前回残った銘柄から、「事業内容をよく理解できない会社」を削っていきます。
○製薬・バイオ
イルミナ(ILMN) -参考
遺伝子変異や生物機能を大規模分析する総合システムの開発、製造、マーケティング、販売会社。ゲノムシークエンスや遺伝子型判定、遺伝子発現、分子診断などの遺伝子解析ソリューションの提供を行う。
メディベーション(MDVN)
調べたところ、ファイザーに買収されることが決定しているようなので、投資対象外。
リジェネロン・ファーマシューティカルズ(REGN)
重症疾患に使われる医薬品の発見・発明・開発・生産・商品化を行う統合型のバイオ医薬品会社。平成23年12月31日現在、同社はEYLEA(aflibercept)皮下注射薬及びARCALYST (rilonacept)皮下注射薬という2種類の市販薬品を有している。
ユナイテッド・セラピューティクス(UTHR)
慢性と命にかかわる症状を持つ患者の満たされていない医学的ニーズに応じた薬剤の開発・商品化に従事するバイオ企業。同社の治療薬品と薬品候補はプロスタサイクリン類縁体、ホスホジエステラーゼ5(PDE-5)阻害薬、モノクローナル抗体(MAb)、糖鎖に関連した抗ウイルス剤、細胞療法及び移植のためのエンジニア肺と肺組織を含む。
○金融系IT
フリートコア・テクノロジーズ(FLT)
北米、中南米、欧州、豪州、ニュージーランドなどで、企業、商業、石油会社、石油販売業者、政府機関への燃料カードや給与支払いなどのサービスを提供。おもにガソリン・食品購入時や、宿泊費用、通行料、運賃などの支払時にクレジットカードのように機能する決済サービスを提供する。
○IT
セールス・フォース・ドットコム(CRM)
説明不要。
グーグル(GOOG)
説明不要。
エリー・メイ(ELLI) -参考
住宅ローン業界向けのオンデマンド自動化ソリューションの提供を行う会社。同社は住宅ローン発行者の中核オーペレティングシステム発行者として運営する、または顧客関係管理、ローン発行及び企業経営に広がるソフトウエアアズアサービスモデルを利用して、エンドツーエンドソリューションを提供する。
網易(ネットイーズ) ADR(NTES) -IR
オンラインゲームサービス、広告サービスと電子メール、無線付加価値サービスとその他という3事業を通じて運営。
タイラー・テクノロジーズ(TYL) -IR
地方政府を中心とする公共部門向けに、統合情報管理ソリューションとサービスを提供。
歓聚時代(ワイワイ) A ADR(YY) -IR
音声、テキストとビデオを介して、ユーザーにオンライングループサービスを提供する通信ソーシャルプラットフォーム。
マンハッタン・アソシエイツ(MANH) -日本語公式サイト
サプライチェーン・ソフトウェア・ソリューションの配備・実装を行い、企画から実行までのサプライチェーン操作を支援。
2U(TWOU) -IR
高品質の学位プログラムとコースを、インターネットを通じて学生に提供。同社の学習プラットフォームは、全ての学生や教員の学術的、社会的相互作用のためのハブとして機能する。
○EC
アマゾン(AMZN)
説明不要。
○食品
カルメイン・フーズ(CALM) -IR
米国の殻付き卵の生産・販売業者。同社は殻付き卵の生産、格付け、包装、マーケティング及び流通を主要事業とする。同社はその殻付き卵の大部分を米国の南西部、南東部、中西部及び中部大西洋地域において販売する。
○ホテル予約サイト
プライスライン・グループ(PCLN)
オンライン旅行会社であり、顧客向けに「Booking.com」、「priceline.com」及び「Agoda」というブランドを介して世界中の295000軒以上のホテルへの客室予約サービスを提供。
○半導体
スカイワークス・ソリューションズ(SWKS)
アナログ半導体を生産する会社である。同社は自動車、ブロードバンド、携帯電話インフラ、エネルギー管理、全地球測位システム(GPS)、工業、医療、軍事、無線ネットワーキング、スマートフォンおよびタブレット用途をサポートする特注リニア製品の提供を行う。
○自動車
テスラ(TSLA)
説明不要。
○精神病
アカディア ヘルスケア(ACHC)
入院患者行動医療施設やその他行動医療業務の取得・開発をビジネス戦略とする。同社は、急性入院精神科と専門施設、レジデンシャル治療センター、外来患者コミュニティベースのサービス、及びその他行動サービスを提供する。
よく理解できないバイオ3社が消えましたが、まだ16社残っています。
これからも急成長が続く会社を選びたいので、次は「成長の源泉がよくわからない会社」を削りたいのですが、基本的にどの会社もわかりません。
グーグル・アマゾン・プライスライン・テスラ・セールスフォースは、実際にサービスを使ったことがある/見たことがあるので、「ニーズにあったサービス(物)を提供しているから伸びる」ということが理解できますが、他は競争優位性などが想像できません。根本的に英語力不足です。
フリートコア・テクノロジーズ(FLT)は、北米、欧州、アフリカ及びアジアにおける商船会社、石油会社、石油販売会社を対象に専門的な決済プロダクト・サービスを提供する企業なのですが、なぜこんなにも急成長しているのかよくわかりません。過去3年平均の売上高と営業利益の成長率は、それぞれ28%と21%でした。
投資家失格かもしれませんが、
アニュアル・レポートはそっけなくて読む気がおきません。成長の源泉を理解できるようになるまで、この銘柄は候補からはずします。
網易(ネットイーズ)については、
ここにファクトシートがあります。これによると、とにかくモバイルゲームで急成長中の会社のようです。中国最大のポータルサイトとEメールサービスを運営しているので、Yahoo!Japanのような会社でもあるようですが、今後の成長を牽引していくのは、やはりゲームなのでしょう。テンセントのゲームで急成長しましたが、少しゲームだけでは心配です。
タイラー・テクノロジーズ(TYL)の
アニュアル・レポートは読む気にさせてくれます。
歓聚時代(ワイワイ)の成長戦略は
ここに載っています。ゲーム一本足打法のネットイーズよりも動画があるワイワイの方が、成長が続きそうな気がします。
2U(TWOU)の
アニュアル・レポートはここに載っています。短くて読みやすいです。2008年創業、2014年上場で、よく言えば伸びしろがあるし、悪く言えば実績がない会社です。未だ赤字の段階です。ただし、個人的にはどこまでオンライン大学がはやるか少し疑問です。
カルメイン・フーズ(CALM)は、鶏卵相場と穀物相場と株価の相関関係が気になるところですが、IRページを見ても良くわかりません。しかし、ビジネスモデルのシンプルさにとても心惹かれます。
ここにきて、調べるのが飽きました。もう15銘柄の中からチャートだけ見て決めようかな。