期預金の金利が1年モノで0.35%になっていました。0.03%で普通預金に預けておくのももったいので、使う予定のない預金で定期預金を組みました。
 

2024年8月7日水曜日

日経平均VI指数の不具合

昨日の日経平均VI指数は変な動きをしていました。
Bloggerの不具合でチャート画像を貼れないんですが、短時間(数十秒~数分)にVI指数が50付近と40付近を何度も行ったり来たりしていました。


調べてみると日経225オプションの板がスカスカの状態で取引されていたので、少数の取引が日経VIを短時間で変動させていたようです。

2018年のVIXショック時には、VIX指数を意図的に動かしている機関投資家がいるという告発がありましたが、オプション市場の規模が小さい日経平均VIなら意図的に動かせそうですね。

自動売買(アルゴリズムトレード)のトリガーの一つに日経平均VI指数を使う予定ですが、変な発注をしてしまいそうで、危険だと思いました。


今朝時点のVIXは27、日経平均先物は前日15:15比で-2%(-1,000円)ちょっとなので、だいぶ落ち着いてきました。2番底に向かうのかは分かりませんが、今週金曜日はSQがあるので、まだまだ荒れるというのが多くの投資家の見方のようです。


喉元過ぎれば熱さを忘れるじゃないですけど、私は既に日経平均VI先物のショートポジションを軽くしたので、2番底もどんとこいという気分です。


ただし、日経VI先物8月限の最終取引日が来週に迫っているので、その日までに下がると自信を持てなければ、8月限ではポジションは持ちません。やるとしたら、9月限ですね。

2024年8月6日火曜日

人生初の追証!

100万円超の追証になりました。

昼頃に相場の存在を思い出し、アプリで見てみたら、既に月収3か月分くらいの含み損でした。損切りするか迷いましたが、放置した結果、14時過ぎに見たときには、含み損率が-90%を越え、2018年に早期償還したVIXインバースETN(2049)のような状態でした。

そこで、さらに上がる場合に備えて、日経平均VI先物をショートを1枚返済、1枚ロングしました。

それと同時に証拠金を手厚くするためにauカブコム証券で持っていた分のiシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり)(2621)を売却しました。金利上昇で一時は-10%くらいまでいきましたが、-1%くらいの含み損まで回復していたので、ほぼトントンで現金化できました。


その後は、損切りする勇気もなく、買建てする勇気もなく、ずっと放置していたところ、夕方に日経VI先物のVaR証拠金が更新されて、売り1枚につき必要証拠金354,000円という驚異的な金額となったため、人生初の追証となりました。何やってるんでしょうね。

NISA用に入金していた約200万円と2621の売却資金を先物口座に振り替えたので、とりあえず今は大丈夫です。


問題は、これからどうするかです。

日経VIは昨日の15:20時点で70になっていますが、昨夜の米国市場は思ったほどパニックにならず、今朝時点のVIXは38です。



思ったよりVIXが上がらなかったので、今日の日経平均VI先物の始値は、そんなに上がらない気がします。

今はどう考えても売り時ではないので、とりあえず全決済して、約100万円の損失を確定させるのが最善の道な気がします。一晩で約550万円失ったコロナショックに比べれば、3日で100万円なら可愛いものです。

売り時になったら、追加入金して大きくショートすれば、この損失は十分取り返せると思います。(ギャンブラーの危ない発想)


なんで毎回、相場暴落の入り口のところでボラティリティをショートしてしまうんでしょうね。だいぶ反省が必要です。

2024年8月4日日曜日

大損の季節


木曜日の夜に日経平均VI先物の売建て(ショート)の指値をしていたところ、金曜日の朝、約定していました。
夕方に気づいた時には、月収くらいの含み損になっていました。

前日の夜に発注すると、翌朝までに米国市場が崩れた場合に朝一で不利な価格で約定してしまうため、今後は米国市場の結果を見てから発注しないとダメだと勉強になりました。しかし、始値・高値・安値・終値データしかもっていないので、始値時点で指値を出していないと、シミュレーションできないんですよね。

先物を裸で売っているので、コロナショックの時みたいに日経平均VI先物の期近の価格が突然90などになったら、追証で数百万円の損失です。

このまま静観するか、今すぐ損切りすべきか、同数を買建て(ロング)して今後の上昇は相殺すべきか迷っていますが、シミュレーション上は大丈夫なはずなので、たぶん放置です。

今回も高い勉強代になりそうな悪い予感がしています。
さすがにもうボラティリティの売りなんて止めて、インデックスの積み立て投資に一本化した方がいい気がします。まあ、やめられないんですけどね。